祈り

祈りとは、自分のまんなかの静寂にもどること。
ぐいーんと小さくなって静寂の中にすっぽり入ること。
そこには何もないけど全てがある。
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ミーフガーの穴ってけっこう大きいんだなあ。
命が 海からやってきて 還っていく門。

永遠の青い海
わたしは それである
わたしは そこからきた意識の形であるから
そこへ還る
意識の底がぬけて
そこへ還る
永遠の青い海

山尾三省『祈り』より

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たんけん

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久しぶりの晴れ。鳥の口までゴー。クジラのブリーチ見えた!
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いつも見惚れるワイルドな景色。
続いてアーラ浜へ。

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未知の惑星の無人島探検しているみたい。
映画のシーンみたいだなあ。
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大きな岩をいくつも登って
スターウオーズのつもり(笑
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眺めサイコー
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穴の空いた岩によじ上って入ってみたら、中は洞穴みたいで不思議だった。
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中からの眺め。穏やかな海が金色に輝いてる。
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「うわ〜!きれい!!!」と何度も叫びながら帰りました。
☆おまけ
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今日は直売市だったので久しぶりに行ったら久米島珈琲のカウンターがすんごく立派になっていてアギジャビヨー!キイチさんのいれてくれたコーヒーめっちゃ美味しかった(^0^)
コーヒーの木が順調に育っているみたいです。
こうやって形にしていっているの、すごいなあ。

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なぜか、

ここ10日くらい、体が高いところに行きたがってる。

でも、だるま山や宇江城城まで上がってみても、なんか違う。
高いところへ、高いところへってかすかな声が聞こえる。
今の家もそうだけど、低いところは酸素が足りない感じ。なんなんだろなー。

それから、電池で動いている別々の時計が2個、同時に動きはじめたり止まったり。
なんなんだろなー。
ふしぎ。

関係ないけど、今日は、いただいた乾燥天然酵母でパンをつくろうとしたけど発酵のときほんの少ししか膨らまなかったのでベーグルにしたらモッチモチで美味しすぎました。
ぶっきーにもらった紅芋粉いり(^^)
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・・・そして私は試されている。。胸がぎゅーん。

まだまだだなあああ。

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ほんとうの自分(真我)って?

年が明けてからのヨガのクラスでは、以前に少しだけお話したヨガの8支則、そしてヨガの目的:

Yogaha citta vrtti nirodahah ( ヨガスートラ1.2)
〜ヨガはチッタ(心)の動きの止滅である
について話をしています。

なぜアサナのクラスで体を動かして清浄な状態をつくるのか、その目的をきちんと理解していないとヨガではないし、理解していればアサナが前とはまったく違うものになるはずだから。

今まで私の中でこの説明をしていくとどうしても宗教的なにおいがしてしまうので避けていたところがあったんだけど、やはりクラスの最初に少しづつでもお話をしていくことに決めました。

さて、これを説明するには、パンチャマヤ(コーシャ)の理解が必要です。(ヨガのクラスを開いたりアユルヴェーダを学んだ人にはおなじみだと思うのでより深く知りたい方はそういう方に聞いてみてください)

人の存在というのは、真ん中に純粋な真我(アートマン、ほんとうの自分といわれるもの)があってその外側を5層のマーヤが取り巻いているという説です。
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内側から順に、

アナンダマヤコーシャ(歓喜鞘)

→無限の宇宙とつながり、歓喜そして祝福に満ちた層で真我を包んでいます。

ヴィニャナマヤコーシャ(理知鞘)

→生まれた感情や記憶を判断する知性の層。自我とも個性ともいえます。

マノマヤコーシャ(意志鞘)

→意志や感情でできた層。外からの刺激に反応してさまざまな心の働きが生まれます。

プラナマヤコーシャ(生気鞘)

プラナ(生気)で構成されているエネルギー体。

アンナマヤコーシャ(食物鞘)

目に見える肉体のことで、食物による栄養で維持されている生理学的な物体。食べ物による 影響が大きい。これがいちばん外側にあります。

ヨガではこの層とつながり浄化して真ん中のアートマンとつながることを目的としています。真ん中に宝があっても、例えば周囲をとりまく水が濁っていたりザワザワしていたらその宝をクリアに見ることができません。

そのための方法として、ヨガには8支則という段階、行法があります。

1)ヤマ(禁戒。おもに、他者との関係の中での態度)

2)ニヤマ(勧戒。自身に対する態度)

3)アサナ(体位法)

4)プラナヤマ(呼吸法)

5)プラティヤハーラ(感覚の制御)

6)ダラーナ(一点集中)

7)ディヤーナ(瞑想)

8)サマーディ(三昧、悟り)

3)〜8)は、上記のパンチャマヤ(5層)にそれぞれ対応した鍛錬で、層が深くなるにつれて、浄化→鎮静→一体をたどります。

体位法は肉体を浄化し、呼吸法はエネルギー体を浄化し、感覚の制御と一点集中は感情を浄化し、瞑想は自我を鎮め、歓喜とつながり、そして、真我と一体になることが三昧、というふうに。

さて、この話を説明するのに真我(アートマン)とは何ぞやというところで実は困った。この真我なるものを実在として体験するまでは、これは燦然と輝く光だと思ってました。しかし私が体験したものは「虚空」でした。感覚でいえば色も光もエネルギーもなんにもない虚空、ただただ静寂のみが実在しているという確信。

じゃあ、今まで「光」と思っていたものは何だったのかというと、おそらくは、浄化された時の5層(4層)なのかなと。

頭や感情で理解し説明しようとするとそういう言葉を使わざるをえないのかなあなんて思います。そして「なんて幸せなんだろう」と感じているうちはまだ外側をうろうろしているということなんだろうな。これがよろしくないということでは全くなく、まだその先に別の体験があるということです。一時的な幸福感ではなく永続的な至福が。

そしてその体験では、瞬時にして、あまねくものの中にある真我と超宇宙意識ブラフマンとひとつになります。あーもーこんな表現しかできないのよねん。。かくしてこれをどうやって伝えればいいかと日々本を読みあさっている次第。

英語だったら、connect the divine, connect with your heart でさらっとわかるんだけど。日本語って仏教用語があるだけに宗教っぽくならないようにするの難しい。。。

ごちゃごちゃ書きましたが、ヨガの世界では「ほんとうの自分」というのは曖昧なものではなくきちんと実在しているということ、そして、そこと常につながる道が示されていること。学ぶたび体験する7,000年の時をかけて探求されてきたもののすごさを感じております。

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さてさて、今週の木曜クラスは先週に引き続き、肋骨をいーっぱい開いて、寒さで縮みがちな呼吸を深くしていきます!

 

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You have to grow from the inside out. None can teach you, none can make you spiritual. There is no other teacher but your own soul.
内側から成長しなさい。
他の誰も、あなたに教えることはできません。
他の誰も、あなたを神聖にすることはできません。
師は、あなた自身の魂なのです。

〜スワミ・ヴィヴェーカナンダ

これって、もろスターウオーズ最新作のフォース覚醒のシーンのベースになってる思想やん!と確信。今日はヴィヴェーカナンダ師の生誕祭だそうです。
ということで午後は師のギャーナヨーガを読んでるんだけど「あらゆるものの中の神」(神という言葉を使うと宗教的に聞こえるけどまったくそうではない)の章のヴェーダンタが言わんとしている、宇宙、世界の理解のもとでの’完全な至福’への説明があまりに納得で面白く、、、けど、かいつまんで書くことは到底無理ゆえ冒頭の一文を記すのみにて。。
これを理解してゆくと、とにかく心の中も持ち物も間違ったものはどんどん削ぎ落としてゆくことになるんだけど、世捨て人になるというのではなく、余計な物や間違った理解に振り回されない穏やかさの中で生きる意味と方法がわかってくるのであります。。。


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外は雨でも、ヨガのクラスが終わる頃には心も晴れ晴れ!

心の曇りのなさのすがすがしさよ。
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今日も、とってもきれいな氣が流れていました。
集まってくれるみなさんに感謝いっぱい。

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「命のなかには美の意識がある」

本『LIFE』加島祥造 書・画・文 より。

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大好きな詩人でタオイストの加島祥造さんの書。
大きく頷いてしまう。
ブッダは、’すべて変化するということから苦悩が生まれる’と説いたと聞きました。
そして加島さんは、こう書いた。
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あたたかく愛を感じさせてくれる言葉の数々。
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長野の伊那谷に移り住み、タオの思想を広め深め、内側の静けさと平穏が真の豊かさだと繰り返し教えてくれた名著「求めない」。
今、改めて読むと、心の断捨離のあとに見えてくるものがこれでもかといっぱい書かれてて楽しくなってしまう。想像からではなく加島さん自身が実感した言葉だから、あたたかい体温とともに心に沁みるんだなあ。
そんな加島さんが、昨年の12月末、92歳老衰で亡くなったというニュースが流れてきた。
命への愛とやさしさに満ちた言葉の数々に感謝し、ご冥福をお祈りします。

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ヨガクラス急遽お休みのお知らせ!!!

おはようございます。

ごめんなさい、本日4日月曜のヨガクラスですが、急遽、都合により、お休みとさせてください。
新年一回目からごめんなさい!!!
(元気ですのでご心配なく)
今週は木曜のクラスから再開します。
どうぞよろしくお願いします。

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ヨガクラスの再開

みなさん、お正月はいかがお過ごしでしたか?

私は大晦日から三が日は家に籠り、本と資料山積みでひたすら学校からの宿題をやっていました。

ところで明日はもう4日の月曜日!
ということで、明日からヨガのクラスも再開します。
曜日・時間・場所は以前と同じです。

A: 月曜 15:00~17:00(通常クラス)@宇根のレンタルスペース
B: 月曜 19:30~21:00(通常クラス)@同上
C: 木曜 18:00~19:30(通常クラス)@儀間の旧久米中図書館
D: 金曜 19:00~20:30(ヨガセラピー)@宇根のレンタルスペース ※要予約

2ヶ月間空きましたので、ゆっくり体を慣らすことからはじめていきましょう(^^)
何かご希望がありましたら、なんでも言ってくださいね。

ところで・・・
インドでのヨガの修行というと毎日何時間も修行僧みたいにアクロバットみたいな動きの訓練をやって、、というイメージがあるかもしれませんが(私だけ?笑)、実際の毎日では、アサナは朝の1時間だけ、しかも私が通っていたのは、伝統クラシックスタイルの学校で、毎日やっていたのは拍子抜けするくらい非常にシンプルなアサナの繰り返しでした。(動きがシンプルなぶん、内観が濃く深くなります)もっといろんなのを練習したいなあと思っていたのですが、しかし、このシンプルな繰り返しが驚くほど心身を鍛えてくれていたのでした。

それがわかったのが、学校が終わったあと別の場所(オーロヴィル)に移動して、アイアンガーやハタやいろんなスタイルのクラスに参加したとき。いちばんキツいクラス(ヴィニヤサの特にハードなの)で、レギュラーの生徒さんの「先生、今日はどうしたん?キツいよ〜」っていう声が聞こえてきたクラスでも、息が乱れることなく余裕で終えることができてびっくり。

その理由は、おそらく、ヨガスートラのアサナとは?の部分を繰り返し繰り返し学ぶことでアサナの本質をたたきこまれたからに違いないと確信しました。
これ、実はものすごーくシンプルなんです。
クラスでゆっくりお伝えしていきますね。

そして、心と体が内に向って安定することで体験できること(特に内的に)も増えていきます。楽しみですね!

それでは今年もよろしくお願い致します。
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あけましておめでとうございます。

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今年の初日の出は、鳥の口のいちばん上まで行って見ました。
水平線からの日の出は拝めなかったけど、空がだんだんとオレンジにかわり、雲の裏側から強いオレンジの光が顔を出し次第に強さを増して美しかった〜。
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(写真じゃ伝わらないねえ)
水平線がほんのりグリーンに見えている気も。
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ひとつしたの見晴し台は私ひとりだったので、太陽礼拝を10回ほど。
ああなんて清々しい。
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観音堂へ、去年のお礼と今年のご挨拶に。
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ここはいつも空気も澄んで、今日はとくに光がきれいでした。
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比屋定バンタからのお天道様もとっても強くてやさしい光。
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ちんべえさんにも去年のお礼と今年のご挨拶。
普段は閉められている奥の9つ並ぶ石(御神体?)を拝ませていただきました。
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そして、シンリ浜、澄んだ水きれい!
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ほどよく冷たい水が気持ちいい!
清々しく光に満ちた2016年の元日でした。
今年もみなさんにいいことがいっぱいありますように(^^)

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今年も1年、ありがとうございました!

1年でこんなにたくさんのことが起こるのかと思うくらいの年だった今年、あと2時間で終わろとしています。

今年は、いつにも増して家族のありがたさを、改めてひしひしと感じた1年でした。

そして、お世話になったみなさん、あたたかく見守ってくださったみなさんひとりひとりのやさしいお顔を思い浮かべながら、ひとりで静かに年越しです。
みなさんが、穏やかであたたかいお正月を迎えられることを願っています。

ほんとうにほんとうに、ありがとうございました。

好き勝手ばかりの私ですが、来年もどうぞよろしくお願い致しますm(__)m
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まだ2歳になってない姪っ子、フォース覚醒してプーさんカーで宇宙に行きそうだな(笑

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生きてるってなんておもしろいんだろう。

今年は1月にマイラが、そして6月には父がこの世を旅立ち、書けていないことも含めて感情がおそらく一生でいちばん大きく動いた年であり、それに伴う内側の探求や一生忘れないだろう心の体験をした年だった。
そして、最後のインドの2ヶ月近くは、マイラと父が与えてくれたとてもとても大きなプレゼントだった。
そんなことを思いながら、宿題をあとまわしにして、来年の8月にはまたチェンナイの学校での第二モジュールがあるのでそのあとにまたオーロヴィルに行ってラマナマハルシのアシュラム行って・・・と目論みながら今日どうしても読みたい本を積んでいったら、あれまあ〜自分が好んでやってきたことがスルスルとひとつにつながった。
オーロヴィルでの体験で、聖者の真我は軽々と肉体の死を越えてあまねく広がり、求める者には惜しみなくそれを感じさせてくれるものだなあと実感しつつ(でもそれは聖者だけでなく心から愛した命のそれも同じだと、父や祖父母やマイラのことを思う)マハルシの本を開きそして聖典アシュターヴァクラの訳者あとがきを読んだら、なんと私が大好きな聖者がぜんぶひとつの学派の流れでしたというオチ。
アドヴァイタ(不二一元論)というのだそうです。
宇宙の根本原理ブラフマとひとりひとりの中にある自己の本質アトマ(どっちも純質サットヴァ)の同一性を主要な教義としていると。
でもって、私、ヨガの学校の最終クラスで、このことと量子力学をからめてプレゼンテーションしていたのだわ。。
偶然というか、きっと意識のどこかでわかっていたのだろな。
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チェンナイの学校の近くには、ラーマクリシュナの寺院。
時間があるとこの中に瞑想しに行ってた。
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んで、ラーマクリシュナの弟子が私が大好きなギャーナヨーガのヴィヴェーカナンダだった。さらにラマナマハルシ(今日がお誕生記念日だそう)はアドヴァイタの筆頭とのことで、ぜーんぶつながってた。
そしてこの聖者たちのアシュラムや教えを学べるところがぜんぶ南インド。30年前に初めてインドに行ったとき、とにかく南が好きだったのはここにつながっていて、迷うことなくここに学びに行かねばと思ったクリシュナマチャリア師の学校が南インドにあったことも偶然じゃないんだろうな。
まあ、すべての人は完全でその中心の光とつながりなさいというのは、エサレンでもヨガのアサナでも教えられてることだし、パタンジャリのヨガスートラにも書かれていることではあるけれど。(ヨガスートラには、巷にあふれる自己啓発や成功哲学や悟ったといわれる人が言ってることや宗教家の話、タオの思想・・・私もかなりそういうものを読んだり体験してみたけれど、これすべて書かれていて、改めて勉強しなおして目から鱗。さらに表面をなでるのではなく、身体や心含めた人間存在すべてのあらゆる次元そして日々の暮らしのあらゆる角度から掘り下げられてるところもすごい。そして、頭で理解ではなく体験せよと。まさに、汝の足元を深く掘れ、そこに泉あり by ニーチェ)
ああ生きてるっておもしろい。
忘れたくても決して忘れられない年となりました。
ありがとう2015年。

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風景

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天に向かってすっくと立ち上るサトウキビの花々がやわらかな光を纏い、時々風に揺れる、なんともおだやかな年の瀬の久米島。

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宇宙

数年前に見た一枚の写真。

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こんな場所が世界にはあるんだ。。と衝撃を受けた写真。
ずっと心のどこかで、死ぬ前に一度はここに行ってみたいと思ってた。
そしたらなんと今回のヨガの学校があるチェンナイの南200キロのところにあるというオーロヴィルという場所。。もう神様の導きとしかいいようがないなあなんて思ってしまった。
オーロヴィルは森の中の、未来的で、私にとっては夢のような場所でもあって書ききれないのでまた別の機会に。ご興味もある方はHPあります。英語です。http://www.auroville.org/
さて、上の写真の瞑想ホールはマトリマンディールというのの中心部ですが、ここに入るにはまずはビジターセンターで説明のビデオを見て、20分ほど森の中を歩いて、離れたところから外観を見学し、
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外観はこんな感じ(金色ゴルフボールと呼ぶ人もいます 苦笑
その後、日時を予約して内覧ツアーに参加して初めて中に入れます。
中に入る時は持ち物は一切持てず、身体ひとつで。
人間、死ぬ時は、何も持っていくことができません。まったくの手ぶらでこの神秘的な空間に入るのは、あの世の疑似体験でもあるような気にもなります。
入り口で備え付けの白いソックスをはき、完全に無言無音(咳さえしてはいけません。咳をするときは外に出ないといけない)、そしていかなる宗教的なお祈りや呼吸法やアサナなどの動きをやってはいけません。合掌すらNG。
きびしいけど、静寂とニュートラルさを保つにはこれくらいしないといけないでんしょう。
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厳かな心でこのような螺旋の坂を昇り、インナーチェンバーと呼ばれる空間(いちばん上の写真)の中にはいり、数十分、座って静かにします。
初日は、心静かにと思っても、この建物の美しさ素晴らしさに驚き興奮してしまい瞑想どころではありません(苦笑
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中心には1mほどのクリスタル。
小さな天窓からまっすぐに光が降りてきます。
私は、滞在中、5日間ここに通い、最終日の瞑想中に想像しえなかった体験をしました。consciousness(意識)は実在するという確信の体験。
英語のconsciousnessは、日本語の意識とは少しニュアンスが違うし、魂とはまたニュアンスが違う純粋意識というか宇宙意識というか、あまねくひろがりそして確実にそこにあるもの。
ヨガで使われる言葉でいえばサットヴァ(純質)そのものであり(サットヴァには質量がないはずなんだけど、実在感がすごくてまるで質量があるようにも感じた)そしてそのサットヴァは、ここオーロヴィルの創設者のマザーが導くそれとしか表現しようがなく(マザーはすでに亡くなっており私はお会いしていないけれど、それでもマザーの波動が生き生きとそこにはあるような、、言葉や理屈では説明できない不思議な感覚です)、それが私のコアの部分にぴったりとはまった体験。
もとより、瞑想のひとつの方法はある対象を据えてひたすらそれとひとつになるという方法があるのだけどまさにそれで、長くて暗くてでこぼこしたトンネルをひとつ抜けた先に突然訪れた、私のまんなかの空洞にずしんと揺るぎなくしかも透明なコアの実在を確信する感覚。これがヨガスートラに書かれているプルシャ(真我)なんじゃないかと。(プルシャの説明はまたの機会に。ヨガのアサナも、これとつながることをめざしています)今までぼんやりしていたものがはっきりと実在し感じられそして、その感覚は消えることなく続いていてとても力強い。
今月公開のスターウオーズで主人公の女の子がフォースの覚醒してたけどそれにも似てるかな。。内なる光と純粋にひとつになる感覚みたいな。
そして、この後のアサナやプラナヤマや瞑想が前とはかなり違ったものとなってきていて、日常では、これを頭で理解説明しようとする作業がその後も続いています。
特に、前から読んではみたもののなかなか理解できなかったラハナ・マハルシの真我について語られた言葉が腑に落ちるようになってきて嬉しい。。
ラハナ・マハルシのアシュラムはオーロヴィルから遠くない場所にあります。
・・・私自身もまだこの体験の本当の意味がわかっていないのかもしれないけれど、ひとつ言えるのはここオーロヴィルに来る前に一ヶ月間、集中して徹底的に心の働きとはヨガとはの教えをいただき考え学び(30年来の断片的な知識と体験がきちんと整頓されていった)そしてここオーロヴィルでも人の存在について心について物質について進化について宇宙について、時には30年来の研究者と1対1で禅問答のようなやりとりをさせていただいた結果がこの体験だったということ。
とにかく、『体験(経験)せよ』というのが私の師たちの教え。
そして体験といえば、マトリマンディールの側に経つバニヤンの木!
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(遠くからしか写真は撮れません)
ハワイでもインドの他の場所でもいろんなバニヤンの木を見てるけど、こんなに見事で美しく宇宙的なバニヤンの木に出会ったのは初めて。
高い枝から大地に伸びた細い根が長い時をかけて太く力強く大地とつながったその幹に身をよせると、まるでその力で私の身体の境界線が消されたようになり大地に広がりそして深く根をはり一瞬で宇宙とつながる、みたいな(まじSFみたいな感覚っす!笑
バニヤンおそるべし。
この体験をしたら、なんだかひとつ回路が開かれた感じで、木が以前とは別の生命体に感じられるようになって、久米島の家に帰っても庭の木にさわったらまた別の場所とつながる感覚があって面白いの!特にトックリヤシの木。前はぼんやり感じていたものがクリアになった感じ。
・・・だんだんマニアックになりすぎてきたので今日はこの辺へんで。
学校の宿題が一段落したら、ちゃんと1から説明するヨガブログ始めたいな。。

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傑作自画自賛!笑

久米島に帰ってすごーく楽しみだったのが、山城の、陶芸体験ができる豊さんの涼風(とっても自由に好きなものを作らせてもらえます!!!陶芸やってみたかったという方、ほんとにおすすめです)

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こちらで作らせてもらって、完成を見ていなかったお皿というか板状の焼き物。
今日、受けとりに行ってびっくり!
↓これが
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じゃじゃーん!!!
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こうなりました!↑↓
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想像以上の出来映え(*゚▽゚)ノ
上の青のは四角いキャンバスに青と白を混ぜて海を表現したかったの。
下のは、ほんとは真っ黒にしたかったんだけど、釉薬の薄いところがなんとなく金色になって刷毛目が渋かっこよくなってる!わーーーいっ!!!
もう嬉しくて嬉しくて、何か乗せたくて乗せたくて。。
早速家に帰ってあるものを乗せてみた。
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オオタニワタリの葉っぱの上におむすび。おむすびが大き過ぎたんで上品さにかけるけど。
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こっちは、オオタニワタリの葉っぱの先のくるくるとお塩で波飛沫を表現した・・・つもりが・・・実物はもっといい感じなんだけどな(いいわけいいわけ、、)
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トレーにしてお椀を乗せても。
やちむんさんのシーサーは箸置きと赤いお箸で沖縄っぽくなったかな。。
ちなみに、島の無農薬新じゃがと新たまねぎのお味噌汁、沁みた。
インドでずーっとお味噌汁食べたかったの。
そんなこんなで、またまた日々小さなしあわせを感じる島暮らしの再スタートです。ありがたや。
【追伸】まいこさん、こうじろうさん、豊さんとヒデ子さんが待ってるよ〜o(*^▽^*)o

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ただいまです!

おかえり〜 スイートホーム♪

先週の金曜日に久米島に戻り、今日からFM復帰しました。
リスナーのみなさんが「おかえりなさい」のメッセージと絢香の曲「おかえり」をリクエストしてくださり、そしてブログ見てたよ〜のメッセージもいただいて、涙うるうる、とても、とても嬉しかったです。さんざんわがままをしているにもかかわらず、あたたかくお迎えてくださるみなさんがいるって、こんなにも嬉しくありがたいことかとしみじみ感じています。
今回のインドは荷物を極力減らすためにノートPCを持っていかず、スマホのみでブログももっとアップしたかったんだけど結構な時間がかかってしまうのと洪水でインターネットがつながらない日が続き、なかなかアップできませんでしたm(__)m たんまり宿題ももらってきたので、合間に少しづつ、感じたことなどアップしていきますね。
ところで!2ヶ月近く留守にしていてやはり心配だったのが家、特に庭のことでした。幸い、冬ということもあって、想像していたよりは荒れていなかったかも、、想像がかなり恐ろしいことになってたので(苦笑
家の中には、やーるーの煮干し干涸びが3体ほど落ちていましたが、、、やっぱ人の出入りがないと虫も少ないのね。
そんなこんなですが、土日で家の中の大掃除と庭の草刈り。
日曜は、ひとりで地面に這いつくばって伸びた草をひきながら気が遠くなる思いをしていたら、救世主降臨!!!お向かいののーりーさんが「ビーバー持って来ようね」と、ぶい〜んぶい〜んと、すごくすごくきれいに刈ってくださった!!!
で、↓この状態が
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↓こうなり(うれし涙)
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↓これが
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↓こうなり(さらに嬉し涙
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↓これが(すでにかなり刈ったあとなのでちょっときれい
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↓こうなりました(涙涙涙
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のーりーさんの作業の早いことと要領のよさと言ったら、、農業をやってらっしゃる人はほんとにほんとに頼りになってかっこいいです。
私も自分の小さな草刈り機でがんばったけど、途中から振動で手がしびれて夜には腱鞘炎気味で腕の筋肉が燃えるように痛くなって、まだまだへなちょこよの〜と思った次第であります。
あ、畑はモリンガの木のみ生きててあとは種も撒いていかなかったので何も育ってないので刈った芝を積み上げてしばらく寝かせてまた復帰しようと思ってます。
ふう〜
ほんっと、なにからなにまで島のみなさんにはお世話になりっぱなしで、心から、ありがとうございますと繰り返すばかり。。

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オーロヴィルの光

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宇宙的で、なんだか時間が止まってしまったような場所にいるので、、気がついたら12月。。

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現世に戻れるかしらん。。

 

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近況

またまた間があいてしまいましたが、、
チェンナイ大洪水で空港閉鎖のためチケット変更やらいろいろありました。。しかし、チェンナイそしてタミルナドゥ州は、114年ぶりという天地創造がまたはじまったかのような大雨が続き貴重な体験をさせてもらっています。

さておき、
私たちのグル、クリシュナマチャリヤ師は、ヨガを通しての個人治療を行っていました。そしてその伝統を忠実に受け継ぐ先生たちが、地元や世界各地から訪れる人つに個人セッションを行っています。個人セッションは、他のヒーリングセッションも同様、クライアントの心身と向かい合うためのきちんとした教育と、特にヨガの場合は長年の経験と深い知識と理解が必要で、そう簡単にできるものではありません。

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教えを受け継ぐ生徒たちにとてもとても愛されてる師。

学校では、インターナショナルクラスの生徒ひとりひとりに、シニアクラスのメンターがついて週に一回、学びの確認と個人セッションしてくれてします。
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私は寝起きや同じ姿勢が長く続いたときの腰痛が悩みなので、それを改善する動きとマントラと呼吸法を処方してもらって毎朝行っているんだけど、驚くほどシンプルなこの方法が、体の奥から治されていきそして心が安らぐのを感じて、一日がまったく違った感覚になっています。
たぶん、これだけではなくて、毎日のクラスで繰り返し繰り返し教えられるスートラやギータやヴェーダの哲学も効いているんだろうなぁと、、

インプットが大過ぎて心身に落とし込むにはまだ時間がかかるけれど、高校生のときにヨガを知って30年、4年前の200時間ティーチャートレーニングや他のトレーニングで学んでそしてクラスをやらせてもらって経験してきたことが(おもに心のありかたと世界の理解)、気付きとともに心身のなかでまとまり整理されてくる感覚はなにものにも変えがたい祝福のようにも感じています。

この経験が、父の入院の前にできていたらと少し心が痛むこともあるけど、父の死を経験させてもらったからこの学びがあるのかなとも思ったり。

そして、いまは、チェンナイの南200kmにあるオーロビルという、オーロビンド師とマザーのヨガ哲学をもとにつくられた、ヨガの実践者にとっては夢のような場所で学びの続きしております。

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朝のサンスクリットのチャンティング、ウパニシャドやヴェーダの講義は量子力学と通じるものがあってSFっぽくしかも煩悩を消すためのブッダの教えの根本でもあり、でも宗教というより科学哲学に近く、インドはやっぱり凄いなぁと感嘆しきり。
そして、アサナのクラスはその教えがインストラクションに盛り込まれていて、なんだかマザーの教えが魂が行き渡っている感じ、、やっぱり静かに深く感動なのであります。。続く。

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1ヶ月、あっという間

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とにかく凝縮の学び、1ヶ月で3色ボールペン2本、使い切った。レフィルのインク詰め替えて使うなんて何十年ぶりかしらん。。

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メンターの先生。いつもとびっきりの笑顔とやさしさと厳しさで接してくれます。

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真ん中が朝のアサナクラスの先生。
彼のアサナは感動するほど美しいんだけど、その理由は、全身と心でヤマ・ニヤマを体現しているからだと気がついた。
ある朝のクラスの最後には心が澄みわたって底に沈んでいたものがクリアに見えて久々にシャバアサナで涙が流れた。

ヨガは経験して自分に落とし込んだたことしか伝えることができない。
日々、とにかくプラクティス(日本語では訓練かな〜)


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