@niftyレンタル掲示板

掲示板の使い方

会津・南会津支部における災害ボランティア活動

  • 会津・南会津支部 副支部長 椎野良隆
  • 2011/05/04 23:49

昨日、当院PTスタッフへ避難所の現状、介入の必要性を伝えたところ、「すぐに支援していきたい」との意向があり、今日は福島県理学療法士会会津支部の折笠忍さん、義肢装具士の勝又あずささんと共同で支援を行うことになりました。本日で4日連続、会津若松市「ふれあい体育館」への訪問です。昨日介入できなかった対象者へ靴を持参し、歩行や立ち座りなど日常生活動作への介入を行いました。
昨日までに介入した方からは「来てもらって良かった、動くこと、歩くことが楽になり、安心した」との声がありました。訪問が増えるにつれて笑顔で声をかけて下さる方も多くなりました。社協の方や保健師さんからもお礼の言葉をいただきました。さらに「杖は良くなったが、実は靴もみてほしい」などと新たな要望も聞かれました。
社協の担当者や保健師さんから情報収集し、ニーズに応えていくことで効率良く介入できると思います。さらに、こちらの視点で被災者から話を聴き、ニーズに応じて支援することも良いと思います。しかし被災者の心理的状況から、すぐには話をされない方もおりますが、ニーズに応えゆっくり時間をかけることで訴えられることもあるようです。個別に生活機能低下のリスクを予測して、または改善に向けて、他職種との連携を図り、関わることが重要であると改めて感じました。
それと合わせて5月1日に尾崎支部長らと訪問した時のように、作業を通じてきっかけを作るとともに話を聴いていくことは、対人交流や心を和ませる機会としても大切であると思います。

  • コメント

コメント

    • 1.会津・南会津支部 副支部長 椎野良隆
    • 2011/05/04 23:50

    PTの視点での基本動作・歩行の評価や装具・靴の検討、介入とほんとに助かりました。ありがとうございます。

    • 削除
    • コメント
    • 3.会津・南会津支部 副支部長 椎野良隆
    • 2011/05/04 23:56

    支援した対象者の方と…(下 対象者、左PO勝又さん、中央PT折笠さん、右OT椎野)
    「歩きやすくなりました、外へも楽に歩いていけます。転ぶ心配がなくなりました」と喜ばれていました。

    • 削除
    • コメント
    • 4.会津・南会津支部 副支部長 椎野良隆
    • 2011/05/04 23:58

    新たに生活機能低下が予想され、転倒のリスクの高い方も把握できました。京都府から派遣されてきた保健師さんも一緒に、色々とお話を伺い対応策を検討し共有しました(右 保健師さん)。

    • 削除
    • コメント
    • 5.会津・南会津支部 副支部長 椎野良隆
    • 2011/05/05 07:15

    「ふれあい体育館」玄関前の写真は、左から椎野、PO勝又さん、PT折笠さん、社協の担当者、災害ボランティアの方。

    • 削除
    • コメント
    • 6.災害対策本部 長谷川敬一
    • 2011/05/05 08:28

    >>3
    理学療法士、作業療法士、義肢装具士の3職種での連携した関わり、本当にありがとうございます。
    急な話にも関わらず、フットワーク良く対応していただいた福島県理学療法士会の折笠さん、義肢装具士の勝又さん、ありがとうございました。
    今後もよろしくお願いします。

    • 削除
    • コメント