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奈良西の京のお寺 - 秋篠寺、西大寺、唐招提寺、薬師寺 - にはいずれも菩提樹の花があります。写真1は西大寺の「中興開祖興正菩薩御手植菩提樹」です。今年はなかなか盛大に咲きました。
菩提樹の花というのはちょっと変わってて、写真2のように靴べらみたいな形の葉っぱみたいなものの裏から軸が出てて、その先にシャンデリアみたいに咲きます。その靴べらみたいな形のものは、葉っぱやのうて「苞」やそうです。ということは、ひとつの苞からぶら下がってる「たくさんの花のかたまり」みたいなものが実は「一つの花」なんでしょうか。
もう西大寺の菩提樹の花は盛りを過ぎた感じですが、私は喜光寺の「インド菩提樹」が気になってます。実は去年も追っかけてみようと思うたんですが、いつのまにかか忘れてました。( http://tenb.bbs.coocan.jp/?m=listthread&t_id=496&summary=on )
写真3は喜光寺の境内の一角で、真ん中に写ってるのは會津八一の歌碑です。
ひとりきてかなしむ
てらのしろかべに
汽車のひびきの
ゆきかへりつつ
という歌が刻まれてます。「汽車」というのは関西線の汽車のことでしょう。
歌碑の左に写ってるのが問題の「インド菩提樹」です。えらい短う刈り込まれてます。写真4は根元付近をクローズアップしたものです。
この木の花の咲くのを見ようとすると、週に1回ぐらいは見にくる必要がありそうです。できるかな?
写真5は喜光寺全景 - 近くの歩道橋の上からみた景色です。行基さんが大仏殿を建てる前にプロトタイプとして作ったと伝えられ、「試みの大仏」と呼ばれてます。
昔は會津八一の歌にあるような淋しい印象のお寺でしたが、最近薬師寺の末寺となってから、南大門を建てたり、「いろは写経」をやったりと動きが活発です。
写真5の本殿の左に写真3の場面(歌碑や仏像や菩提樹)が小そう写ってます。その手前に並んでるのは蓮の鉢です。6月下旬から8月にかけてきれいに咲くことでしょう。インド菩提樹が咲くのはその後かも知れません。
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コメント
お早うございます。
いつもながら、奈良の都をご案内していただき、いっしょに歩いているような気がします。
黙っている時も、必ず拝見して居ます。 d(^-^)
日本のお寺などに植えられているボダイジュ(菩提樹)/中国原産は、栄西禅師が南宋から持ち帰った種が起源と言われているそうですね。
この菩提樹と類縁のシナノキ(科の木)・ヘラノキ(箆の木)・オオバボダイジュ(大葉菩提樹)の花や実から菩提樹も想像できます。
インドボダイジュは、類縁関係ではないので「喜光寺のインド菩提樹」がどんな花や実をつけるのか?お便りを楽しみにしています。
写真は、いつも散歩する公園の「シナノキの花から実」を過去に撮影したものです。
>>2
気になるので調べてみました。
インドボダイジュ(印度菩提樹)は、クワ科イチジク属の植物。花を咲かせずに実をつけるように見えるイチジク(無花果)と同じ隠頭花序なのですね。
【参考】日本新薬株式会社 山科植物資料館「ハーブの館」→植物図鑑DB→『植物こぼれ話』
→18、インドボダイジュ Ficus religiosa L.(Moraceae/クワ科)
http://www.nippon-shinyaku.co.jp/herb/db/plant/11_20/ficus_religiosa.html
>>3
しんちゃん、お久しぶりです。1年ぶりぐらいやないでしょうか。
いろいろお調べ頂きありがとうございます。
私も喜光寺のインド菩提樹をしっかりフォローしていきたいと思います。
菩提樹の仲間にオオバボダイジュというのもあるんですか。
薄田泣菫の詩に出てくる「葉広菩提樹」というのはインターネットで検索してもあんまり出てきませんが、もしかしたら「葉広菩提樹=オオバボダイジュ」やないかという気もします。「葉広」と「オオバ」という言葉が同じような意味に聞こえるというだけの理由ですが。まあ、詩人の使うことばを植物学的に厳密な論議をしても、あんまり意味ないかも知れません。
>>4
2012年6月20日、喜光寺の庭の蓮がぼつぼつ咲き始めました(写真1)。
本堂の裏の弁天堂のまわりの睡蓮も咲いてます(写真2)。
ところが、注目してるインド菩提樹(写真3)は、このスレッドトップの写真4(6月11日撮影)の状態からほとんど変わってません。次に来るのは半月ぐらい後でもええかな。
>>5
12年7月4日、喜光寺のインド菩提樹を見に行きました。写真1がそのときのものですが、コメント5の写真3(6月3日)とあんまり変わってません。たまたま近くに居てはった庭師のおっちゃんに聞いてみたら、「温いインドの植物やから、日本の気候には勝てん」というようなことを言うてはりました。まあ、またしばらくして来てみようと思い、その日は、お寺の中をぶらぶら見てまわりました。
写真2はインド菩提樹の隣にある仏足石です。前夜あたりに降った雨水が溜まって、ちょっと涼しげな風情です。
写真3はハスの鉢のほぼ全景です。前に見たときより花は増えてますが、まだ全盛期でもなさそうです。庭師のおっちゃんの話では、お寺は報道機関に対してちょっと早い目の予測を言う傾向があるそうです(2回、3回と見にくる参拝者が出てくることを期待して?)。
さて、写真4のハスは、花托がふつうのハスとちょっと違うように思いますがどうでしょうか? 普通のハスの花托は蜂の巣状になってますが、写真4は蜂の巣から幼虫が頭を出してるように見えます。
写真5は本堂裏の弁天堂です。写真をよう見ると、まわりの蓮池には赤い睡蓮も見えます。
そういうたら、このお寺には會津八一の歌碑のほかに万葉歌碑もありました(写真6)。
大き海の 水底深く 思ひつつ 裳引き平(な)らしし 菅原の里 (石川郎女)
菅原の里というと、海からはだいぶ遠いのに、なんで「大き海」なんか出てくるんでしょうね。「平らしし」を「ならしし」と読むのは、「平城」を「なら」と読むのと通じてるんでしょうか。