4年ぶりマイナス0.2%
日本百貨店協会が18日発表した2015年の全国百貨店売上高は、前年と比較可能な店舗を集計した既存店ベースで14年比0.2%減だった。減少は11年以来4年ぶり。暖冬で冬物の衣料品が振るわなかった。
出店や閉店を合わせた全店ベースでも、0.6%減の6兆1742億円。訪日外国人旅行客に対する化粧品や、富裕層向けの宝飾品や時計などの売り上げは好調だった。
札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の10都市の店舗合計では既存店ベースで1.2%増だった。このうちプラスとなったのは東京、大阪、福岡の3都市だけで、東京は3.4%増と4年連続で伸びた。(共同)