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直木賞に67歳の青山文平さん1月19日 19時45分
第154回芥川賞と直木賞の選考会が19日夜に東京で開かれ、直木賞に青山文平さんの「つまをめとらば」が選ばれました。
直木賞の受賞が決まった青山文平さんは、横浜市出身の67歳。
経済関係の出版社に勤務したあと、平成4年に「俺たちの水晶宮」で文芸雑誌の新人賞を受賞し、作家としてデビューしました。その後、創作を中断し、フリーランスのライターとして活動していましたが、平成23年に創作活動を再開しました。直木賞は2回目の候補での受賞となりました。67歳での受賞は、平成元年に小説「小伝抄」で受賞した星川清司さんの68歳に次いで、歴代で2番目に高い年齢での受賞となりました。
受賞作「つまをめとらば」は、江戸時代中期を舞台に、女に翻弄される武家の男を主人公にした短編など6本の時代小説を収めた短編集です。太平の世、魅惑的な美女や身ひとつで生き抜く女との出会いや別れを通じ、生き方に惑う武家の男たちが、みずからの生き方を見つめ直していく姿が情緒豊かに描かれています。
経済関係の出版社に勤務したあと、平成4年に「俺たちの水晶宮」で文芸雑誌の新人賞を受賞し、作家としてデビューしました。その後、創作を中断し、フリーランスのライターとして活動していましたが、平成23年に創作活動を再開しました。直木賞は2回目の候補での受賞となりました。67歳での受賞は、平成元年に小説「小伝抄」で受賞した星川清司さんの68歳に次いで、歴代で2番目に高い年齢での受賞となりました。
受賞作「つまをめとらば」は、江戸時代中期を舞台に、女に翻弄される武家の男を主人公にした短編など6本の時代小説を収めた短編集です。太平の世、魅惑的な美女や身ひとつで生き抜く女との出会いや別れを通じ、生き方に惑う武家の男たちが、みずからの生き方を見つめ直していく姿が情緒豊かに描かれています。