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[北京 19日 ロイター] - 中国国家統計局が19日発表した2015年第4・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は、前年同期比6.8%となった。市場予想と一致したものの、前四半期の6.9%から鈍化し、世界的な金融危機に見舞われ6.2%成長となった09年第1・四半期以降で最も低い水準となった。
追加の景気刺激策を講じるよう当局への圧力が強まりそうだ。
2015年通年のGDP伸び率は前年比6.9%で、政府目標の7%前後に沿う内容となった。ただ、1990年以来25年ぶりの低水準となった。エコノミスト予想も6.9%成長だった。
ロイター調査によるアナリスト予想では、中国経済は今年も鈍化し、政府が財政出動を増やして追加利下げに動いたとしても成長率は6.5%に低下すると見込まれている。
中国経済は2桁成長時代から1桁台半ばのより持続可能な成長時代に移行しており、今のところハードランディングの兆候は見られていない。
一方で、中国経済統計の正確さをめぐっては懐疑的な見方が根強くあり、実際の成長率は統計を大幅に下回っているとの声も一部に聞かれ、世界経済の懸念材料となっている。
第4四半期の中国GDP伸び率は前四半期比では1.6%となった。第3・四半期の1.8%から鈍化したほか、予想の1.7%も下回った。
<その他経済統計もさえず>
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