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築基功の蠕動について
- Koji
- 投稿日:2008/11/12 21:24
お世話になっております。
毎日築基功を練功しているのですが、朱剛先生の著書「背骨ゆらゆら健康法」を購入したのをきっかけにご質問させていただければと思います。
蠕動についてご質問なのですが、蠕動をする間、頭の中でどんなイメージを持てばよいのかという関心が以前からありました。朱剛先生は、蠕動の解説の箇所で、「白っぽいような、ねばりのあるような気をイメージします」「背骨と同時に内臓を動かすようなイメージをします」といった深みのある解説をされていますが、ここで言う「白っぽい気」とは、光をイメージすれば良いのでしょうか？（以前DVDで慧功の練習をする際、「周通空霊」の段階で「無限の宇宙である光をイメージしてください」という指示があったのを思い出し、それとの関連について考えております。）まとめると、蠕動をするときは背骨、内臓、白っぽい光、・・・などをイメージすればよろしいでしょうか。
Koji
- コメント
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Kojiさん、こんにちは。
お久しぶりですね。
２週間ほど留守にしていました。お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
今回は築基功の蠕動についてのご質問ですね。
蠕動は大変重要な功法ですが、一口に蠕動と言っても奥行きが深いんですよ。
大まかに言って蠕動には、その目的、熟練度によって以下のように２つのレベルの
蠕動に分けることができ、各々イメージの重点が異なります。
�‘虻遒�大きく、意念（意識・イメージ）をあまり使わない蠕動
背骨を中心に体をほぐし、気の流れを良くする蠕動、初めに覚える蠕動であり、
次の功法にスムーズに入れるようにする準備のための蠕動
��動作は小さくして、意念による気の動きに重点を置く、瞑想に通じる蠕動
�，苓斉阿両豺腓蓮�体の動きに重点があり、「千変万化」様々な動きをすることに
重点を置きます。イメージとしては、背骨を意識することと、自分の体がどう動い
ているかを意識するようにを心がけるてください。
そのためには人体解剖図などを参考にして、普段から自分の体がどのような構造に
なっているか（特に骨格、内臓の位置）を動きとともにイメージ出来るように練習
しておけば、次のレベル�△任睫鬚卜�ちます。
�△苓斉阿任蓮�動きは最小限に止め、「気」とその動きを重視しますので、意念（
意識・イメージ）が重要な役割を担います。背骨を中心とした骨格・内臓がレント
ゲン写真のように白く浮かび上がり、その中を白い気が動くイメージです。（気感
が高まってくると体のみならず全体が気に包まれ明るい光の世界に包まれますが）
その際、気の動きが空気の中を動くのではなく、ドロドロとしたゲル状の液体（糊
という表現ではちょっと分かり難いかも知れませんね）の中で、ある程度の抵抗を
受けて動くイメージをして下さい。そうすることにより、より強い気感が得られる
はずです。
この動きが上手く出来ると、腹部に気を回す「三円功」も上達が早いですよ。
以上ですが、参考になりましたか？
もしご質問があれば、ご遠慮なくこのコーナーに書き込んでください。
藤田
>>1
藤田さん
ご回答有難うございます。
2週間の海外出張から戻られたようで、お疲れ様でした。かなり前になりますが、藤田さんが「IT技術（ICタグ）を東南アジアの地域に普及させる」という海外の活動に尽力されていたのを今でも良く覚えております。今後もアセアン諸国の経済流動化が進むと良いですね！
気功と健康の部屋も訪問者数が50万ヒットを超え、気功ネットワークもしっかりと構築されてきて嬉しく感じました。
蠕動についてですが、藤田さんの「蠕動は大まかに2段階に分かれている」というご説明で朱剛先生が著書の中で40~41ページと、42ページで分けて解説されている理由がわかりました。僕の場合、42ページ以降の内容を疎かにしていたようです。
以前、藤田さんに推薦いただいた「基本人体解剖図」の本で内臓「肝臓、胃、腎臓、大腸小腸」の位置を確認した後、ゆっくりと蠕動をすると共に、内臓の中をを白い気を移動させるようにイメージをし続けた結果、より練功に集中することができ、新しい発見となりました。
築基功をしたあと、両手の手の平を近づけ合わせると両手が「じわじわ」し、抵抗し合うような感覚がするという体験は何度かしたことはありましたが、イメージを伴う丁寧な蠕動を心掛けると身体全体にも「じわじわ感」が得られるのが確認できました。
この感覚を持ちながら身体を動かすと、ゆったりとした楽しい蠕動ができるようになり、これが「粘り気」や「抵抗を受ける中での動き」へ繋がっているのかなという印象を受けました。
こうすると練功に集中し易いですね。
一方、身体をスカスカっと速く動かす動作をしてしまうと、こういった集中はできないようです。
新たに蠕動を根本的に見直すことができ、とても参考になりました。
かつては専ら動作に重きを置いていましたが、今後はイメージの部分にも、より焦点を当てて行きたいと思います。
今回もご丁寧にご解説いただき有難うございました。
Koji