こんにちは、西松(@output_log)です。
先日、読んだ本の内容を覚えておきたいと、強く思った出来事がありました。
それは初対面の人との会話にて。
読書が好きなことから本の話題になり「オススメの本はありますか?」と聞かれた。
最近読んだ本を言い「面白かったですよ」と答えた。
すごくいい話で感動したのは覚えてるんだけど、どんな内容だったかな、どうまとめようかなーと考えた。けれど、内容を忘れてしまい、説明することができませんでした・・・!
中途半端な会話になってしまったことを、激しく後悔しました。
こういった事態を防ぎたい。本の内容を忘れないように覚えたいと思い、ネットで調べると「読んだら忘れない読書術」という本に辿りつきました。
まさに求めていたタイトル!サンマーク出版より発売されており、著者は精神科医をしている樺沢紫苑さん。早速購入しました。
学びが多かったので、読んだら忘れない読書術について紹介したいと思います。
結論としては、記憶に残る読書術を実践することが必要ということでした。
記憶に残る読書術 その内容とは
1週間に3回アウトプットする
どんな方法でアウトプットするのか。
筆者が行っているのは以下の4つ。
- 読みながらマーカーでラインを引く、ボールペンで書きこむ
- 人に薦める。内容を人に話す
- 感想や気づきをSNSでシェア
- 書評、レビューを書く
順に紹介していきたいと思います。
読みながらマーカーでラインを引く、ボールペンで書きこむ
本に直接線を引いたり、メモ書きをする。なぜこの方法が良いのかというと、脳の活性化につながり、記憶に残りやすくなるからとのこと。
「読む、線を引く、文字を書きこむ」という3つの行為は脳の別々の部分で行っているので、より活性化しやすいとのことでした。普通に読んでいるだけでは、脳の一部分だけが使われているってことですね。
どこに、どんなふうにラインを引くかというと、自分にとって新しい発見があったところ。
本書では「気づき」「学び」と呼ばれています。
多く線を引きすぎると重要度が薄くなるので、3箇所を目標にする。
脳科学的な説明や、成長のためには汚く読むことが不可欠なんだよ、と説明されて実践してみようかなと思いました。
けれど、本に書き込みをするって・・・ちょっと抵抗ありますよね。
まずは消えるボールペンで試してみようと思います。
人に薦める。内容を人に話す。
人に薦めるためには内容を思い出し、頭の中で整理する必要があるため、非常に効果的とのこと。
良い例として、「ジャパネットたかた」が挙げられていました。
なにが良いかというと、複数の切り口で商品をオススメしていること。
自動掃除機の例。
- 吸引力が強い
- 部屋の隅のゴミもとれる
- 駆動時間が長い
- 電気代が格安
- 人工知能搭載
このように、大事なのは具体的な内容を相手に伝えること。
「おもしろいよ!」「読んでみるといいよ!」などとありきたりな感想を言ってしまいがちなので、気をつけたいと思いました。。。
感想や気づきをSNSでシェア
自分しか見ないノートと違い、SNSでのシェアは人目に触れます。
適当なことは書けないので、それなりの緊張感が伴う。だから本の内容を思い出すという作業を真剣に行っているはずとのことでした。
感想が難しければ、「名言 + コメント」をしてみてはと仰っていました。
それならすぐにできそうだったので、私も密かにやってみました。
『「アウトプットしないといけない」という軽いプレッシャーをかけながら本を読むと、今まで気づかなかったことに気づけるようになる』 読む前から意識しないといけないってことですね。 #読んだら忘れない読書術
— OLのニシマツ (@output_log) 2016, 1月 7
「いいね」などの反応があると嬉しいですね!
ちょっと照れくさいけど(笑)
書評、レビューを書く
SNSで感想をシェアするだけでは物足りなくなってくるはず。
そうなったら、書評、レビューという形でアウトプットするといいとのこと。
これには深く共感。SNSだと見やすさに難点があると思ってます。ブログだと自分の好きなようにできるからありがたい。文字数に制限されることもない。
ブログに書く際、主観的な感想で終わる傾向が強いので、客観的な内容も盛り込んでいけるようになりたいものです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
本を読んでも忘れないための記憶に残る読書術。これからの読書に対して、意識して取り組んでみようと思える内容でした。この方法をしっかりと覚えておきたいと思います。
さいごに、2つめで紹介した複数の切り口からこの本を紹介したいと思います。
- 約50ページにわたって読書の素晴らしさを伝えている!
- 実は、アウトプットが必要ない本もあるんです!
- 月に30冊もの本を読んでいる著者が行っている、効率のいい読書術を紹介している!
- 読む本を選ぶときのポイントが参考になる!
- 電子書籍の活用方法を紹介!
- Kindleに関する疑問も解決するかも!?
以上となります。
では、また。