「地元最高~!」「やっぱりジモティ!友情不滅!」
と聞く度「いやそんな訳あるかい~!」とツッコんでしまう訳です。そうです、僕は地元愛という感情が全く分からない、どころか完全に小馬鹿にしています。かんっぜんにです。
まだ一つの話題として地元の話をするのは分かるじゃないですか。一回でも近い地域に住んだ事があったり、行ったことがあったりしたらあるあるネタで盛り上がれるし。何か地域特有のエピソードがあるなら是非聞かせて貰いたい。土下座でもなんでもする。でも「◯◯出身です!!!!地元最高!!!!」的な謎のアピールをするだけだったりとか、都会に対する対抗意識を燃やしてたりとか、地元での武勇伝を語ってたりするのは「は?」って思いません?「いや、知らんがな!」ってなりません?「ここは地元じゃないので一旦忘れてくれません?ごめんね?無理なら地元に帰って?」ってなりません?あと地元の国公立卒のやつは地元でチヤホヤされてるせいで変なプライド持ってていちいち張り合ってくるから大体うるせえ。
そもそも地元ってどう考えても面白くなくないですか?
まだ、まだ、北海道であるとか、沖縄であるとか、京都であるとか、もしくは各地方都市であるとかそういう個性の強い街だったら分かるんですよ。そこでしか味わえない面白さがあると思うから。それが浦和とかだったらどう思います?いや似た様な街沢山あるだろ!って思いませんか。もっと面白い街沢山あるだろ!って。そう考えると地元が最高である理由0じゃないですか?例に出した浦和の皆さんには謝ります。
それと一緒で地元の友達も最高な訳ないんですよ。大人になってからの方が、自由に自分が面白いと思う人と関われるし、小中の地元で関わってきた人達なんてたまたまランダムでクラスが一緒になっただけの人達で、あんな狭いコミュニティで趣味も学力もバラバラの人間、確率的に考えても自分にとって面白い人達が集まってる訳がなくない?
日本の広さ、もっと言うと世界の広さから考えたら地元が“最も高い”確率なんて宝くじレベルだし、地元の連中に関してもまた然りじゃないですか。つまり、地元が最高なんてのは天文学的な確率の上でしか起こり得ないんですよ。こんなに地元が最高と思ってる人達がいるのはまやかし、嘘。もう偏見丸出しだけど、地元より面白い所、地元の連中より面白い人山程いるから、正直な話「地元最高~!」は“視野が狭い”か“面白い人と関わる実力が不足してる”か“暇”か“本当にたまたま超面白い人間と地元で出会えた”だと思ってます。
僕の偏見はさておき、客観的に見ても「地元愛面倒!!!」って思う事多いし、過剰な地元大好きアピールは場所を選ぶ気がしますね。