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東京大学埋蔵文化財調査室で、現在、本郷キャンパス内で、下水道整備工事に伴う遺跡調査を行っているとお聞き、本日(12/5)午前中、寄ってみてきました。 4mの円形の小規模な発掘現場ですが、廻りのフェンスには、12月2日と4日の発掘調査の様子を示す写真が掲示され、構内を行き来する学生や職員が足を止めて見ていかれるとのことです。 フェンス越しで誰もが見学できる環境と、リアルタイムでの調査結果の掲示。 調査を担当する原祐一氏の「調査は常に公開で」という姿勢が感じられます。
12月4日の調査では、近世の地下室やゴミ穴、その下から古代の竪穴式住居が検出されていました。
発掘作業中の竪穴式住居の床面から、炭化材、焼けた土、住居の角から土器(壺)が出土しています。古墳時代前後の住居のようです。 右側の四角い穴は、加賀藩邸の長屋にあった地下室だそうです。
完形かと思われる大きめの壺のほか、こんな小さな土器の底部も見つかっています。 すぐ近くのマンホール工事でも住居跡があったとか。 この現場は、安田講堂の奥、弥生門の内側の台地の縁。 一昨日のTV「ブラタモリ」でタモリさんが感動していたように、起伏にとんだ本郷台地の縁は、遺跡の宝庫のようです。
>>3 原さんから、調査が12月9日に終わったとの連絡をいただきました。 竪穴式住居の柱穴に炭化した柱が残っていて、火事で焼けた住居と考えられるそうです 炭化材は14c年代測定に回されるとのこと。 江戸時代の地下室(ちかむろ)は、地下2.5mの深さで確認、天井までの高さ0.9mだったそう、長屋の裏庭に作られたと考えられるとのことです。 現地に掲示した写真速報もPDFファイルでいただきました。 メール添付でご覧になりたい方は、転送しますので、メール下さい。 ただし、5MBですので、メールボックスの容量を確保しておいてください。
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【遺跡 】
12月4日の調査では、近世の地下室やゴミ穴、その下から古代の竪穴式住居が検出されていました。
発掘作業中の竪穴式住居の床面から、炭化材、焼けた土、住居の角から土器(壺)が出土しています。古墳時代前後の住居のようです。
右側の四角い穴は、加賀藩邸の長屋にあった地下室だそうです。
完形かと思われる大きめの壺のほか、こんな小さな土器の底部も見つかっています。
すぐ近くのマンホール工事でも住居跡があったとか。
この現場は、安田講堂の奥、弥生門の内側の台地の縁。
一昨日のTV「ブラタモリ」でタモリさんが感動していたように、起伏にとんだ本郷台地の縁は、遺跡の宝庫のようです。
>>3
原さんから、調査が12月9日に終わったとの連絡をいただきました。
竪穴式住居の柱穴に炭化した柱が残っていて、火事で焼けた住居と考えられるそうです
炭化材は14c年代測定に回されるとのこと。
江戸時代の地下室(ちかむろ)は、地下2.5mの深さで確認、天井までの高さ0.9mだったそう、長屋の裏庭に作られたと考えられるとのことです。
現地に掲示した写真速報もPDFファイルでいただきました。
メール添付でご覧になりたい方は、転送しますので、メール下さい。
ただし、5MBですので、メールボックスの容量を確保しておいてください。