本日のコモンズ投信のこどもトラスト・セミナーではコモンズ30ファンドの投資先の
ダイキン工業のご協力を頂き、機体の分解を体験しながら、「熱を逃がす」
エアコンの仕組みを学ぶ場を設けました。今回は、ダイキンが夏に実施している
プログラムを特別に、この季節に実施していただき、大変ありがたかったです。
こども達がエアコンをただ分解するだけではなく、エア・ポンプを使って、空気の
圧縮・膨張でペットボトルの中の空気が24℃から34℃と10℃も変動する実験を
体感的に、またサーマルカメラを使ってビジュアル的に演出するなど、エアコン
の冷す科学的原理も本質をわかりやすく説明していただき、大人にも色々と
勉強になったと思います!
そして、最後はコモンズ投信が成長を応援(投資)するダイキン工業の社長に
ハガキでメッセージを書いてもらいました。これも、コモンズ流の企業との「対話」です!
(参加した皆さんはコモンズを通じて当社の小さな株主ですから!)
いわて経済力向上委員会のご縁で、専門学校盛岡カレッジオブビジネスで
講義させていただきました。地元の金融機関へ就職が決まっている学生たち
も多かったようなので、長期投資を通じて世代間の金融資産の移転に地域
金融機関が果たすべき重要な役目などお話しました。また、2020年以降、
日本社会の現役として活躍する世代として必要な未来志向や年金など資産
形成の重要さなども説明しました。ちょっと手前味噌ですが、自分が20歳ぐらい
のときに聞きたかった内容の話だったと思います。
色々な大学で講義した経験ありますが、専門学校は始めてでした。しかし、
退屈そうな顔をしている子(これは男子)や寝ている子(これは男女)は
若干名に過ぎず、全体的に皆さんの学ぶ姿勢は良かったです。最後列から
(普通は寝る位置なのに)身を乗り出すように私の話を聞き入ってる男子など
手応えがある印象を与えてくれた若者もかなり多くて、ありがたかったです。
今朝は、きりっと晴れた東京から東北新幹線に乗車しました。
3時間ちょっとぐらいに乗ったら、大雪の国へ・・・
今年は、日本の各地で雪が全くないなぁと思いきや、青森市では例年より
雪が多い感じだそうです。それも、この1週間ぐらいでドカっと積もったようです。
一方、南東の八戸ではほとんど積もっていないとか。
東奥日報社の情報懇談会の講演依頼のおかげで、たっぷりと雪景色を
楽しむことができました。講演前の待機中に震度4クラスの地震まで、
久しぶりに体感。数時間で、色々なハプニングを体験させてもらった
青森を後に、盛岡に入りました。
いわて経済向上委員会の皆さまのアレンジのおかげで、何回も訪れている
盛岡ですが、初めて「渋沢栄一の論語と算盤で未来を拓く!」という講演が
現地で実現しました。雪はそんなに積もっていなかったですが、キンキンに
冷えた夜を、皆さんの笑顔で温めていただきました!
今日から販売になりました!
ロング・セラーになっている文庫本渋沢栄一100の訓言の第二弾です。
栄一の言葉は不易流行です。どの時代でも通じる本質があり、また、
変化している時代に合わせて新しい未来を拓くために活用できるもの
だと思います。栄一が残してくれた言葉から特に印象に残ったものを
読みやすくまとめている作品なので、ぜひ、手に取っていただきたいです!
人気の朝ドラマの「あさが来た」で、今月末から渋沢栄一が登場することに
なっているようなので、そういう意味では良いタイミングで出していただきました。
渋沢栄一という人物像と思想に注目が集まることに期待したいです。
三年連続、新年の初日の日経CNBC朝エクスプレスのマーケット・コロンブスの
コーナーにゲストとしてお招きいただき、一年の見通しのキーワードを提示しました。
二年前のキーワードは、「変化と進化」
去年のキーワードは、「安定期から不安的」 (これは、何となく当たりました)
そして、今年は「民間主導の正念場」にしました。
今年は、5月の伊勢志摩サミット、7月の参議院選挙などアジェンダが相次ぐので
政治の政治色が高まると思います。それによって、株式市場が上昇すれば越した
ことないという考えもあるでしょう。でも、ここで民間主導の意気を高めないと、
永遠と官制相場の虜になってしまうのではないかと、持続的な価値創造に関心が
ある長期投資家として心配です。
去年はガバナンス元年でした。でも、これは、政府が定めたルールに企業が
しょうがなく遵守している感じがします。真のガバナンスとはルール(規則)では
なく、企業が自身の持続的な価値創造のために自ら実践するプリンシパル
(原則)だと思います。
そして、そのガバナンスの本質は企業の対話力によって表現するものだと
思ってます。ROEや社外役員をそろえる形式的なものに留まるようでは
民間主導の意気を発揮しているとは言えません。ROEや社外役員を通じて
株主などステークホルダーとの対話が要です。
今年の見通しでは、これから一段と円安が進むシナリオは考えにくいと
番組の冒頭でお話しました。構造的には円安であることには違いありません。
ただ、9年半ぶりに利上げした米FRBの更なる利上げが整うまで、結構
時間がかかりそうです。日本銀行の緩和政策は続きますが、目新しくなく
逆に手詰まり感さえ感じます。そういう意味では、円高シナリオもあるかも
しれなく、円安によって株式市場の全体を押し上げるのは難しい(だから
こそ、個別要因が重要であり、企業の対話力が大切であるというロジックです)
番組が始まる前のドル円は120.20ぐらい。それが、番組中に120を割れて
するすると円高方面に・・・ たまたまの偶然だったんでしょうが、まさか、
年初の薄い商いのところ、私の発言でちょっと叩いてみたら、ドルが
下がっちゃったなんてことないでしょうね。黒田さんじゃなのので・・・
年初から日本経済新聞電子版のマネーブログ カリスマの直言にコラムを
掲載させていただきました。
2016年は5月の伊勢志摩サミット、7月の参議院銀選挙と政治的なアジェンダが
あるため、経済の政治色が強まる可能性が高いだけに、ここで民間力の意識を
高めないと、官制相場から永遠に解かれないのではないかと危惧しています。
2015年がコーポレート・ガバナンス元年だとすれば、そのガバナンスを政府から
指導された受動的なルール(規則)ではなく、持続的な価値創造のために企業が
自ら能動的に実践するプリンシパル(原則)という側面で「対話力」を高めて
いただきたいと思います。足元の業績の説明会ではなく、企業理念を含む、これから
2020年以降の価値創造の戦略の見える化の対話です。
企業が「個人投資家はやっていない」なんて言い訳が通じない世の中にしたいです。
見本が届きました!
ロングセラーにんっている「渋沢栄一 100の訓言」の第二弾が文庫本として
リバイバルされました。 「渋沢栄一 100の金言」
編集者から、最初は秋に出版するということで原稿を準備したのですが、結局、
出版は1月にしたということ。。 ちょっと遅れるぐらいであまり気にしていなかった
のですが、今月に、こんなニュースが流れました。。。
視聴率がアップしている朝ドラ「あさが来た」に渋沢栄一が1月から登場する。
なるほど・・・ このタイミングに合わせたんですね!
実際に広岡浅子が栄一とあったという記録は見つからなかったのですが、
銀行設立の際、また、その後、日本女子大の創立のときにも栄一も動いて
いたので、とこかでご縁があったんでしょうね。ドラマの展開が楽しみです。