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オフコンからのデータ移行
- オフコン初心者
- 2010/04/13 14:04
富士通のオフコン「PG6350」からPCへデータを移行したいと思っています。
（OS：ASP V22）
移行する必要のあるデータ（ライブラリとメンバ）は特定できたのですが、肝心の移行方法が解りません。
COBOLソースやCLファイルは「FIMPORT」でPCへ抜き出す事ができたのですが、データファイル（索引順編成）は「FIMPORT」では抜き出せませんでした。
「CNVSFPC」や「EXPEXCEL」なら抜き出せそうだと思ったのですが、実行すると「オブジェクトが存在しません」となりコマンドが使用できません。
（コマンドが存在しない？）
なにぶんオフコン自体初めての経験なのでマニュアル片手に色々と試してはいるのですが、良い方法が解りません。
ネットで調べても情報が見つからず困っております。
もし情報ございましたら教えていただきたく。
（参考になりそうなサイトなどでも）
以上、よろしくお願い致します。
トラックバックURL ： http://windom.bbs.coocan.jp/bbs/trackback.php?id=90
コメント
ここの管理人のWindomです。
> データファイル（索引順編成）は「FIMPORT」では抜き出せませんでした。
索引順編成ファイルも、順編成ファイルに変換すれば、FIMPORTコマンドにて抜き出す事が可能です。
1)CRTFILE コマンドにて一時的な順編成ファイルを作成する
2)CNVFILE コマンドにて 1)で作成した順編成ファイルに変換する
3)FIMPORT コマンドにて抜き出す
データは索引順編成だけですか?
富士通のオフコンでは、以下のデータの種類があり、それぞれ特徴があります。
1)順編成ファイル
2)索引順編成ファイル
3)物理ファイル
4)論理ファイル(物理ファイルのインデックスのため移行不要)
> 実行すると「オブジェクトが存在しません」となりコマンドが使用できません。
> （コマンドが存在しない？）
以下のコマンドは存在しますか?
また、移行の必要なファイルに、ファイル定義体は作成されていますか?
以下のコマンドが存在し、ファイル定義体が作成されていれば、他の方法を利用する事も可能です。
(コマンドの後に?を付加して[Enter]でヘルプが出ればOK。ヘルプが出なければ契約されていない。)
1)CNVDF
2)STRRDAT
3)DPS
コマンドの有無によって、また回答します。
> もし情報ございましたら教えていただきたく。
> （参考になりそうなサイトなどでも）
オフコンのサイトは、他ではあまり見かけませんね。(汗)
>>3
返信ありがとうございます。
前の書き込みがそうとう古かったので、実はダメモトでした。
返信いただいた内容を明日確認してみます。
現在移行で困っているデータは確か物理ファイルだったと思います。
（DSPLIBの結果＝ATTRIBUT：RSPC、KIND：PFS）
なんにせよ、明日試してまた結果を書き込みさせて頂きます。
ほんとうにありがとうございます。
お世話になります。
本日確認した結果です。
>1)CRTFILE コマンドにて一時的な順編成ファイルを作成する
>2)CNVFILE コマンドにて 1)で作成した順編成ファイルに変換する
>3)FIMPORT コマンドにて抜き出す
上記手順でファイルの抜き出しに成功いたしました。
ただ漢字項目が文字化けしていました。
（英数字と半角カナは問題ありません）
そこでEBDEC/JEFからSJISのCSVへ変換するツールを試してみましたが、上手く変換できませんでした。
FIMPORTで抜き出した段階で、EBDECからSJISに変換してしまっているのが原因だと思っています。
また明日FIMPORTで抜き出す際の設定を色々と試してみる予定です。
（EBDECのまま抜き出して変換ツールを適用すれば上手くいくのではないかと思ってます）
それとも、FIMPORTで抜き出す前になんらかの変換コマンドを適用する必要があるのでしょうか？
>以下のコマンドは存在しますか?
>また、移行の必要なファイルに、ファイル定義体は作成されていますか?
>以下のコマンドが存在し、ファイル定義体が作成されていれば、他の方法を利用する事も可能です。
「CNVDF」、「STRRDAT」、「DPS」全てコマンドは使用可能でした。
（「CNVDF」はマニュアルに記載ありませんでしたが）
逆に 「CNVSFPC」や「EXPEXCEL」はやはり使用できないようです。
また、ファイル定義体の存在も確認できました。
まことにお手数なのですが、上記コマンドを利用した移行について教えて頂けないでしょうか？
（PCから物理ファイル（DB？）へ直接アクセスする？）
可能ならばそちらも試してみたいと思っています。
以上、よろしくお願い致します。
Windomです。
> 上記手順でファイルの抜き出しに成功いたしました。
> ただ漢字項目が文字化けしていました。
> （英数字と半角カナは問題ありません）
漢字項目があるのであれば、オフコン側で16進の28(漢字の開始位置)と29(漢字の終了位置)で挟んでおかないといけないです。
>「CNVDF」、「STRRDAT」、「DPS」全てコマンドは使用可能でした。
おめでとうございます!
であれば色々と方法があります。
CNVDFは、物理ファイルをCSVに変換するツールです。
ただ、多階層ライブラリという、UNIX形式でパソコンからアクセス出来るライブラリを経由します。
多階層ライブラリが構築済で、パソコン側からFTPでアクセス出来たり、パソコン側からマイネットワークでアクセス出来る環境が構築されているのであれば、すごく楽に移行が出来ます。
STRRDATは、パソコン側からODBCでアクセス出来るので、ACCESSやEXCELなどから参照出来ます。
ただ、パソコン側にオフコンをアクセスするためのODBCドライバが必要で、DPCライブラリというパソコン側のソフトで提供されるのが一般的です。
そのソフトが購入されていれば、オフコンで少々の設定後、STRRDATを起動しておけば、パソコンからアクセス出来ます。
DPSは、前回の書き込みで索引順編成ファイルの事が書かれていたので、ファイル定義体さえあれば、どのファイル形式でも対話形式で抽出し、物理ファイルを生成出来るので書かせてもらいました。
このツールは変換ツールではありません。
質問が前後してしまいますが、今現在パソコン側からオフコンのデータをEXCELなどに取り込む業務があれば、上記のいずれかの方法をしていると思うので、応用すれば何とでもなると思います。
パソコンとの連携が何もないようであれば、多階層ライブラリだったり、FTPやマイネットワークからアクセスする環境だったり、ODBCの環境だったり構築するところから始まります。
CNVDFを利用する事で必要なデータをCSVで抜き出す事ができました。
カナ端末環境だったので多階層ライブラリのパス（英小文字）が文字化けして少々手間取りましたが、なんとか抜き出す事に成功しました。
ただ、エラーが発生して抜き出せないファイルが２つ程ありました。
エラーの内容は
・変換対象のファイル又は文書中に変換不可能なデータが存在した
・コード変換できない
です。
この２つファイルについては、先日教えて頂いた方法（CNVFILE）で抜き出しました。
（漢字が含まれていない事を祈りつつ）
何か回避策があるなら、再度挑戦してみたいとは思っていますが。
>STRRDATは、パソコン側からODBCでアクセス出来るので、ACCESSやEXCELなどから参照出来ます。
この方法は凄く惹かれましたがパソコン側でソフトの購入が必要との事ですので今回は諦めます。
（一応購入したか確認しましたが、不明と回答された為）
その他情報についても大変参考になります。
オフコンの情報がまったく集まらず途方にくれていたところ大変助かりました。
重ね重ねありがとうございます。
Windomです。
なんか、うまく行きそうですね。
> カナ端末環境だったので多階層ライブラリのパス（英小文字）が文字化けして少々手間取りましたが、なんとか抜き出す事に成功しました。
オフコンは文字コードの関係で、同時にカナ文字と英小文字を表示する事が出来ないため、SETDSPCコマンドにて今からどちらで表示するかを設定します。
SETDSPC @EBCDICS とすると、文字化けしているかのように見えるカナ文字が英小文字に切り替わります。
> ・変換対象のファイル又は文書中に変換不可能なデータが存在した
> ・コード変換できない
CNVDFはコード変換表テーブルを見ているので、拡張文字や外字は変換テーブルを作ってあげないといけないです。
よく、メールでは使用すべきではないと言われる機種依存文字の「(株)」や「No.」や丸付き数字などは定義しないと変換されません。
必要であれば説明します。
では、なれないオフコンでしょうが、がんばって下さい。
いつも丁寧な回答ありがとうございます。
確認遅くなり申し訳ありません。
とりあえずデータ取得が可能そうだということで、別件を優先しておりました。
>SETDSPC @EBCDICS とすると、文字化けしているかのように見えるカナ文字が英小文字に切り替わります。
なるほど、こんな便利なコマンドもあったんですね。
あまり調べている時間がなかったので、カナに文字化けしたpathをそのまま指定して切り抜けました。
（文字化けしたpathをコピー&ペースト）
次回からは、当コマンドを利用すればまともに作業できそうです。
>CNVDFはコード変換表テーブルを見ているので、拡張文字や外字は変換テーブルを作ってあげないといけないです
エラー内容が理解できました、なるほどです。
変換テーブルを用意するとのことですが、用意するにはエラーになっているコードと、それが実際は何の文字かを知る必要があるのでしょうか？
何度も質問すいませんが、よろしければ詳しくお願い致します。
Windomです。
> 変換テーブルを用意するとのことですが、用意するにはエラーになっているコードと、それが実際は何の文字かを知る必要があるのでしょうか？
大正解！その通りです。
以下のように、オフコンのエディタを使って、テキスト種別@OTRで変換テーブル作成用のテキストを作成します。
/DEFCDPR JEFKANA SJISMS
76FA:8782 ��
78D5:878A ��
先頭は制御文で、2行目からがコードデータ文です。
コードデータ文は、先頭1桁目は必ず空白で、続いてコード：コードと指定し、空白を1桁以上空けてコメントを入れられます。
先頭の「JEFKANA SJISMS」がコロンの前と後に対応します。
よって、JEFコード(ホストの漢字コード)をSJISMS(Windowsのコード)に変換するという意味で、私は末尾に分かりやすいように文字を入れています。
作成用のテキストが出来たら、GENCDTBL というコマンドで変換テーブルを作成します。
お世話になっております。
変換テーブルについてのご説明ありがとうございます。
大変理解しやすくとても助かります。
しばらくオフコンでの調査が出来ないので今は試せませんが、次回調査時に試してみたいと思います。
なおCNVDFのエラー箇所ですが、出力されたCSVファイルの最終行の次の行がエラーとなったと思っているのですがあっていますでしょうか？
（エラー直前までは出力されているようなので）
エラーとなったファイルは「CNVFILE」と「FIMPORT」でバイナリとして取得し、変換ソフト（フリーのdll）で変換をかけたところCSVへの変換はうまくいきました。
ただエラーは出ず変換は完了しましたが、CNVDFでエラーとなった箇所が正しく変換されているか怪しいと思ってます。
というのも、当該箇所（行）の日本語フィールドが空白になっているからです。
というわけで、エラーとなっている文字の特定はオフコンにて当該データを表示させ、実際のデータを確認するしかないのでしょうか？
ちなみに特定しないですむ方法はないでしょうか？
たとえば、一般的に良く使用される拡張文字や外字の変換テーブルを無駄な分も含めて作成してしまうとか。
なお、�蠅亙儡垢任�ていました（確認したところ既にいくつか変換テーブルを作成した形跡がありました）。
Windomです。
> なおCNVDFのエラー箇所ですが、出力されたCSVファイルの最終行の次の行がエラーとなったと思っているのですがあっていますでしょうか？
ERRパラメタはどうしてますか?
デフォルトのままでERR-@NOになっていれば、アンダースコア“＿”に変換して続行してくれます。
> というわけで、エラーとなっている文字の特定はオフコンにて当該データを表示させ、実際のデータを確認するしかないのでしょうか？
上記のERR-@NOにて変換後、アンダースコアを検索すれば、変換されていない箇所が特定出来るので、オフコンで当該データを表示させるしかないですね。
> たとえば、一般的に良く使用される拡張文字や外字の変換テーブルを無駄な分も含めて作成してしまうとか。
それでもいいです。
それで、ERR-@YESにして変換してエラーが出なくなるか、ERR-@NOにしてアンダースコアを検索して無ければ完成ですね。
> なお、�蠅亙儡垢任�ていました（確認したところ既にいくつか変換テーブルを作成した形跡がありました）。
既に定義されているテーブルは、DSPCDTBL というコマンドで確認出来ます。
このオフコンのコマンドは、動詞＋目的物でネーミングされている物が多いので、DSP(表示)＋CDTBL(コードテーブル)というように、ありそうなコマンドを想像出来ます。
なんども回答ありがとうございます。
次回（おそらく来週）作業時に、ERRパラメタを@NOで再取得してみます。
そのデータでエラー箇所を特定し、エラー文字の種類が多いなら新たに変換テーブルを作成し、少ないなら取得したデータを加工してしまおうと思います。
（変換したデータの「＿」の箇所を置き換えてしまう。）
真っ暗闇だったデータ移行に光明をくださってありがとうございます。
Linuxなんかと同じようなもんだとオフコンを甘く見ていた事を深く反省しました。
本当にありがとうございました。
とはいえ、全然わからないからこそ興味も湧いてきている今日この頃であります（いまさら）。