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馳大臣 給付型奨学金制度創設へ政府内で協議を1月19日 13時06分
馳文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、大学生などを対象にした奨学金を巡り、経済的な理由で返済が困難になる人が相次ぐなか、返済のいらない給付型の奨学金制度の創設が必要だとして、政府内で協議を始めたいという考えを示しました。
大学生などを対象にした奨学金は、日本学生支援機構が無利子や有利子の貸与型の制度を設けていますが、経済的な理由から返済が困難になる人が相次いでいて、機構の調査では、3か月以上返済が滞っている人は昨年度およそ17万3000人にのぼっています。
これに関連して、馳文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、「返済のいらない給付型の奨学金を制度として作る必要があると強く思っている。意欲と能力のある学生が学ぶ機会を奪われることのないよう、文部科学省が主導する形でやるべきだ」と述べました。そのうえで馳大臣は「財源や対象者をどう絞り込むかなどの議論も必要で、財務省との協議も進めていく必要がある」と述べ、給付型の奨学金制度の創設に向けて、政府内で協議を始めたいという考えを示しました。
これに関連して、馳文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、「返済のいらない給付型の奨学金を制度として作る必要があると強く思っている。意欲と能力のある学生が学ぶ機会を奪われることのないよう、文部科学省が主導する形でやるべきだ」と述べました。そのうえで馳大臣は「財源や対象者をどう絞り込むかなどの議論も必要で、財務省との協議も進めていく必要がある」と述べ、給付型の奨学金制度の創設に向けて、政府内で協議を始めたいという考えを示しました。