経営のトピックス-PR-
マイナンバーの「住基ネット中継サーバー」で障害、カード発行処理が一部停止
マイナンバー制度の関連システムを運用する地方公共団体情報システム機構(J-LIS)は、2016年1月18日と19日にシステム障害が発生し、一部の自治体(市区町村)で個人番号カード発行などの業務が滞ったと発表した。
J-LISの説明によれば、障害が発生したのは18日15時40分頃から19時頃と、19日8時30分頃から8時50分頃。この時間帯に、既存の「住基ネット(住民基本台帳ネットワークシステム)」と、マイナンバー制度運用のために新たに構築した「カード管理業務サーバー」の間を中継している「住基ネット中継サーバー」2台のうち、2号機の動作が不安定になった。
さらに正常稼働していた中継サーバー1号機への処理振り分けが適切に機能しなかった。このため、自治体側からのカード管理業務サーバーへの接続数が上限に達し、一部自治体からのカード発行処理要求を受けられなくなった。
J-LISは19日12時20分に、動作が不安定だった中継サーバー2号機をシステムから切り離し、1号機のみで処理するようにしたところ、全体が正常化した。2号機の動作が不安定になった根本的な原因については調査中だとしている。
J-LISでは1月13日にも中継サーバー1号機の動作が不安定になる障害が起きている。このときは1号機の暗号化装置に不具合が見つかり、部品を交換した。18~19日に起きたシステム障害との関連については現時点では不明だという。
最新ニュース記事一覧へ >>
- [データは語る]2019年には個別設計サーバーの出荷台数が10万8000台、363億4000万円市場に―IDC (2016/01/19)
- デル、4Kタッチディスプレイを搭載した12.5型タブレットPC (2016/01/19)
- TED、F5の「BIG-IP」保守サービスに上位版、想定外の障害にも24時間体制で対応 (2016/01/19)
- ソースネクスト、Windows 10に対応したファイル圧縮・解凍ソフト最新版 (2016/01/19)
今週のトピックス-PR-
ITpro Special
What's New!
Pick Up!
- せっかくのタブレットが使われない理由とは
- これからのWAF/DDoS対策の形とは?
- 人工知能で進む人の言動・感性の理解と活用
- オンプレミスかクラウドかで迷ったときは?
- なぜ現場はIT部門に期待しなくなったのか
- 味の素や熊谷組に見るクラウド化のポイント
- ワークスタイル変革/成功と失敗の分かれ目
- 富士通≫社内システム完全クラウド化の挑戦
- モバイル時代のワークスタイル変革とは?
- 機内モードでもスマホを使い倒す方法とは
- APIをビジネスに役立てるためのヒント
- 2016年サイバー脅威を予測した結果、、、
- サイバーテロ対策フォーラムReview
- ベンダーに訊く、IoT時代のICTの役割とは
- 待ったなし! 働き方の再定義
- “アイデアエコノミー”の時代がやってきた
- 変化に強い企業システムを作る方法とは?
- スペシャリストが教えるマイナンバー対策
- 池澤あやかがIBM Bluemix Watson APIを学ぶ
- 次世代クラウドでシステム開発を高速化!
- オートデスク製品が新ライセンス体系に移行
- ソフトバンクのクラウドはなぜ評価される?
- AWSもAzureも!クラウドをまたぐデータ共有
- 競争力を生むデジタル時代のICT基盤とは?
- 安くて使いやすいIoTプラットフォーム
- ビッグデータはクラウドで操る!
- IBM、SAP S/4HANAとの連携を強化
- 10億円のコストを削減したIoTの活用事例は
- 注目の既存資産活用事例と最新COBOL技術
- 「クラウドインテグレータ」へ舵を切れ
- NECレノボ、未来に向けたデジタル推進戦略
- デジタル変革に向けた次世代基盤構築を支援