かいらんばん
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筋張力とはどういった力なのでしょうか
- PTS
- 投稿日:2012/06/21 02:04
初めまして、失礼いたします。PTS1年の者です。
本日、運動療法学の授業にて、「筋張力」という言葉が出てきたのですが、
それはどういった力を指すのでしょうか。
講師に聞いたのですが、全くわかりませんでした。
教科書にはその言葉についての定義はされておらず、
webにて検索したところ、�ゞ擇魄�っ張る力、
��筋力と同じもの、だと書かれているものがありました。
そこでさらに疑問が生じたのですが…
��筋力とは、筋肉を収縮したときに発する力だと思っているのですが、間違いでしょうか。
しかしそれですと�ゞ擇魄�っ張る力とは逆の力になってしまいますよね。
さて本題に戻りますが、筋張力とは何なのでしょうか。
「張力」の意味を辞書で調べたところ、引っ張る力だと書かれていたので、
�ゞ擇魄�っ張る力のことなのでしょうか。
そう解釈すると筋を引っ張る力が何をさしているのかわからないのですが…。
筋肉が少なく、筋力を意識する程の行動をとることがない人間なので、
筋肉の話になると感覚的に理解することが出来ず、
周囲はすぐ納得がいくたとえ話であっても、
私にはピンと来ない状況です。
授業で一人取り残されて本当に困っています。
どうか教えていただけると助かります。
何卒宜しくお願い申し上げます。
- コメント
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もう少し、(生物などの)基本的なところや運動学を復習して欲しいところですが、
かなり困っているようですし、自分でそれなりに調べてもいますので、ヒントを教えたいと思います。
筋肉の働きは、身体のそれぞれの関節を動かすことだと言うことはおわかりですね。
関節を動かすには、筋肉が「腱」という形で、骨に付着する必要があります。
こうして、筋肉は身体のあるところからあるところまでついており、
筋肉が収縮することで、この部分を近づけることになります。
これが結果として関節の「動き」になり、これが「運動する」ということです。
この筋肉が収縮して付着部や腱が引っ張られることが即ち筋の張力ですね。
筋肉は滑走説と言って、それ自体が縮んで収縮するので、間違いではありません。
引っ張る力と逆になってしまうように感じるのは、この筋張力によって、
余剰に生じたエネルギーが関節を動かし、跳んだり撥ねたり、また重いものを持ち上げたりと運動が外へ向かうわけです。
また、このことの少し応用になってしまいますが、いずれ授業で出てきますので、
こちらのトピックも参考にしてください。
http://onuki.seesaa.net/article/12287325.html
早々のお返事ありがとうございます。
確認が遅くなり申し訳ございません。
運動学の復習をとのことでしたので、
基礎運動学の教科書を開いたところ、
筋張力の説明が出ておりました。
ありがとうございます。
筋が収縮しようとする力（他動的に伸ばした場合を除く）と
いうことなのですね。
言い訳になってしまいますが、
この内容、授業でとばされた（やっていない）ところですね。
ですが、リンクを貼っていただいた内容は、
既に授業で教わりました。
先生からすれば、「筋張力」の説明はする程の事でもない
当たり前なことだったのかもしれませんね。
この度は誠にありがとうございました。
大変参考になりました。
>>2
理解できたようで何よりです。
ところで、PTSさんの書かれているように、やっていないところが出たからわからない、
それは教わっていない、
ということをよく聞くことがあります。
しかし、これも言い訳ですね。
勉強というのは、基本的に「教わる」という受け身のものではいけません。
自分で調べ、自ら知識をつけていくものなのです。
最近の学生が昔に比べてレベルが下がった、
と、よく言われますが、これはそうではなく、
受け身で言われたことしかしない学生が増えたからだと考えています。
予習をして、またわからないところを徹底的に調べることで、やっていないところも(それなりに)理解できるようになるものです。
PTSさんの場合は、その「調べる」ことをしていたので、返信としました。
それにしても、何々がわからないから教えろといった受け身の質問が多すぎますね。
(番号を追えばどのくらいかわかるでしょう)
そういうのには、無視しています。
とにかく学生はしっかり課題と向き合い、また自らそれを克服する姿勢を持つようにして欲しいものです。
>>3
ご指摘いただきありがとうございます。
おっしゃる通りですね。
義務教育ではないのですから、自ら学ぶのが当然です。
そう考えていながら、自分で同じ轍を踏んでしまいました。
お恥ずかしい限りです。
質問をされている学生さんたちの肩を持つわけではないのですが、
その学生さん達も自分なりに調べ、わからなかった結果、
こちらで質問をされているのではないかと思いました（全員ではないでしょうが）。
10年以上前の話となりますが、
中学生の家庭教師をしていた頃感じたことなのですが、
彼らはもっともスマートに答えを手に入れる能力に長けているというか、
答えを手に入れるために不必要なことを何も話さないのですよ。
何かわからないことがあった際、彼らなりに考えているものの、
何をどう考えたかということを、こちらに告げずに答えを求めるのですよね。
私ならば、自分が考えた経緯を告げ、
何処が間違っているのか、
何処でわからなくなったのかを、
指摘してもらうことで理解を深めたり、
時には議論したりしたいと思うのですが、
どうやら彼らにそういう考えは無い様です。
だから安易に答えを聞いてくるように見えてしまうのだと
私は思いました。
それで先生が答えてくれるなら、
彼らのやり方は要領がよいですよね（笑）
長々と失礼し、申し訳ございません。
この度は誠にありがとうございました。
初心にかえり、勉学に励みたいと思います。
>>4
そうですね。
スマートなことをよしとする彼らの考え方も、
10年も教員をやっていると見えてきます。
しかし、医療職の資質として最低限必要なものはコミュニケーション能力です。
学生の皆さんが理学療法士になろうとするときに、
対象者は皆さんより上の年齢の方々が圧倒的に多いわけですから、
ましてや、相手は怪我や病気で苦しんでいるわけですから、
皆さんの方から敬意を表し相手を慮っていかなければいけません。
その場合、自分から働きかけるためには、
コミュニケーションをとる上で、素直であり、物事に寛容である必要があります。
このスマートをよしとするような考え方はこれに全く逆行しているものですね。
自分の生徒にはその辺りをことあるごとに伝えているのですが、
なかなか理解が難しいようです。
この掲示板で、せっかくのいい機会ですので書かせてもらいます。