最近はブロガー界隈が騒がしいですね。なにやら、某大規模なオフ会にて、「ブロガー」を「メディアクリエイター」に改める風潮が出てきてるとか。ふむふむ。
ところで、メディアクリエイターって何?
「メディアクリエイター」って何?
いくら検索しても定義が出てこないので、細分化するしか方法がありません。
なお、某ハイパーメディアクリエイターについては何も触れないでおきます。
まずはメディアを。
メディア(media)とは、情報の記録、伝達、保管などに用いられる物や装置のことである。 媒体(ばいたい)などと訳されることもある。 記録・保管のための媒体とコミュニケーションのための媒体とに大別することができるが、両者には重なりがある。
日常で何気なく使っていますが、改めて調べてみると新鮮ですね。
ブログに関連付ければ、記事を書くことによって有用な情報を「コンテンツ」として残すことから、そこで「情報の記録」にあてはまるのかなと。
平たく「情報」で良いと思われます。
次はクリエイターですね。
造物主
創造的な仕事をしている人。創造者。創作家。
いわずもがな、者を作った主のこと。
ものづくり全般の創造主といえそうです。物質にしても、データにしても。
メディアクリエイターは、ブロガーにしてみると
情報の創造主
といえそうですね。なにやら大げさですが。
ブロガーがださい?
とかなんとか言われてて、それを改めるために「メディアクリエイター」と名乗ろう!そのような流れがあるようです(不確かですが)。これが本当だと仮定して話を進めます。
確かにブロガーの風当たりは強いように感じます。というのも、僕の周囲にブログのことを話しても「お、おぅ」というような感じで、「え、それってどんなん?話を聞かせてよ!」なんて積極的に聞いてくれる人が少なかったから。実体験からそう感じるのですね。まぁ、余りにも狭い範囲ではあるのですが、それでもそれなりの中核市に住んでいてそれなりの交友範囲がありながら、ブロガーに市民権を確認できる体験をしていないのはさみしい限りです。
「ださい」のかな?というよりも、アングラなんだと思うのですよ。もっと、前向きな面を世間に認知してほしいのですが、されていないのが実情。
メディアクリエイターも良いけど
「ブロガー」がダサい風潮が世間にあるとして、「メディアクリエイター」を名乗ることでそれを払しょくできるとは思えません。つまり、新たな位置づけとして自分たちのアイデンティティーを確立しようとしている。そういうことなのでしょうねぇ。
0からのスタートですよ。だって、Googleで「メディアクリエイター」検索しても、誰も何も定義していません。生まれたばかりの言葉といえます。つまり、ここからこの言葉をブランディングしていかねばならない。
新興ブロガーが団結し、ベクトルを合わせて長期的に世間に広めていけば、この言葉は良い意味でとらえられると思います。これは成功ですね。しかしながら、「ブロガー」という言葉を改めることに抵抗があるベテランユーザーもいることだし、そこで無益な摩擦を繰り返している現時点で、僕の目には暗礁に乗り上げるのが少し見えますよ(^-^;
「ブロガー」を捨てる必要はない(あとがき)
「メディアクリエイター」を否定するものじゃないし、それを名乗ることは自由です。しかし、それで従来の「ブロガー」を改めるというのはいささか強引ではないかと感じます。まだ開始して100日目の新米ですが、すでに「ブロガー」という言葉に愛着を感じている僕は、この言葉を捨てることはある意味「負けを認める」ことにも繋がるんじゃないかなぁと思うのです。
いくら世間に「ダサい」「暗い」「アングラ」というイメージがあろうと、今からでも十分にその巻き返しは可能だと考えます。ブログは人生を助けます。デトックス効果もあります。脳を活性化させます。素晴らしいものだと僕は思うのです(もちろん、確執による精神的疲弊もあろうかと思いますが、そこは心がけで防げるものです)。
もっと良い部分をアピールして、草の根的にでも「ブログ」を前向きでメジャーなコンテンツのイメージに、みんなでしていきませんか?
なーんて考えてます。