「最弱無敗の神装機竜」の2話視聴。

これは物語が面白いというより、ツッコミどころが満載だから見ていて飽きない。

クーデターの際、帝国の機竜1200体を打倒した最弱のドラグナイト。

 

え…僕の知ってる最弱と違う！！

姫様が苦戦していた多数の敵を一掃できるほどの実力を持っているのに最弱とか、お姫様の立場はどうなるんだ！！

さらに、負傷して撤退していった他の騎士団員はどうなるんだ！！　

最弱とは一体なんなのか……僕に今一度「最弱」の意味を教えてほしい。

 

幼馴染は既に堕ちていた

学園に入学したルクスはそこで幼馴染と再会。

フィルフィ・アイングラム。昔に交流があったらしく、ルクスに対して「昔のように、フィーちゃんと呼んで」とお願いする。

 

で、アニメを色々と見て来た僕はこの時点で分かってしまった。

フィルフィはルクスに好意を抱いているってね！！

敵対していたお姫様であるリーシャですら秒速で堕としてしまうルクスにとったら、幼馴染なんて朝飯前でしょう。

そして、それはのちに確信に至った。

同じ布団に入って、胸を揉まれても文句ひとつ言わず、普段通りの態度で接していたからね。幼馴染とは堕とすものではなく、既に堕ちているもの。

というか、ルクス君は寝るときに学生服のままで眠るんだね…窮屈そう。それとフィルフィのシャツは重力を無視しているんじゃないだろうか。それとも寝汗が凄いから張り付いているのか。

そして、この二人きりの場面を目撃されるのはお約束。

 

で、当然のごとく勃発する正妻戦争。

悪意のある作画。戦力差がありすぎる！！

専属の世話係にしたいリーシャとそれを阻止しようと動くフィルフィ。ルクス君もてもてだね（棒読み）

 

ちなみに妹もブラコンは標準装備だから、今後の展開も気になるところ。「落第騎士」の珠雫のように、「血がつながっていても関係ない！」と覚悟を決めるのだろうか。

 

最弱とは一体なんなのか？

その後、ルクスはリーシャの提案で騎士団入り。さらに雑用という名のデートはまぁいいとして、敵が現れる。

それを操っていたのは王都から配備された警備部隊の隊長。

しかし、その正体は旧帝国の近衛騎士団長だった。

おい、新王国……なんでそんな人物を警備部隊の隊長に任命していたんだ？　お姫様同様、「あ、こいつは旧帝国の人間だけど凄い奴だから採用！」みたいな軽い感じで隊長にしたのか？

新王国の今後が心配になるわ。

 

そして、元近衛団長に顔すら覚えられていない旧帝国第七皇子ルクス(笑)

近衛団長も近衛団長で、皇子の顔くらい覚えておけよ！　これがまだ王位継承権35番目とかならまだわかるけど、一桁数字なのにかわいそうじゃん！

 

で、リーシャが傷つけられ辱められたことに怒ったルクスは、早々に神装機竜（バハムート）を展開。

正直、これを使うのが早すぎると思ったんだけど、他の視聴者さんたちはどうだったんだろう。しかも危機的状況への持っていきかたが甘すぎて、リーシャの悲壮感とかが全然伝わってこなかった。

だから、ルクスがバハムートを展開すると「もう使うの？」と呆気にとられた。

そして、始まる最弱の無双劇！！

これで最弱ね……最弱って漢字は「最も弱い」と書いて最弱のはずなんだが。

それか、最弱（※ワイバーンに乗っているときのみ）みたいな注釈でもつくんだろうか。

公式のHPでは、王都のトーナメントで「無敗の最弱」という異名がついたかららしいけど（そういえば、1話でも言ってた気がする）、これだけ無双しておいて最弱というのもなんか変な感じがする。

でもまぁ「最弱だけど、実は最強」というのがラノベだし、仕方ないのかな。 

 

犠牲は最小限と言っていたのに即効で相手を切り伏せる主人公

圧倒的な実力を見せ、元近衛団長もようやくルクスが誰なのかを認識。

そして、逆上した近衛団長が襲い掛かるも一撃で切り伏せられる。そのとき、派手に爆散していったんだけど、近衛団長死んでない？

「犠牲は最小限にしたいんだ！」って涙ながらに訴えていた昔のルクス。でも、力の差も圧倒的にあったのに今回は爆散させて殺してない？　犠牲は最小限（ただし犠牲が出ないとは言っていない）。

それとも生きているんだろうか？

まぁとりあえず事件は解決して、決め顔のルクス君。

 

窮地を救われたリーシャはこれでますます惚れこんで、黒き英雄バハムートを探しているクルルシファーからは興味を持たれるという寸法ですね。わかります。

 着実にハーレムルートを歩むルクスの未来は明るい！

 

まとめ

ルクスは強い！という感想で締めくくろう。今後もツッコミどころがたくさんあると、僕としては嬉しい。

ヒロイン候補にも、まだ「男嫌い」のツンツン系お嬢様が残っているみたいだし期待したい。ISでいうセシリア枠だ！