ニュース詳細
首相 施政方針演説で同一労働同一賃金実現など表明へ1月19日 6時02分
k10010376921_201601190622_201601190625.mp4
安倍総理大臣は、今月22日にも行う施政方針演説で、「世界経済の新しい成長軌道」、「地方創生」、「一億総活躍」、「よりよい世界」の4つの課題への挑戦を掲げ、新たに、同一労働同一賃金の実現や定年引き上げを行う企業への支援などに取り組む考えを表明することにしています。
安倍総理大臣は、今の通常国会で今月22日にも施政方針演説を行うことにしています。この中で、安倍総理大臣は「世界経済の新しい成長軌道」、「地方創生」、「一億総活躍」、「よりよい世界」の4つの課題への挑戦を掲げることにしています。
このうち、一億総活躍への挑戦として、安倍総理大臣は、働き方改革が最も重要な課題だとしたうえで、いわゆるマタニティー・ハラスメント防止の事業者への義務づけのほか、新たに、同一労働同一賃金の実現や、定年引き上げを行う企業への支援などに取り組む考えを表明することにしています。
また、世界経済の新しい成長軌道について、安倍総理大臣は、成長をけん引してきた新興国に頼った成長には限界があるとして、日本を含む世界が目指すべき成長軌道の創出を訴えることにしています。そのうえで、安倍総理大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定が成長軌道を実現する第一歩だとして、農林水産物の輸出の増加や、農地の集約、それに、中国やインドを含めたRCEP=東アジア地域包括的経済連携など自由貿易協定の締結交渉を進める考えを示すことにしています。
一方、よりよい世界への挑戦として、日米同盟を基軸として中国や韓国、ロシアとの関係発展や、中東情勢やテロとの闘いなど国際的な課題に取り組み、世界の平和と繁栄に貢献していく方針を打ち出すことにしています。
このうち、一億総活躍への挑戦として、安倍総理大臣は、働き方改革が最も重要な課題だとしたうえで、いわゆるマタニティー・ハラスメント防止の事業者への義務づけのほか、新たに、同一労働同一賃金の実現や、定年引き上げを行う企業への支援などに取り組む考えを表明することにしています。
また、世界経済の新しい成長軌道について、安倍総理大臣は、成長をけん引してきた新興国に頼った成長には限界があるとして、日本を含む世界が目指すべき成長軌道の創出を訴えることにしています。そのうえで、安倍総理大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定が成長軌道を実現する第一歩だとして、農林水産物の輸出の増加や、農地の集約、それに、中国やインドを含めたRCEP=東アジア地域包括的経済連携など自由貿易協定の締結交渉を進める考えを示すことにしています。
一方、よりよい世界への挑戦として、日米同盟を基軸として中国や韓国、ロシアとの関係発展や、中東情勢やテロとの闘いなど国際的な課題に取り組み、世界の平和と繁栄に貢献していく方針を打ち出すことにしています。