ソウルの地下鉄、駅出入り口から10メートル以内は禁煙に

4月から施行
最高で10万ウォンの過料

 今年4月からソウル市内を走る地下鉄の全ての駅を対象に、地上の出入り口から周囲10メートルが禁煙となる。またソウル市中心部の世宗大路に面した歩道も全面禁煙となる。

 ソウル市17日、市内にある地下鉄の駅出入り口1662カ所周辺と世宗大路(光化門-ソウル駅)を4月から禁煙にすると発表した。これまで一部の区が条例で地下鉄の駅出入り口周辺を禁煙にするケースはあったが、昨年末にソウル市議会で提出された「間接喫煙被害防止条例」の改正案が市議会で可決されたことを受け、ソウル市内を走る地下鉄の全ての駅出入り口周辺が禁煙となった。

 禁煙の場所で喫煙し摘発された場合は過料を支払わねばならない。ソウル市と25の区はそれぞれ管轄する禁煙場所が異なるため、過料は全ての地域で同じ額ではない。例えば瑞草区、ノウォン区、九老区は5万ウォン(約4800円)だが、それ以外の区とソウル市の管轄区域では10万ウォン(約9600円)だ。

チェ・フィミョン記者
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