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「廃棄物と知りながら横流した」業者が認める
1月18日 19時24分

「廃棄物と知りながら横流した」業者が認める
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カレー専門店を展開する会社から廃棄処分を依頼された冷凍のビーフカツを処分せず、横流ししていたとして捜索を受けた、愛知県稲沢市の廃棄物処理業者が、警察の任意の事情聴取に対し廃棄物と知りながら横流ししたと認めていることが、業者の弁護士に対するNHKの取材で分かりました。
カレー専門店の「CoCo壱番屋」を展開する壱番屋が、異物が混入したおそれがあるとして、廃棄処分を依頼した冷凍のビーフカツなどが処分されず横流しされていた問題では、愛知県稲沢市の「ダイコ-」が、肥料にして処分したという、うその内容を壱番屋側に伝えていたとして、今月14日に廃棄物処理法違反の疑いで警察の捜索を受けました。
ダイコーの会長の弁護士によりますと、会長は警察の任意の事情聴取を受け、その中で「冷凍のビーフカツが廃棄物であることを知りながら、岐阜県の食品関連会社『みのりフーズ』に横流ししたと認めている」ということです。
また「壱番屋側からは『規格外の製品が出た』として廃棄を依頼されたが、異物が混入したおそれがあることについては伝えられなかった」と説明したということです。
そのうえで、会長は「法律に違反して申し訳ない。捜査には協力する」と話しているということです。

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