2016年1月
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2016年1月 1日 (金)

明けましておめでとうございます♪海のサルたち!

新年明けましておめでとうございます!
本年も東海大学海洋科学博物館、頑張っていきますので
何卒よろしくお願い致します。

元旦、三保の海岸はキレイに晴れ、
富士山初日の出が素晴らしいかったです。
写真を撮ってきましたキゲイジャーです。

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さて本日から特別展示「干支の生きもの-申-」が始まっております。
エンコウガニ(猿猴蟹)など
2016年の干支、猿に関係する海の生物たちです!!
縁起の良い展示を是非、ご覧ください!

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また、特別展示内では干支の生物になれる
写真撮影用パネルや
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富士山、鷹、茄子に関連する生物が展示されている
「初夢水槽」!こちらも益々縁起が良いですね♪

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1/11までの特別展示です。
本年もみなさまにとって素晴らしい一年になりますように!【

※生物の状態により、展示を変更する場合があります。

2015年12月23日 (水)

今年の営業は本日まで♪

みなさま、こんにちは!
自分の年賀状には未着手のキゲイジャーです♪

さて、2015年もあと一週間ほど。
当館の今年の営業は本日までとなります。
今年もたくさんのご来館、誠にありがとうございました!

クリスマスとお正月の準備が同時に進行しているようで
館内はバタバタしております。
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2016年元日は9:00からの営業です。
みんな笑顔で新年を迎えられますように♪

元日から1/5まで、博物館にお越しの先着100名様に
当館オリジナルカレンダーをプレゼント致します。
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また元日から1/11までは2016年の干支、申(サル)に関する
特別展示「干支の生きもの-申-」が行われます。

エンコウガニやショウジョウガイなどが展示される予定ですので
こちらも是非、お楽しみに![]

※生物の状態により、展示を変更する場合があります。

2015年12月12日 (土)

深海魚に新メンバー!オオリンフクメンイタチウオ

こんにちは、アオです(^^)

今年の当館の営業もあと10日ほどで、12月24日(木)~31日(木)までの間は整備休館に入ります!

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2015年最後の特別展示は、日本初記録の深海魚「オオリンフクメンイタチウオ」です!

実は、この標準和名の名付け親は、当館の冨山 晋一学芸員、ならびに東海大学海洋学部水産学科の髙見 宗広非常勤講師、福井 篤教授の研究グループです!冨山学芸員らは、オオリンフクメンイタチウオの分類学的な問題を解決し、その研究過程で日本産の2標本が発見されたことから新しい標準和名を提唱しました!

漢字で書くと「大鱗覆面鼬魚」。この種が他の日本産フクメンイタチウオ類4種に比べて大きな鱗をもつことに由来しています。

展示場では、研究に使用された標本と共に、生態・形態などについて詳しく紹介しています(・∀・)

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特別展示は、本日から2016年1月24日までです(^^)
是非、日本の深海魚のニューフェイス「オオリンフクメンイタチウオ」をその研究成果と共にご覧ください!

展示の詳しい内容についてはコチラから(^^)/[]

2015年12月 3日 (木)

博物館の冬支度

こんにちは、アオです(^^)
12月に入り、今年もあとひと月を切りました!
天気の良い日には博物館の裏から冠雪した富士山が綺麗に見えます!

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そして、館内も冬支度中です!

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海洋水槽の上には今年も水温の低下を防ぐためのシートが張られました

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タッチプールには夜間、蓋がしてあります。これは、空気が乾燥しているので水槽の水分が揮発(水が蒸発)するのを防ぐためのものです。

さて、季節はどんどん冬本番に向かっていますが、当館では12月中にとある特別展を開始予定!現在準備中です(^^)お楽しみに![]

2015年11月16日 (月)

ホウボウの胸ビレ

こんにちは、アオです(^^)

駿河湾の生きものコーナーに、ホウボウが登場しました。ポピュラーな種ですが、いつも大変お世話になっている漁師さん方のご協力で久しぶりの展示です!

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足のような突起は、胸ビレの一部が変形した遊離鰭条(ゆうりきじょう)というものです。触覚器官として、海底を歩くように移動しながら砂の中のエサを探す時などに利用します。
奇妙な出で立ちですが、非常に美味しい食用魚です(^^)/

また、ホウボウは浮き袋を使って鳴く魚でもあります。
引取先の漁港から戻ってくる車の中でも、信号待ちの間、後ろの水槽から『ボー・・・ボー・・・』と聞こえてきました(((゚Д゚)少し怖い…

このように非常にキャラの立っているホウボウですが、個人的なツボは広げた胸ビレの模様です(^^)

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エメラルドグリーンに青い縁取りという、とても鮮やかな模様をしています(゜゜)
一説では、この派手な胸ビレを急に広げることで、敵への威嚇に使っているとも言われています。

水槽内では、底を歩くように移動する様子や時折胸ビレを広げて滑空するように泳いでいる様子が観察できますので、ぜひぜひご覧ください![]

※生物の状態により、展示を変更する場合があります。

2015年11月 9日 (月)

サンゴモエビの仲間

こんにちは、アオです(^^ )

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こちらの写真は、きらきら☆ラグーンに入って最初のサンゴ水槽です。この写真の中には、とあるエビの仲間が隠れていますが、見つけられますか?

正解はここ!

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サンゴのすき間に隠れていたのは、モエビ科のサンゴモエビの仲間
大きさは2~3cmほどで、自然界でも枝サンゴのすき間や岩棚、転石の下などに棲んでいます。この仲間は、体色のバリエーションが多く、様々な色や模様の個体がいます。

このサンゴモエビたちは、元々水槽で大繁殖するヒラムシ対策として搬入されたものの、担当Hさん曰く最近は少しサボり気味とのことです(^^;)

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サンゴの下に入ってしまうとなかなか見つけられないこともあります。見つけられたらその日は一日ラッキーかもしれません(^^)
水槽内には数個体いますので、ぜひ探してみてください![]

※生物の状態により、展示を変更する場合があります。

2015年10月22日 (木)

使ってビックリ!伝声管

こんにちは、アオです(^^)

『うみの研究室』がオープンし、約一カ月が過ぎました。休日は大変賑わっている展示場です(^^ )

さて、展示場の頭上にぐるりと謎の黄色い配管が通っています。

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長さは約10m、末端はこのようになっています(゜゜)

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こちらは『伝声管(でんせいかん)』
船や建物などで利用されている電気を用いずに会話するための管で、管の中では音波が弱くなりにくい原理が利用されています(゜゜)

日常で目にする機会はほとんどないですが、映画『天空の城 ラピュタ』のワンシーンで伝声管を使って会話しているのを観たという方は多いかもしれません。

『うみの研究室』のものは塩ビパイプを加工しただけの非常に単純なつくりで、『ホンマに会話できるんやろか?』と疑問に思っていましたが、はっきりと相手の声が聞こえ、少し感動しました(笑)

伝声管は、故障や事故などで電話が使用できなくなった際に使用するため、現在も大きな船などには設置されているそうです。

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皆さんも展示場の伝声管を使って会話してみてください!予想以上の聞こえやすさにびっくりすると思いますよ(^^)/[]

2015年10月 5日 (月)

サメ?コバンザメ?スギ!

こんにちは、アオです(^^)

さて、本日は久しぶりに海洋水槽の話題を一つ・・・
先日、エサをあげた後に少し濁った海洋水槽をふと見上げると、サメのようなシルエットが・・・(゜゜)

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その正体は少し前に搬入したスギという魚でした。

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スギは、スギ科に属する魚で胸ビレが大きく、それを水平に広げて泳ぐ姿がサメに似ているので、小型のサメに間違われたり、その体型や模様がよく似ているコバンザメに間違われたりと何かとよく間違えられる魚です(゜-゜)

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当館にやってきた当初は大きさ50cmほどで、駿河湾の生きものエリアで展示されていました。その後、どんどん大きくなって海洋水槽に搬入されました(^^)現在は、およそ1mほどですが、大きくなると2mになります。

あまり知られていないスギですが、食用にもなり、成長の速さを利用して、養殖対象となりつつある魚でもあります。将来、スギがスーパーにたくさん並ぶ時代がくるかもしれませんね(゜゜)

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海洋水槽では、胸ビレを大きく広げて泳ぐ様子やエサの時間に活発に食べる様子もご覧になれると思います!
皆さんもサメの仲間やコバンザメと見間違えないように注意してくださいね(^^)[]

※生物の状態により、展示を変更する場合があります。

2015年9月19日 (土)

「うみの研究室」 公開♪

みなさま、こんにちは。
爽やかな秋晴れですね♪いかがお過ごしでしょうか?

夏から続いていた作業がやっと一区切り付いた感じのキゲイジャーです。

以前からアオゲイジャーがお知らせしていました2階の展示場が
完成し、本日から公開です!

その名も「うみの研究室」
東海 海太郎先生の研究室という設定で
海に関する様々な資料が詰まっています。
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その入り口にはメガマウスザメ!
雌雄2体揃っての展示は日本で当館だけです!!(2015年9月現在)
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研究室内には資料の詰まった棚や
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顕微鏡、
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博けん箱(はっけんばこ)には
自分で扱える標本などがぎっしりです。
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教授の机で、気分は『大学教授』
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隠れた展示などもありますので
じっくり探して、研究の世界に足を踏み入れて下さい♪


今後は、東海大学海洋学部の先生方の研究や
海の情報が更新され、この研究室もさらに充実していきます。
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今後の「うみの研究室」から発信される情報にも
ご期待下さい!![]

※「うみの研究室」は常設展示です。
開館中の9:00~17:00までご覧いただけます。また都合により、
展示を変更する場合があります。

2015年9月17日 (木)

改修も大詰め!

こんにちは、ここ数日は雨ですが・・・だいぶ気候が良くなってきたのでどこかに遠出したいアオです(゜゜)

さて、改修工事も大詰めです!
先日、メガマウスザメ剥製の移動が行われました。運ぶ方法はもちろん我が館が誇る「JINRIKI(人力)」です(・∀・)

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オスを天井からワイヤーで吊りさげて、メスをその下に台座で設置しました(^^)

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オスの尾ビレが結構ギリギリな気がしますが…(笑) ハリボテで試し置きした通り、無事に予定通りのスペースに収まりました(^^)

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入口の展示は完成です(^^)
しかし、まだ種名板のパネルや解説BOX『通称:博けん箱』の仕上げなどが残っていますので、担当始めスタッフ総出で仕上げにかかっています!

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オープンはいよいよ明後日19日です(^^)/[]

«ハリボテ?メガマウスザメ

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