とびっきり美味しいステーキを食べたい
はじめまして、憶良(おくら)と申します。
今回は京都は嵐山から世界から大注目されている「ステーキおおつか」をご紹介します。
実はこのお店、京都6839店舗中ナンバーワン、外国人に人気の日本のレストラン2015で第一位に輝いているのです。
非日常の空間で楽しむ、京都、おおつかならではの極上な時間。
どうぞ、しばしお付き合いください。
京都嵐山、トロッコ嵯峨駅から約10分
京都嵐山は日本で、そして世界でも有名な観光地です。
私、憶良の初レポートは京都でドキドキできるステーキおおつかです。
日常と切り離された空間を歩き
歴史ともふれあい、ついでに良縁祈願もしたりするもよし
目的の世界一の和牛ステーキが近づいてきます。
複雑な経路 お店にたどり着くまではドキドキ
先にお話すべきでした。
このお店、かなりわかりにくい場所にあります。
こんな場所に本当にあるんだろうか、と、ドキドキしながら路地に入っていきますと、その突き当たりにありました。
ようやくステーキおおつかに到着
この店の特徴として、外国人のお客さんの多さがあります。
大体7割くらいのお客さんが外国人。
訪日外国人に密着する某人気番組のロケ地に来たんじゃないかというくらいの雰囲気で、こちらが外国に来ているかのよう。
これもまた非日常、ドキドキするポイントです。
なぜ外国人の方が多いかと言いますと、トリップアドバイザーというサイトで外国人に人気の日本のレストラン2015で第1位に選ばれているためです。
お肉屋さんで10年間修行し、毎日肉を見続け、さばきもやり、目利きもバッチリできるご主人の選びに選び抜いたお肉が提供される店です。
それだけでも美味しくない訳がない。
ご主人の「ステーキハウスや焼肉店には負けないよ!」という自信を感じます。
11時から15時(LO14時半)のランチメニューです。
定食ものの、すじ丼定食1100円 カルビ丼定食1600円 ローストビーフ丼定食1600円 もいいのですが、カルビステーキ2000円 カイノミステーキ2100円 ハネシタステーキ2300円 ミスジステーキ2300円も絶品です。
フォーク、ナイフはいらない、柔らかなステーキです。
外国人のお客様が多いということで、メニューも英語対応されています。
ステーキおおつかで味わう本物の和牛
外国の人が、日本の牛、「和牛」が美味しいという事を知っている。
日本人も「和牛」が評価されていて、美味しいことも知っている。
でも、本物の和牛の味を知っている人は思ったより少ないのではないか、と、ご主人は言います。
だからこそ、本当の和牛の味を知ってほしい。と。
幻のお肉「村沢牛」が食べられる!
このお店の最大の特徴は、幻のお肉、「村沢牛」が食べられることでしょう。
村沢牛とは、神戸牛や松阪牛など土地の名前ではなく、生産者の名前なのです。つまり村澤さんの育てた牛ということです。
ストレスをかけずに畳の上で大切に育てられた牛のお肉は限られた店でしかいただけない、そして年間MAX80頭しか出ない、大変貴重なものなのです。
牛の品評会で毎年最優秀賞に輝いているお肉が食べれるというだけでも十分ドキドキできますが、そのお値段150g5900円にもドキドキできます。
和牛をはじめて食べた外国人の方でもわかる、美味しいお肉なのですが、A5ランクのお肉を食べ慣れている人が食べても納得できるお肉。
それが村沢牛です。
今回はメニューの中からカイノミと、村沢牛をいただきました。
カイノミ100グラム2300円
大変やわらかく、脂の甘みが口にじゅわっと拡がります。
・・・。幸せです。
そして、幻の肉、村沢牛の登場です。
A5ランクのメス牛のみ扱っています。
牛の特徴として、雄は筋肉がつきやすく、サシも入りやすいのに対して、雌牛はサシが入りにくいとのこと。
村沢牛は見事にサシが入った、そして軟らかいお肉です。
その脂はオリーブオイルと変わらないレベルの脂(オレイン酸)で、さらっとしているので、もたれもなく、いくらでも食べれそうです。
今までで一番食べた人は「うまいうまい」と、3人前をペロリと食べてしまったそうです。
3人前ということは450グラムで、ご主人は大丈夫かと思って驚いたようですが、私は450グラムより、3人前で17,700円に大丈夫かとドキドキします(笑)。
確かに、ランチで5,900円は本当にドキドキですが、非日常のトドメに、一度は食べてみるのはいかがでしょう。
居酒屋で一人5千円のお支払い、なんてことはよくあること。
そう考えると、そのお金で滅多と食べることのできない美味しいものを食べるのもまたひとつの選択肢かも知れません。
繊維的なものを感じないお肉は、あと少し、後2噛み、噛んでいたいと思うくらいのタイミングで消えてしまうので、またすぐ次のお肉に箸がのび、あっという間になくなってしまいます。
ご注意を。
ご主人の言うには、ここまで平坦な道ではなかったようです。
肉の目利きと肉質には自信があるものの、路地の奥まった場所で、知り合いにも知らせず、チラシも配らず、ネットで宣伝もせず、ひっそりと始めた店には当然人も来ず、最初の2週間で2人しかお客がいなかったそうです。 (当然だと思いました。逆にどんだけ肉に自信があんねん!と密かに思いました)
そこからぽつぽつとリピートと口コミで人が集まり、近所の人と観光客がいくらか入っていただければ・・・と考えていたそうですが、海外から来たカップル客がトリップアドバイザーに口コミを書いた事がきっかけで訪れる人も増え、大人気店となったそうです。
京都6839店舗中でナンバーワンのお店のお肉、大変満足のひと時でした。
取材中にも休まず仕込みしていたローストビーフの材料となる「ラム」という部位。赤身の中でも美味しい部位を使っているそうです。
詳しい場所などお店情報は下記リンクよりご確認ください
今回取材したお店
近くの良いお風呂「天翔の湯」
京都市内で、私が一番好きな銭湯で、京都始の天然温泉が楽しめます。
独特のにごり湯は飲泉もできる本物の温泉で、療養泉です。
銭湯ですのでスーパー銭湯ほどの広さはありませんが、一級品のお湯は絶対お勧めです。
このお湯が銭湯料金で入れるなんて!
詳しくは
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
また、お会いいたしましょう。
プロフィール
憶良 : 元ゲームプランナー、元ゲームプロデューサー。
ゲーム企画講師や駄菓子屋店長などを経て現在に至る。
休日は名古屋から鳥取あたりの温泉に浸かり、地元スーパーで珍しい食材を買っては料理する。
その際食べ歩きにも積極的と、食に対してはかなり貪欲。