ラグビー日本代表の歴代監督・HC【拡大】
ジャパンの強化が名将に託される。日本協会が昨年12月、HC候補をジョセフ氏に絞って続けてきた交渉が金銭面、諸条件で合意に達した。新生日本代表の“顔”がようやく決まった。
昨年のW杯イングランド大会を最後にエディー・ジョーンズHC(55、現イングランド代表監督)が退任。次期HCは60人の候補者の中から強豪国の監督や世界最高峰クラスのクラブチームを優勝に導いた経験者を対象に絞り込んだ。その中からジョセフ氏を候補として一本化、交渉を進めてきた。
その後、国内外の一部報道で「日本協会がジョセフ氏と合意」とされたが、実際には合意のサインには至らず、年末年始にかけて法律家らを交え、契約内容の確認作業が続けられてきた。今後、契約金および年俸の支払いが確認された後、協会、ジョセフ氏双方がサインする。ハイランダーズとの契約が残っているため、本格的な代表の指揮はSR期間(今年2~8月)終了後になる見込みだ。