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甘利大臣「原油下落で日本経済にマイナス影響も」
1月19日 11時11分

甘利経済再生担当大臣は閣議のあとの記者会見で、原油価格と株価の下落は密接に関係しているとして、金融市場を通じて、日本経済にもマイナスの影響を及ぼすおそれがあるという認識を示しました。
原油価格は、国際的な取引の指標となるWTIの先物価格が、節目となる1バレル=30ドルを割り込むなど、下落が続いています。
これについて、甘利経済再生担当大臣は「原油安と株安は密接に関係しており、原油価格の下落で産油国の経済が厳しくなって、金融資産を売却する中に日本株もかなり入っているはずで、原油価格が下がりすぎると日本経済にも影響が出る」と述べ、原油安が株安につながり、金融市場を通じて日本経済にもマイナスの影響を及ぼすおそれがあるという認識を示しました。
また、麻生副総理兼財務大臣は原油安に関して、「イランに対する経済制裁の解除で、イランの原油がマーケットに供給され量が増えるので、原油価格がさらに何ドルか下がることも考えられる。しかし、日本は企業の収益や実体経済も悪くないので、右往左往する話ではない」と述べ、相場の変動には冷静に対応するべきだという考えを示しました。

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