カレーハウスCoCo壱番屋を運営する壱番屋は19日、廃棄したビーフカツなどを産業廃棄物処理業者のダイコーが不正に転売していた問題(関連記事)について、再発防止策を発表しました。
ダイコーは多くの自治体から産業廃棄物を取り扱う業者として許可を受けており、大手食品メーカーとの取引実績などから壱番屋が長年の信頼を置いていた取引先。壱番屋でも産業廃棄物関連法令に則って、廃棄物処理場への年1回の立ち入り確認などを行ってきました。
今回の事件が発覚したことで、ダイコーとの取引は即刻停止に。今後は製品そのままの形で廃棄するのではなく、包材から取り出して堆肥の原料に混ぜるなどの対応を行い、やむを得ずそのまま廃棄する場合は工場排出から処理までに壱番屋社員が立ち会い、確実に処理されたことを確認するとのこと。また、新たな産業廃棄物処理業者についても慎重に検討を進めていくとしています。
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