Written by Jun Fukunaga

DAWを使ってダンスミュージックを制作することは、ここ数年の機材の進化により入門するための敷居が下がり、以前のミュージシャンがハード機材を使って制作を行っていた時代に比べ、初心者が気楽に楽曲制作を始めやすくなったということは間違い無いだろう。

しかしながら、敷居が低くなったとはいえ、機材うんぬんより、基本的な音楽知識がなくては、曲を作ることが出来ない。単音のフレーズや、サンプリング主体で制作を行うというのも趣味の範疇なら十分だが、どうせ作るなら、流麗なピアノフレーズや、派手なシンセコードリフを作ってみたい。でもコード進行の知識がない。どうしよう。。。といった問題を抱えている人にとって今回紹介するキーボード”ChordBot”は非常に興味深い機材となるはず。



この”ChordBot”は端的に説明すると誰でも簡単にコードが作れるMIDIキーボードだ。左の丸い”m7”などと書かれているボタンと右の鍵盤を同時に押すことでコードを生成することが可能で、左上のパッドに作ったコードをメモリすることが出来るという代物。

これを使えば、動画のようにビートに合わせてメモリしておいたパッドを叩けば、前述のようなピアノフレーズや、派手なシンセリフも実際に知識や、演奏スキルがなくても簡単に作れてしまうというわけ。

DTMを始めたてで知識がない、またもっと複雑なコードを使いたい、そんな人にとってこの”ChordBot”はDTMにおける強い味方になること間違いナシ！

こちらは現在開発元のISLA Instrumentsが製品化のためにクラウドファンディングを来月半ばから始めるそう。1000パターンのコード生成が可能でUSB、bluetooth対応でのDAWとの接続が可能な”ChordBot”。

気になる人は詳細を下記リンクでCheck!



http://www.islainstruments.com/
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