アマゾンの配達野望は続く。今度は自社のコンテナ船

2016.01.18 19:30
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

20160118gizmodo_amazon.jpg


ドローンの夢を追いかけつつ、他の手段も考えています。

アマゾンの世話にならない週はないってほど、利用しています。現代人にとってマストな存在のアマゾン、日に何千何万の荷物を送りだしているアマゾンが次に目をつけているのが…

ネタ元のFlexportによりますと、アマゾンの中国支部が、米国内で海洋貨物運送業者として登録をしたといいます。どういうことかといいますと、アマゾンは中国から米国の海岸へ自社のプロダクトはもちろん、他社の荷物も、自分自身でコンテナ船輸送できるということです。

コンテナ船輸送市場は昨今減少傾向でしたが、2015年の太平洋間でコンテナ1つ送る価格はそれまでの半分ほどになっており、盛り上がりの兆しもあると言われています。とすれば、アマゾンにとってマーケットに参入するのはベストタイミング。

中国から様々なプロダクトを自社の船で大量に米国に持ってくるということは、価格をさらに下げられるということ。消費者にとっては楽しみな動向です。今はまだ登録をした段階なので、アマゾン船で商品が届くようになるのはまだ先の話。ドローン配達が先か、コンテナ船配達が先か。どちらにしろ、アマゾン配達の野望は続きます。


source: Flexport
image by Sheila Fitzgerald / Shutterstock.com

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文
(そうこ)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ジェフ・ベゾス 果てなき野望
  • ブラッド・ストーン|日経BP社
  • 新・流通モンスター・アマゾン―週刊東洋経済eビジネス新書No.16
  • 週刊東洋経済編集部,二階堂 遼馬,前田 佳子,山田 俊浩,田邉 佳介,平松 さわみ,石川 正樹,福永 宏,島田 知穂,大野 和幸,日高 祐也,平野 藍,茨木 裕,小林 由衣|東洋経済新報社
・関連メディア