【ソウル聯合ニュース】韓国観光公社が18日、日本人観光客に向けにタンチョウ観測の旅行商品を企画したと発表した。2月末までの冬限定商品。
タンチョウは韓国で天然記念物に指定されている絶滅危惧種だ。冬に韓国北部の江原道鉄原郡の、南北軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)に飛来する。
この旅行商品はソウル発の日帰りコースで、ソウルとDMZを結ぶ列車、DMZトレインを利用する。京元線終点の白馬高地駅(鉄原郡)に到着後、専用バスに乗り換えてタンチョウやマナヅルなどを観測する。
昨年末には韓国在住の日本人ブロガー30人を招き、モニターツアーを実施している。
観光公社はこの商品が日本人から高い関心を集めるものと期待する。DMZ安保ツアーと野鳥観測ツアーを組み合わせる試みになるとした。