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今年度補正予算案 きょう成立へ
1月20日 4時03分

「一億総活躍社会」の実現に向けた対策などを盛り込んだ、一般会計の総額が3兆3000億円余りとなる今年度の補正予算案は、20日の参議院本会議で採決が行われ、与党などの賛成多数で可決・成立する見通しです。
今年度の補正予算案は、一般会計の総額が3兆3213億円で、「一億総活躍社会」の実現に向けて、所得の低い高齢者に対する1人3万円の臨時給付金や、TPP=環太平洋パートナーシップ協定交渉の大筋合意を受けた農林水産業の競争力の強化策などが盛り込まれています。
補正予算案は、19日の参議院予算委員会で採決が行われ、自民・公明両党に加え、日本のこころを大切にする党、新党改革の賛成多数で可決されました。
補正予算案は、20日午前開かれる参議院本会議で採決が行われることになっていて、与党などの賛成多数で可決・成立する見通しです。
これを受けて与党側は、新年度、平成28年度予算案が国会に提出される21日、衆・参両院の本会議で、安倍総理大臣の施政方針演説など政府4演説を行ったうえで、来週、各党の代表質問を行い、速やかに予算案の審議に入りたい考えです。
こうしたなか、自民党内の8つの派閥の会長が、19日夜会談し、ことし夏の参議院選挙をにらみ、景気回復を国民に実感してもらうための取り組みを進める必要があるとして、平成28年度予算案の早期成立を目指し、結束して対応していくことで一致しました。

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