*

SNSの時代。調べる楽しさが家族の会話を生む。三谷幸喜さんの大河ドラマ。

写真 2016-01-19 8 24 46
脚本家・三谷幸喜さんのコラム(『朝日新聞』より)

NHK大河ドラマ『真田丸』の視聴率が好調です。

脚本家を担当している三谷幸喜さん
ご自身が大河ドラマが大好きってことが伝わります。

初回19.9%
2回目20.1%

順調なスタート。

昔から大の大河ドラマのファンだった三谷さん。

子どものころから大河ドラマを観ながら
分からないことは大人に質問していたそうです。

数日前の朝日新聞に掲載された
コラムが興味深い。

読み進めながら
ブログを書いていきますね。

いつも大河ドラマを観終わると感想を話し合うそうです。

そこでは子どものころは歴史好きな叔父さんが語ってくれる
サブストーリーがドラマと同じぐらい面白かったそうです。

大河ドラマを観るということが
家族の行事として成立していたのである。

これはボクの子どのころを同じ。
日曜日の夜8時は必ずテレビの前に座っていたから。

真田丸もそんなシーンを目指しているって。

ボクが子どものころとは
家族におけるテレビの位置づけも変わったし、
そもそも家族全員でドラマを観るということ自体、
今ではほとんどなくなった。

だからこそ・・・

実際みんなで観ると
より面白くなる工夫を凝らしているということ。

面白いですーーー

そのために
あえて説明しない。

そういう作り方。

状況の説明の台詞や
ナレーションをあえて控える。
「訳がわかない」と視聴者に言われても。。。

かなり勇気がいる決断です。
ここ数年の大河ドラマとは反対です。

より分かりやすくする。そんな風潮でした。
それを可能な限り説明台詞を省くというスタンス。

そこで・・・

分からなければ調べればいい。
調べる楽しさを味わってほしい。
小さい子は親に聞けばいい。

そこから家族の会話が生まれる。

って。これってSNSの時代にピッタリ!

知りたいと思う視聴者は
ネットで調べればいいんです。

すぐに分かります。
ボクのブログもそんな感じで書いています。

⇒ 登場人物の性格はリアクションで伝える!?
⇒ 失敗時は内側から離反者が現れて、成功時は案内人が登場する。
⇒ 一貫して敗者の選択が描かれる真田丸。

登場人物はどんな人なのか。
それはどうやって表現するのか。
なぜこの人は追いつめられることになったのか。

観ている側がなぜだと思うこと。
それこそが視聴者へのサービスだって。

気がつくと
ボクも興味を持った人や
その背景を調べています。

ブログを書くことでSNSでつなっがている
お友達との関係性につながります。

完全に三谷さんの狙いに乗せられています。

振り返ると

子どものころは
ボクもテレビの前で家族と話していました。

テレビの前で
会話を作り出す仕掛けがあります。

 

NHK大河ドラマ『真田丸』。
やっぱり面白いですね~~

The following two tabs change content below.
山本 やすぞう
1972年大阪市生まれ。近畿税理士会城東支部所属。TKC近畿大阪会所属。 大河ドラマを題材に使い、名シーンや名セリフを交えたわかりやすい内容が評判となる。業界の常識にとらわれない個性的で型破りな会社を応援することから、中小企業の経営者のみならずスタッフまで「私にもできる」と思わせ、信奉者が増加中。 計算するだけでなく、一緒に利益を探す税理士として活動中。

関連記事

写真 2015-06-23 8 45 21

利益は探し物。利益探しの型に当てはめてみよう。

  観覧車が気持ちよさそう~ いいお天気です。 東京のホテルで観覧車を見ながらブログを書いてい

記事を読む

o0750041412414662585(縮小)

ビジネスの環境は変化している。大河ドラマだって録画して見ている。

テレビとビデオの関係は補完する関係に変わった   今年の大河ドラマ『軍師官兵衛

記事を読む

写真 2015-04-14 18 12 40

上塩タンに思う。モノは分け合い。体験やコトは分かち合う。広がりの構造。

分厚い上塩タンが好き 大好きなお肉を食べながら ふっと浮かんだことをブログに書きますね。

記事を読む

黒字・赤字企業の割合と会計ソフトの普及率

赤字はなくならない!会計ソフトに頼ると赤字が増える!?

会計ソフトの普及率と企業の黒字赤字決算の推移 赤字経営って申告な問題で 多くの企業では赤字を

記事を読む

写真 2015-09-12 17 14 47

何気ない日常が仕合せだったりする。

息子が撮影してくれた写真(逆光だなぁ) 週末、土曜日。 今日は父の69歳の誕生日会。

記事を読む

キャプチャ1

自己実現と自己満足はとても近くてかなり違う。夏の終わりに再確認したこと。

似ているようでかなり違う 夏休み最後の日曜日。 事務所のメンバーが遊びに来てくれました。 庭で

記事を読む

キャプチャ

吉田松陰はお金をいくらもって黒船に乗り込もうとしたのか?

吉田松陰(寅次郎)と金子重輔の銅像 大河ドラマ『花燃ゆ』 第4話 生きてつかあさい 第5話

記事を読む

キャプチャ

今、iMovieで動画が熱いらしい!

合宿での撮影風景 iPhoneだけで十分な動画が撮れる 伊豆で合宿に参加していました。 今回

記事を読む

写真 2015-05-29 20 10 00

コモディー化の時代こそ。効率化から快適化へ。

ボクのHPの写真はこの方にお願いしています もっと効率よく仕事がしたい できるだけ時間を短くした

記事を読む

キャプチャ

「ガラシャ・光秀」誘致は可能?大河ドラマ税理士と徹底考察

平成27年5月22日金曜日 京都丹波新聞 (ボクの名前が山本たいぞうになってのはご愛嬌ね)

記事を読む

follow us in feedly
写真 2016-01-19 8 24 46
SNSの時代。調べる楽しさが家族の会話を生む。三谷幸喜さんの大河ドラマ。

脚本家・三谷幸喜さんのコラム(『朝日新聞』より) NHK大河ドラ

キャプチャ
一貫して敗者の選択が描かれる真田丸。敗者・勝頼の選択。

平岳大さん演じる武田勝頼が哀しい(『真田丸前編から』) 今週のNHK

写真 2016-01-17 18 57 47
どれだけ熱量があるか。伝えたいコトは熱い。エクスマ新春セミナー。

講演中はずっとこんな感じ 足が長ーーーく見える(笑) 日曜日。自宅

写真 2016-01-02 11 26 17
失敗時は内側から離反者が現れて、成功時は案内人が登場する。

戦国時代へ意識を向けてみる 大河ドラマ『真田丸』 その始まり方がと

1
登場人物の性格はリアクションで伝える!?大河ドラマ真田丸

2016年         1600年ごろ        1985年

→もっと見る

PAGE TOP ↑