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流雪溝に2歳男児転落 300m流されたあと救助
1月19日 14時59分

秋田県横手市で18日、除雪した雪を流す道路脇の流雪溝に2歳の男の子が転落し、およそ300メートル流されたあと近所の人たちに救助されました。男の子は手に軽いけがをしましたが命に別状はありませんでした。
18日午後5時半ころ、横手市増田町で除雪した雪を流す道路脇の流雪溝に、母親たちと歩いていた2歳の男の子が転落しました。
消防によりますと、男の子はおよそ300メートル流されましたが、男の子の叫ぶ声を聞いた近所の人たちが下流の流雪溝のふたを開け、流されてきた男の子を受け止めて救助しました。男の子は左手にかすり傷を負う軽いけがをしましたが命に別状はありませんでした。
男の子が転落した流雪溝の周辺では、当時近くに住む人たちが除雪作業を行っていて、ふたは開いていたということです。流雪溝は幅60センチ、深さ80センチで、当時の水深はおよそ30センチあり、流れは速い状態だったということです。
男の子を救助した鮮魚店を営む吉田谷達朗さん(55)は「流雪溝から子どもの泣き叫ぶ声がしたので、慌てて下流に走っていき、みんなで協力してすくい上げました。助かって本当によかったです」と話していました。

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