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拉致問題担当相 問題解決へ国連と連携
1月18日 22時13分

加藤拉致問題担当大臣は、北朝鮮の人権問題を担当する国連の代表者と会談し、拉致問題の解決に向けて対話の窓口は閉ざさず、国連とも緊密に連携して1日も早い解決に取り組む考えを示しました。
加藤拉致問題担当大臣は、日本を訪れている北朝鮮の人権問題を担当する国連のマルズキ・ダルスマン特別報告者と18日夜、内閣府で会談しました。
この中で、加藤大臣は北朝鮮の核実験について、「わが国の安全保障にとって重大な脅威であり、アメリカはじめ関係国と連携を取り、拉致・核・ミサイルの包括的解決に向けた具体的行動を取るよう北朝鮮に強く求めたい」と述べました。そのうえで、加藤大臣は「私どものほうから拉致問題に関する北朝鮮との対話の窓口を閉ざすつもりはないが、ダルスマン氏をはじめ、国連のさまざまな方々と連携を取り、すべての拉致被害者の1日も早い帰国に向けて全力で取り組んでいきたい」と述べました。
これに対し、ダルスマン氏は「国際社会でもこれまで以上に拉致問題に取り組む気運が高まっており、北朝鮮の責任追及という局面に入ってきた。日本と北朝鮮が今後も対話を続けることで、最終的に拉致問題が解決されることを願う」と述べました。

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