資本主義が明治維新後に日本へ定置し、100年あまり…。
資本つまりは売上や利益を行動の源泉としている「会社」という形態がいつまで続くのだろうか…。
結局は利益を最終的な目的としている「会社」は、急速に縮小や変化をする市場に対し売上をあげることが困難になり、人件費を下げざるを得ない。
社員は市場でもあり、当然ながらお金を使わず、資本の流通は悪循環をたどる。
「会社」という形態は、破綻し10年後にはなくなっているかもしれない。
ヴィジョンを最終的な目的とするNPO法人や個人事業主の急激な増加がこれを物語っている…。
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<推薦図書>
新自由主義・市場原理主義は、世界不況と長期停滞の予測、深刻化する地球環境問題、貧富の格差の拡大を前に破綻しつつある。経済成長と効率が最優先される社会から、人間の理性にもとづく経済システムへの転換を説く。
書籍名:資本主義は存続できるか―成長至上主義の破綻
著者名:久留間 健