【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表を務める黄浚局(ファン・ジュングク)外交部朝鮮半島平和交渉本部長が18日、北朝鮮の4回目核実験への対応を協議するため、ロシアに出発した。19日午前(現地時間)、モスクワでロシア首席代表のモルグロフ外務次官と会談する。
双方は国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議案などについて議論する見通しだ。韓国側は安保理常任理事国のロシアに対し、強力で包括的な決議を採択できるよう協力を求めるとみられる。
北朝鮮の核実験実施を受け、13日には韓国と米国、日本による6カ国協議代表会合、14日には韓国代表と中国代表による会合が行われており、今回の会談で北朝鮮を除く6カ国協議参加国の話し合いが一段落する。
一方、ブリンケン米国務副長官は19日、韓国を訪問する。外交部の林聖男(イム・ソンナム)第1次官と会談し、北朝鮮の核実験への対応などについて意見交換するとみられる。両氏は16日、東京で開催された韓国と米国、日本による外務次官級協議で個別会談を行っている。