年末格闘技、共存か共倒れか 視聴率で
2016年1月19日
◆14年
▽TBS「KYOKUGEN」9・9%(18・00~18・30)8・3%(18・30~20・30)、9・0%(20・30~22・10)、3・4%(22・10~23・35)
▽テレビ東京「ボクシング3大世界戦」5・6%(21・30~23・30)
ちなみに、フジテレビは14年にアニメ「ワンピース」(21・00~23・00)を放送し、3・3%だった(ビデオリサーチ調べ)。
単純計算ではあるが、TBSとテレビ東京の減らした分がフジテレビに上乗せされた形。番組が増えても、格闘技の視聴者拡大にはファンの拡大にはつながらなかったようだ。その中で、数字を奪われたTBSとテレビ東京にとっては残念だが、関係者によると5~6%が合格ラインだったという「RIZIN」は成功だったと言えるだろう。
だが、「RIZIN」も、視聴率が一番高かったのは12年ぶりに再戦となった曙-ボブ・サップ戦で、“昔の名前”で数字を稼いだ感があるのは否めない。TBSが22時台に放送した同じく“昔の名前”の魔裟斗-山本“KID”徳郁戦に数字を奪われているのがそれを示している。
その曙とサップも12年前のコンディションにはほど遠く、曙の出血による負傷判定でサップの勝利という不完全燃焼の結果。今後も“昔の名前”に頼るのは限界に来ていることを感じさせた。「RIZIN」は4月に次回大会を予定しているが、新しいスターを育成していけるかが今後の成功のカギになるだろう。
格闘技が隆盛を誇った00年代前半は、マニアだけではなく格闘技界の外も巻き込んだ社会的なブームを呼んだ。ファンの拡大ができなければ食い合いが続くだけ。今年の大みそかはどうなるのだろうか。“殻”をぶち破るような競争を期待したい。(デイリースポーツ・洪 経人)
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