SANFRECCE HIROSHIMA FC WE FIGHT TOGETHER 2016 挑戦

質問

　前任の監督のときからサンフレッチェの独特なシステムとして、攻撃のときはカズ（森崎和幸）選手がＤＦラインに下がって４バックになり、守備の時は両サイドが下がって５人になる形がとられています。おそらくこれはオリジナルだとは思いますが、現場でこのシステムについて呼び名はあるのでしょうか。もしあれば私たちもそう呼びたいのです。ないのであればこの際、呼び名をつけてはいかがですか（笑）。

回答（織田強化部長）

　特に呼び名はありません。今の並びは３−４−２−１が基本ですが、森保監督が就任した時に、「別にこのシステムにこだわる必要はない。自分のやりやすいシステム配置でやればいい」という話はしました。ただ、前監督の色が残っているチームだから、同じシステムの方がやりやすいだろう、という話になり、今にいたっています。新シーズンが３−４−２−１かはわかりませんし、あえて今、名前をつけようとは思っていません。

質問

昨年７月、サッカースタジアム検討協議会の会長を務められている三浦先生の日本技術士会の講演がありました。そのとき、ご自身のプロフィールとして、「山口県出身で大阪の大学を卒業した。サッカーに興味はないが、広島で教授をしていることもあり、協議会のメンバーになっている」というお話をされ、非常にがっかりした思いでした。「４０万人の署名が選考に考慮されないのか」と聞いたら、「しません」と。その一方で、提言としてＧ大阪の例を引き合いに出し、「４０万人の署名もいいが、募金活動をした方がいいのではないか」というお話をされました。以前、社長は「まだ、時期尚早である。またその時期が来たらお願いする」と言われていましたが、まだ署名活動が我々サポーターができる最善の策なのでしょうか。他に我々ができることがないのでしょうか。社長の見解をお聞きしたいです。

回答（小谷野社長）

募金活動は私もすぐに始めたいと思う一方で、やはり事業主体と場所が明確でない中での募金活動開始は難しい部分があります。スタジアム問題についても、かなり市民の間で認識が広がったとはいえ、これから先の第一歩、第二歩を進めていくことが大事です。我々はサポーターの情報拡散なしではやっていけませんので、引き続きご協力をお願い申し上げます。

質問

若年層は当然ですが、高年層にもサンフレの知名度を上げることは考えていますか。２連覇を達成し、優勝したことを新聞等で知った方は多いと思いますが、「今日、（試合）あるの？」というような声もよく聴きます。高年層に向けて発信をしていく方法も、ぜひ検討してください。

回答（小谷野社長）

適切な試合告知や話題作りのやり方を含めて、シニアマーケットについては新たなメニューに加えていきたいと思っています。確かに、２世代観戦や３世代観戦は増えてきています。観客動員の立場から見ても、街中のみならず地域コミュニティの活性化におけるシニアの力は大きいと思います。それをサンフレッチェに置き換えて考えても、各年齢層ごとに適切な試合告知やグッズのマーケティング戦略については、不断の努力を続けていく必要があります。

質問

シーズンパスのユニフォーム予約優先権やＬＩＮＥの件、待ち望んでいました。シーズンパスとユニフォームのセットを作って、セット割みたいなひと工夫をしていただけないでしょうか。今までは１２番のユニフォームを買ってきましたが、今年はぜひ有望株にかけたいと思っています。強化部長にお聞きしたいのですが、一番の有望株は誰でしょうか（笑）？　お答えできる範囲でお願いします。

回答（森脇企画部長）

いただいた意見を参考に、来季に向けて考えたいと思っております。

回答（織田強化部長）

「オレはこいつを推したい」と思う選手の番号をぜひ、（ご自身で）決めて下さい（笑）。

質問

県東部からＥスタに行くのはやはり大変です。行きは良いのですが、特に帰りは厳しいです。どうしても車で行くことが多いのでが、五日市インターへ行くまでに１時間近くかかってしまいます。その時間があれば、五日市インターから三原のインターまで高速で帰ることができます。今の道路状況を考えても難しいとは思いますが、県東部から行く者として言わせていただければ、やはり原爆ドームの近くにサッカースタジアムがあるということは大きな意味があると思います。ぜひスタジアムを早く建設してください。
また、ファンサービスについて、来場者ゲストのお話がありました。チェルニー選手やノ選手など、昔、活躍したサンフレッチェの選手の動向は気になります。オフシーズンや試合前の時間でも、ちょっとしたトークやＯＢ戦のようなものがあれば、行く方としても楽しみが増えますので、ぜひ考えていただけますか。

回答（小谷野社長）

ありがとうございます。昨季もＯＢの久保竜彦さんのトークショーは好評でした。彼らのようなＯＢに、オフシーズンのフットサルなども含めて、どのような形でご協力いただけるか、クラブの歴史を紡いでいく中でも極めて重要なことだと思っています。週末の試合におけるゲストとしても、折にふれてＯＢを呼んでくるなど、彼らに協力してもらう機会をもっと増やしていきたいと思います。

質問

グッズ販売について伺います。現在、試合会場以外ではＶ−ＰＯＩＮＴとスポーツ用品店の大手に一部置いてありますが、ゆめタウンさんが今年もスポンサーになられていることもあり、各店舗での販売は検討していますか。確か、ゆめタウンにもカープグッズはおいてあったと思いますが、そういったところに商品を置く予定はあるのでしょうか。また、私はシーズンパスを持っているのであまり詳しくないのですが、試合会場で前売券の取り扱いはしていますか。なければ、前売券の販売があってもいいと思います。

回答（小谷野社長）

ご意見ありがとうございます。ショップ関係についてですが、ゆめタウンさんでもサンフレッチェのグッズを扱ってくれている店舗もありますが、全店舗ではありません。今、いただいたご意見を参考にいたします。また、前売り券について、試合会場での販売はしておりません。端末を置いての発券機や、スタッフを配置しての販売は行なえていないのが現状です。ただ、Ｊリーグチケットのサイトから、スマホでご購入いただくことはできます。映画や航空券と同じように、試合会場でもアウェイの会場でも、スマホでネットからご購入いただける環境にはあります。

質問

自由席だけというのはいかがですか。今日の試合は良かったから次の試合に行こう、と思った際に、その場で購入できる方がいいと思います。

回答 （小谷野社長）

そのご意見は、クラブとして参考にさせていただきます。ありがとうございます。

質問

「シーズンパス特典としてユニフォームの優先購入ができる」というサポカンで議題にあがったことが実現しました。この件について、私の周りで出ていた意見を述べさせていただきます。Ｗｅｂのみの受付だったこともあり、年配層の方からＷｅｂがうまく使えず、申し込めなかったと怒っている方が何人かいらっしゃいました。Ｗｅｂ化が進んでいますが、実際にはマイナス面も耳にします。年配層をはじめとした方には冷たい印象を受けますし、その部分は改善していただければと思います。

また、私は県東部のサポーターですが、９月に福山のエディオンがリニューアルオープンするとき、Ｖ−ＰＯＩＮＴができるのではないかと噂が立っていました。実際にふたを開けてみると、しっかりとしたグッズコーナーができています。さらに、このグッズがかなり売れていると聞きました。実際に県東部や県北の人は、なかなかＶ−ＰＯＩＮＴに行くことはできません。スタジアムでグッズは買うけれど、Ｖ−ＰＯＩＮＴにまでは行かないライト層や、スタジアムに毎回足を運ぶわけではない人への訴求は、まだまだ弱いと思います。観客動員を増やすための先行投資、というわけではありませんが、リピーターとなってもらう方を増やすためにも、各地のお祭り等でサンフレッチェの告知をしたり、そこでシーズンパスを売るなど、ちょっと変わった見方で新しい層を増やしていくべきではないかと思います。

回答（森脇部長）

３つ、貴重なご意見をいただきましたので、改善できるところから検討していきたいと思います。

回答（小谷野社長）

エディオンの福山本店について、もう少しグッズが売れたらＶ−ＰＯＩＮＴのようにできるとは思うのですが、先行投資という部分があるとはいえ、まだあまり売上が伸びていないのが現状です。売上が伸びると店舗を拡張しなければいけなくなり、人件費だけではなく、家賃等もかかります。福山本店のサンフレッチェのグッズコーナーをどうしていくかは、売上動向を見ながら判断していきたいと思います。もう少し売上が伸びればいいのですが、売上を伸ばすためにコーナーを広げるとなると、かなり費用がかかります。福山本店だけで年間２〜３，０００万売らなければいけないこともあり、今は踏み切れていません。もう少し経営に余裕があればできる、というのが本当のところです。今、福山の店舗にかけているお金をプロチームに回したほうがいいのでは等、ソロバン勘定をしてしまっている自分がここにいます。イベントでシーズンパスを売るのはいいですね。今３つ伺った中で、地域イベントでのシーズンパス販売はどういうところで何ができるのか、スタッフに検討してもらおうと思います。

質問

ＡＣＬのＦＣソウル戦の判定について、どういう顛末になったのかということを伺いたいです。また、今年からセブン・イレブン　フィールドシートが芝かぶり席に代わってできましたが、バックスタンドから見ているとあまり席が埋まっていなかったように思います。見た目的によくないので、最悪、マネキンでもなんでも置くのはいかがですか（笑）

回答（高尾事業本部副部長）

セブン・イレブン　フィールドシートのシートについて、苦戦をしているのは事実です。もっとお客様に知っていただく努力をしなければいけないと思っています。セブン・イレブンさんの多大なご協力もあって席を設置しておりますので、セブン・イレブンさんとも協力的に進めていきたいと思います。

回答（小谷野社長）

結局、抗議が認められて判定が覆ることはありませんでした。ＡＣＬでは、ペナルティボックスの中で押したり引いたりすると、常にＰＫあるいはイエローカード、レッドカードにつながるということを意識してやっていくしかありません。ホームのウェスタンシドニー戦でもそうでしたが、やはりＡＣＬでは、厳しい判定を取られる前提でプレーをするしかありません。
一方で、クラブの格を上げるためには、今後もＡＣＬに連続で出場することを目指していきたいと思っています。スタジアムが選手のモチベーションになっているという話が出ましたが、スタジアムと並んでＡＣＬに出ることも、良いモチベーションになります。いろいろな面で「なんだこれは」という部分も多いですが、それを乗り越えて戦っていく喜びもあります。クラブとして、タイトルもそうですが、ＡＣＬも常に頭の片隅に入れながらやって行きたいと思います。

質問

４点ほど質問があります。まず、スタジアム関連について。まだまだスタジアム建設に対して反対意見があります。サンフレッチェとして「スタジアムができたらこんなに素晴らしいんだよ」「特に跡地にできたらこんなことが素晴らしいんだよ」という発信をしていくべきだと思います。具体的な楽しみや素晴らしさを発信していく必要があると思うのですが、どのようにお考えでしょうか。
２点目は、再入場についてです。今はシーズンパス保持者だけですが、Ｃ大阪は手にハンコを押して、再入場ができるようになっていました。広場の賑わいを考えたとき、そういう方法はとれないのでしょうか。
３点目は、ユニフォームのシーズンパス先行予約について。認識違いだったら申し訳ないのですが、インターネットでの申し込みで会員割引などはあるのでしょうか。ないのであれば、したほうが良いと思います。次の段階として、ファンクラブ会員の申し込みを優先的に受け付けて、３番目に一般発売。ファンクラブ会員に対して割引することによって、会員になろうと考える人もいると思います。
最後は、シーズンパスを増やしたいというクラブの思いは分かりますが、アクセスの問題が出てきます。株主や関係者も大事だとは思うのですが、そういうところに配ってらっしゃる近くの駐車券を、ＳＳ２枚を申し込んだ方に１枚渡す、というようなことができないのでしょうか。

回答（小谷野社長）

まずスタジアムの件ですが、専用Ｆａｃｅｂｏｏｋページなどを通じて、いろいろな議論を企画部の方で今後、さらに展開していく予定です。スタジアム建設協議会は、場所のせめぎ合いが多く、味気ない議論になってしまったように思います。そちらはポジティブで夢のある方向の議論にいきたいと思います。

回答（森脇企画部長）

貴重なご意見、ありがとうございます。２点目の再入場に関しては、現状のスタジアムの構造による試合運営を考えつつ、かつシーズンパスを増やしたいというという思いで、シーズンパスの方限定で再入場ができるようになっています。本来であればリクエストに全てお応えできればいいのですが、シーズンパスの獲得に向けて注力したいと思っていますので、ご理解いただけますでしょうか。
ユニフォームのＷｅｂ購入や会員を対象とした割引についても、ご意見ありがとうございます。現在は楽天市場で一般を対象としたユニフォームの申込受付をしており、会員割引は対応していませんが、この問題については認識しております。いつとはこの場で申し上げられませんが、ネットでも会員割引ができるような体制を作る必要があると思っています。実施に向けて、去年から検討を続けていますので、しばらくお時間をいただければと思います。
シーズンパスをお持ちの方や、指定席の方に駐車券をつける、というご提案については、臨時駐車場を含めて、駐車台数に限りがあります。誠に申し訳ございませんが、現時点で物理的にできませんので、ご理解いただければと思います。