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去年の外国人旅行者の消費額 過去最高を更新
1月19日 11時48分

去年の外国人旅行者の消費額 過去最高を更新
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日本を訪れた外国人旅行者が、去年1年間に買い物や宿泊などに消費した金額は推計で3兆4771億円、1人当たりにしますと17万6000円余りとなり、いずれも過去最高を更新しました。
観光庁によりますと、日本を訪れた外国人旅行者が去年1年間に買い物や宿泊などに消費した金額は推計で3兆4771億円と、これまでで最も多いおととしより、額にして1兆4493億円、率にして71.5%増えて過去最高を更新しました。
これは、日本を訪れた外国人旅行者が大きく増えたことに加え、おととし10月から消費税の免税対象の品目が拡大されたことが主な要因です。
国や地域別にみますと、中国からの旅行者の消費額が最も多く、おととしより2倍以上増えて1兆4174億円でした。これは消費額全体の40.8%を占め、「爆買い」に象徴される購買意欲の旺盛な中国からの旅行者の消費が、全体を大きく押し上げています。
また、台湾の旅行者の消費額が46.9%増えて5207億円、韓国の旅行者が43.9%増えて3008億円などとなっています。消費の内訳をみますと、買い物代が1兆4539億円と最も多く、全体の41.8%を占め、宿泊費が8974億円、飲食費が6420億円などとなっています。
一方、外国人旅行者1人当たりの平均の消費額も、おととしより16.5%増えて17万6168円となり、こちらも過去最高を更新しました。
国や地域別にみますと、中国からの旅行者が最も多く28万3842円、次いでオーストラリアが23万1346円、スペインが22万7287円などとなっています。
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