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中国土砂崩落 地元政府担当者ら12人拘束1月19日 5時42分
中国南部、広東省の工業団地で先月、69人が死亡した大規模な土砂の崩落で、国営の新華社通信は、検察当局が職務怠慢などの疑いで地元政府の担当者ら12人を拘束したと伝えました。
中国南部、広東省深※センの工業団地で先月20日、大量の土砂が崩落して工場などが土砂に埋まり、これまでに69人の死亡が確認され、8人の行方が依然として分かっていません。
この土砂崩落について、国営の新華社通信は18日、検察当局が職務怠慢と職権乱用の疑いで地元政府の担当者ら12人を拘束したと伝えました。検察当局は、これまでに処分場の管理会社の関係者など30人以上を対象に強制捜査に乗り出していますが、行政の刑事責任を問うのは今回が初めてで、新華社通信は検察当局が今後贈収賄の疑いでも管理会社と地元政府の担当者を追及していく方針だと伝えています。
中国政府は、土砂の処分場に大量の建設残土が積み上げられていたのが原因だと発表していて、検察当局は60人余りを投入して捜査を進めています。
※センは「土」へんに「川」。
この土砂崩落について、国営の新華社通信は18日、検察当局が職務怠慢と職権乱用の疑いで地元政府の担当者ら12人を拘束したと伝えました。検察当局は、これまでに処分場の管理会社の関係者など30人以上を対象に強制捜査に乗り出していますが、行政の刑事責任を問うのは今回が初めてで、新華社通信は検察当局が今後贈収賄の疑いでも管理会社と地元政府の担当者を追及していく方針だと伝えています。
中国政府は、土砂の処分場に大量の建設残土が積み上げられていたのが原因だと発表していて、検察当局は60人余りを投入して捜査を進めています。
※センは「土」へんに「川」。