現代自動車が米デトロイト・モーターショーで「ジェネシスEQ900」(米国名G90)=写真=を北米初公開したところ、米誌コンシューマー・リポートに同モーターショーでの今年の最優秀車に選ばれた。
同誌はデトロイト・モーターショーに今年出展された新車40モデル余りのうち、部門別にEQ900を含む9車種を最優秀モデルに選んだ。
同誌は「現代自がエクウスやジェネシス第2世代などの高級車生産に満足せず、ジェネシスブランドを発足させ、高級車市場に本格参入した。ジェネシスブランドの最初のモデルであるEQ900に対する期待感は大きい」と伝えた。
同誌はまた、起亜自動車の大型SUVコンセプトカー「テルライト」について、「あすからでも販売準備ができているモデルで、最も現実的なコンセプトカーだ」と評した。
最優秀モデルにはこのほか、電気自動車でGM「ボルト」、ミニバンでクライスラー「パシフィカ」、ピックアップトラックでホンダ「リッジライン」などが選ばれた。
現代自は17日、EQ900に対する国内外の好評を受け、同モデルの年間生産台数を現在の1万6000台から3万2000台へと倍増させることで労使が合意したと発表した。
EQ900は昨年12月に発売され、韓国国内では1万3000台以上の購入予約があった。現代自は「北米で発売されれば、需要はさらに伸びるとみて、増産を決定した」と説明した。