168 薗部ユニットで作る五方十二面体
今日は薗部ユニットで作る五方十二面体のお話。
この作品はとても人気があって、いつも右の方にある
人気記事ベスト10に入っているのだけれど、
60ユニットと枚数も多いし、組み方も少々複雑なので
上手くできなかったというご報告も頂いている。
たしかに、004回でご紹介した時は、ブログを始めた頃で
見せ方も上手くなかったし、小さいのに凝っていたので、
3.75cm角というミニサイズで作ったため、作品の出来も良くなかった。
なので、今回は皆さんにぜひ完成させて頂きたく、
写真を多く撮って解説しようと思う。
今回のサイズは7.5cm角の正方形。
普通の折り紙が15cm角なので、それを四つに切ったサイズだ。
今回、使った紙は折り紙、いろんなお店の包装紙、チョコの包み紙など。
なお、ユニットは簡易式薗部ユニットを使った。
詳しい作り方は こちら(
から⑬まで)を見てね。
組み方が少々難しいといっても、実は同じことの繰り返しなので
コツさえ掴んでしまえば、何のことはない。
ポイントは3つ。
その1:写真左。薗部ユニットの折り線は左から、山・山・谷折り。
その2:写真中。まずは5つのとんがりを作ろう。
その3:写真右。構造を知れば大丈夫。5つのとんがりは3つでつなぐ。
では、スタート。
青いユニットのポケットに、黄緑の山折りの方の手を差し込んだら、
黄緑の反対のポケットに青を差し込む。これで第一歩が完成だ。
青の手を3つ目のユニット(茶色)の山折りのポケットに入れたら、
4つ目のユニットの山折り側の手を茶色に入れて、
青と黄緑を組んだ時と同じように、裏側で、茶色と組む。
この要領で繰り返していくと、写真右のような、5つのとんがりが完成する↑。
さて、ここからがポイント3。五方十二面体とは五角形が隣接する形なんだけど、
その隣接部分が三角形になっているので、それを3つのとんがりで作っていく。
とんがりの先端を線で結んだ形が五角形。そうイメージしながら作ると間違えない。
先程の5つのとんがりで、緑と紺色はすでにできているので、
今度は3つ目のとんがりを作る。水色のユニットを用意して黄緑に組む。
さらに、水色の谷側のポケットに新しいユニットを挿し込み、後ろ側で同様に組む。
それが下の左の写真。( マイフォトの「資料箱」に、もう少し大きい写真があります)
写真左。時計回りに、水色、紺色、緑色と3つのとんがりが完成した。
今度は水色と紺色をベースに5つのとんがりを作っていく。
この繰り返しで、五方十二面体はやがて完成へ向かってGO!
ぜひお試しあれ~~
ランキング参加中
ポチッとひと押し、お願いします。
←こちらの作品は「109 Star sea」2012年4月26日の記事より。.
最近のコメント