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SMAP存続「ただ前を見て進みたい」
1月19日 4時04分

SMAP存続「ただ前を見て進みたい」
グループとしての活動が続くのかどうかが注目されていた人気アイドルグループ、SMAPが存続することが決まり、18日夜、メンバー5人が民放のテレビ番組にそろって出演して、「自分たちは何があってもただ前を見て進みたい」と話しました。
国民的人気を誇るアイドルグループ、SMAPは一部のメンバーがジャニーズ事務所からの独立を検討していることが明らかになり、多くの人たちから、グループの解散を心配する声が上がっていました。
メンバー5人は18日夜、民放のテレビ番組に生出演し、今回の騒動を謝罪したうえで木村拓哉さんが、「SMAPが空中分解になりかねない状態だと思いましたので、5人が顔をそろえてこのような時間を頂きました」と経緯を説明しました。そしてメンバーが1人ずつコメントし、このうち中居正広さんは「今回の件でSMAPがどれだけみなさんに支えていただいているのか改めて強く痛感しました」と述べました。また、草※なぎ剛さんは、木村さんが機会を設けてほかのメンバーが事務所のジャニー喜多川社長に謝罪したことを明かしたうえで、「5人でここに集まれたことに安心しています」と述べました。
そして、最後に木村さんが「自分たちは何があっても前を見て、ただ前を見て進みたいと思いますので、みなさんよろしくお願いします」と話し、今後もグループとしての活動を続けることを明らかにしました。
事務所の関係者によりますと、メンバー5人は引き続きジャニーズ事務所に所属して活動するということです。

※「なぎ」の時は、弓へんに「剪」。

専門家 ファンの声を再認識したのでは

今回の問題について音楽プロデューサーとして数多くのアイドルやミュージシャンを世に送り出してきた酒井政利さんは、「SMAPはスターでありながらバラエティにも出演するなど、どこか親しみやすく日常生活で身近な存在になっていた。世代や性別を超えて愛される国民的な共有財産とも言える存在になっているのだと思う。そんなSMAPが失われることへの寂しさがこれだけ大きな『辞めないで』という声につながったのだろう。また、事務所やメンバーたちは今回の騒動を通じてそうした声の大きさを改めて認識したのではないか」と話しています。

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