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2016年1月18日 (月)

陰陽師の術では、実際に「急急如律令」を使うのか!?

こんにちは、「水の家系」を継ぐ、正統の陰陽師
第27代・安倍成道です。

私の鑑定室に来られる相談者の方から、次のように質問されることがときどきあります。

「陰陽師が術をかけるときには、
本当に
“急急如律令”と言うんですか?」

映画やドラマなどで描かれた陰陽師によって、
急急如律令(きゅうきゅうにょりつりょう)という言葉が、
多くの人に知られるようになっているようです。

印を組んで呪(しゅ)を唱えた陰陽師が、
最後に決めゼリフのように「急急如律令!」と言う
シーン
を観たことがある人は、このブログの読者のなかにもおられることと思います。

では実際の陰陽師は、それを使うのでしょうか。

先の質問に対する答えは、「はい」です。

私たち陰陽師は術をかける際、急急如律令という呪を実際に使います。

今回のブログではそれについて説明いたしましょう。

まずは急急如律令の意味から説明しましょう。

現代の言葉にすれば、
急急如律令は「急いで律令のごとく行え」という意味
になりますが、
この呪がもつ役割は、言葉の意味に関係しています。

私たち陰陽師が術をかける際、仮にそれが結界だとしたら、術の対象となる土地や物、人に対して、結界を施すための呪を唱えます。

その際、術の効果を早めるための呪が、この「急急如律令」です。

結界を施すための呪を唱えた後で、「急急如律令」とさらに呪をかけることで、結界を対象物(者)にいち早く定着させるのです。

術にもよりますが、その効果が早く定着しないと、危険を伴うことがあります。

先に例で挙げた結界であれば、術の対象となる土地や物、人に結界が定着しないうちに、強い力をもつ霊に侵入を試みられた場合、防ぎきれないというようなことが起こりかねません。

そのため結界の術を施す際には、高い集中力をもって短時間のうちに術をかけるとともに、その定着を早めるための呪=急急如律令を唱えるというわけです。

長くなりそうですので、この続きは次回。

それでは、また。このブログで鑑定所でお会いしましょう。

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