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ちょっと自由に生きるコツ

見方を変え気持ちを変えるとちょっと自由になれるかも。 ビジネスマン向けのメソッドから、日々の雑感までを綴っていきます。

私が「人見知り」を克服した6つの方法

ライフ・キャリア
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私、「人見知り」なのですが・・・

私は、かなりの「人見知り」です。

周りを見ると、社交的な人がたくさんいます。初対面の人であっても、すぐに打ち解け、楽しそうに話をしているのを見ると、本当にうらやましく思います。

 

思い返すと、小さいころから「人見知り」が強く、初めての人と会うときはものすごく緊張して、親や兄・姉の後ろに隠れようとしていましたし、幼稚園に入っても、グループに溶け込めず、一人ポツンとしていることがよくありました。

 

小学生になると、さすがに人の背中に隠れるようなことはなくなりましたが、それでも、初対面の人と話すのは苦手でしたし、集団の中で、疎外感を感じることはあったのですね。

 

そして、社会人になって様々な人と会って話をするようになると、社交的とまではいかないまでも、せめてこの「人見知り」を何とかしたいと、ずーっと思っておりました。

 

そもそも、「人見知り」って、性格というか、生まれ持った気質の問題だと思うのです。ですから、私自身、今も中身は「人見知り」のままだと自覚しています。

 

ただ、何かの話の折に、

 「実は俺、ものすごい人見知りなんだよ・・・」

と言うと、まず全員が、

 「うそ!全然、そんな風に見えない」

と反応してくれます。

 

根本的に「人見知り」そのものは直っていないけれど、多少は「克服できた」と言って良いレベルになれたのでは、と思っているのです。

そこで、これまで、何をやってきたのかを整理してみました。

 

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なぜ、「人見知り」なのか?を考えた

自分自身、人と接するときにどんな気持ちなのかを振り返ってみました。

すると、人から

 ・つまらない奴だと思われたくない 

 ・否定されたり拒否されたくない

という気持ちが強く働いているようだ、というのが分かったのです。

 

これらは、「一目置かれたい」とか、「肯定されたい・受容されたい」など、「プラスの評価を得たい」という気持ちの裏返しなのかもしれません。

 

ですが、それ以上に思ったのは、「マイナスの評価を得たくない」という気持ち、言い換えると、「自分を守ろう」とする意識のほうが強いのではないか、ということです。

 

これが、自分の「人見知り」の原因なのではないか、と考えました。

そして、「他人から見た自分の存在価値を守ろうという意識」を緩めることができれば、「人見知り」が変わってくるのではないか、と思ったのですね。

 

考えを変えて、よかったと思うこと

自意識を下げる

『私が思うほどには、他人は私のことを考えていない』

これ、真実ですよね。

 

実際、家族や友人、日々顔を合わせている同僚など、本当に身近にいるごくごく少数の人を除けば、他人のことは、そんなに強く意識していません。

 

逆に考えれば、いくら自分(私)が「良く思われたい」、「悪く思われたくない」って願ったところで、他人はそこまで意識してくれないということです。

 

「だったら、相手がどう思うかは、あんまり気にしなくてもいいや」

と考えるようになりました。

すると、初対面のプレッシャーが、格段に少なくなりました。

 

*ビジネスにおける初対面の印象は、以降の関係に大きな影響がありますので、それに対する意識と準備はしっかりすべきかと。

ちなみに、これらは「人見知り」への対処とは異なる類のものだと思います。

 

その場限りと割り切る

相手にどう思われているか気にしなくなっても、結果として、相手が「なんだ、こいつ」って印象を持つこともあるでしょう。

でも、その結果自体も仕方ないことと割り切るようにしました。

 

これは相手との関係性によるところが大きいので、誰に対してもというわけではありません。

何かの会合でたまたま一緒になったとか、儀礼的な紹介を受けたなど、今後の関わりが少ない人が相手の場合、その場限りと割り切るということです。

 

少々、よろしくない表現となりますが・・・、

「どうせ今後、二度と会わないだろうし、仮に再会することがあっても、 相手は覚えていないだろう。だから、こちらが失礼なことさえしていなければ、あとは別にどうでもいいや」

と考えるようになったのですね。

すると、実に気分が楽になり、ぎこちなさが少なくなりました。

 

演じる

相手から、どう思われても良いと記してきましたが、ただ、「黙ったままの無愛想な奴」と思われてしまうと、相手も話しづらく、会話はギクシャクしたままですよね。

それが、イヤだから「人見知り」を何とかしたい、という気持ちもありますし。

 

沈黙の苦痛が続くくらいなら、いっそ社交的な自分像を作って、それを演じるほうがまだマシだ、と思うようにしました。

 

無理に振る舞ってスベったり、いらぬ一言を言ってしまったり、失敗することも多々でしたが、気構えとして「逃げ腰」をやめたのは良かったと思っています。

 

やってみてよかったと思うこと

事前情報を集める

これから仕事相手となる人の情報は、できるだけ手に入れたいものです。

今の立場や、やっていること、過去の経歴はもちろん、趣味や顔写真なども。

 

これらを見ていると、実際に初めて会ったとき、初対面とは思えないのですね。

たとえ書類上ではあっても、見知っているということが大きいのかもしれません。

 

また、このような事前情報がなくても、「この人は以前からの顔見知り」と思い込むと、多少、「人見知り」は緩和されるように思います。

 

話のきっかけは自分から

意識して、自分から話の口火を切るようにしています。

 

ビジネスで交渉を行う場合、主導権を握るのは鉄則です。

「人見知り」だからと言って「待ちの姿勢」だと、相手に主導権が渡り、いいようにやられてしまいます。

なので、必ず自分が先導するように、心がけています。

 

このように「人見知り」だから・・・が許されない場面ではなくても、例えば顔見知りが誰もいない立食パーティーなどでも、たまたま隣同士になった人に対して、自分から話しかけるようにしています。

すると、いろいろな話ができて、気の重い時間が、楽しい時間になりますし、少なくとも「壁の花」にならずに済みますので。

 

相手に話してもらうようにする

自分がしゃべることで場持ちさせようとするよりも、相手に話をしてもらうほうが、やりやすいと思います。

 

まずは、「話さなければならない」というプレッシャーから解放されますので、そもそも、人との会話を拒否しようという「人見知り」モードに入ることが少なくなります。

そして、何より会話の流れに乗っていれば良いので、楽ですよね。

 

その際に、重宝したのが「傾聴」の技法なのです。

詳細は、こちら「聞き上手になるために」シリーズをご覧ください。

 

 

まとめ

「人見知り」を克服する方法を6つ記しましたが、なかでも

 ・自意識を下げる

 ・自分からきっかけをつくる

 ・聞き上手になる

の3点は、大切だと思います。

 

「人見知り」を何とかしようという方、やれば何とかなるなるものだと思います。

是非、トライしてみてくださいね。

 

 

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