轟天号 組み立て(5)
轟天の内部を作っていきます。先回までで一番前のドリル発動機室ができたのでその後ろの部分。魚雷庫兼下士官室です。…その前に、今後の内部構造を収める内殻を切り出します。
↑パーツは57と58~63です。58は切込みの部分を目安にして裏側に目安の線を描いておきます。
↑パーツの切り出し~タッチアップが終わりました。
↑57の切れ込みに58を差し込むようにして取り付けます。形を整えながら糊付けを行います。
↑左舷側は目安の線に沿ってタンク骨組み部分を貼り付けます。
↑58の隔壁が着きました。隔壁の取り付けは今回はここまでです。この後、隔壁を作る→内部を作る→内部を収める→隔壁を着けるを繰り返していくわけです。
というとでここで魚雷庫兼下士官室です。最初に床と柱と魚雷を作ります。
↑パーツは構造物が64~72と魚雷が73~78です。
↑パーツを切り出します。細かいパーツは枝のように余白を残してくり抜くとタッチアップが楽になり、紛失も防げます。
67に64を取り付けます。このとき67の前後(切り込みの狭いのがあるほうが後ろです)と64の前(緑色の丸印)に注意します。糊は64の写真の部分に着けて切り込みを組み合わせるように貼りあわせます。
65と66も同様に前後に気を付けて取り付けます。
↑こんな感じになります。
次に床下の魚雷のクレーンを作っていきます
↑箱状に組み立てた68に69または70を差し込むようにして取り付けます。
↑67に取り付ける前に位置をよく確認します。前側が68+69で後ろが68+70になるようにします。
↑貼り着けていきます。
↑床下のクレーンができました。
次に天井のクレーンです。
↑パーツは71と72に69と70です。71と72は写真のように描かれた仕切りの感覚が狭いのがあるほうが後ろ側になります。
↑71と72に69と70です。箱状にした72の前側に69をふたつ、後ろ側に70を一つ取り付けます。4つできたら71に貼り付けて天井のクレーンの出来上がりです。
次に魚雷です。
↑73の前に74と75、後ろに76と77を×に組み合わせて取り付けてその後ろに78を取り付けで出来上がりです。
↑こんな感じです。
↑8本の魚雷のうち4本を天井のクレーンに取り付けます。
↑残りの4本…写真の位置に取り付け。
↑こんな感じになります。
続いて下層の床、魚雷の棚と上層の折りたたみのベットを作っていきます。
↑パーツは79~90です。
↑底の部分に床79を取り付けます。
↑左舷の下の魚雷の下の部分(64と65、66の出っ張りの上)に80を取り付けます。
↑棚の移動ハンドルをフレーム64と65の出っ張りの先に貼り付けます。
↑右舷側も同様に81と82を貼り付けます。
↑左舷のベット奥の棚83を切り込みを差し込むようにして貼り付けます。
↑左舷のベット上から順に84、85,86を切り込みを差し込むようにして貼り付けます。
↑右舷に87,88,89を切り込みを差し込むようにして貼り付けます。トイレ90を左舷に取り付けます。
↑これで魚雷庫兼下士官室ができました。
これを内殻に収めます。
↑すり合わせをして各フレームにのりを付けたら前側から差し込みます。
↑上のクレーンと魚雷部分を取り付けます。
↑内殻を整えて出来上がり。
↑前回の部分とのショット。まだ糊付けはしません。…で、今日はここまで。
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轟天号 組み立て(4)
前2回で作った小物とドリル発動機を内殻に収めていきます。
その前に…後ろの壁を準備します。
↑パーツ53です。3ページにあります。二つ折りにして貼り合わせ、くりぬき等します。
↑各パーツを並べてみました。
↑内殻のパーツ6と7をつなげます。0.21mmの紙を使う理由の一つ…切り口だけで貼り合わせる技が使えます。
↑貼り合わせ部分の端部分は紙片を貼り付けて力がかかっても取れないようにしてます。先端のリング部分を閉じるようにして貼り合わせます。
↑先端のリングの内側に糊を着けてパーツ10を落とし込むようにして取り付けます。平らな場所において10をギュッと押し込むような感じです。しるしの位置が下側になるようにします。
↑内殻(前の)ができました。
↑内殻に魚雷管9aを取り付けます。貼り付ける前にしっかりと丸みを付けてすり合わせをしておくのがコツです。
↑同様に9bと9cを取り付けます。
↑8と11を組み合わせます。8bがついている方が後ろ側になります。8をかまぼこ型にひねって中央部に差し込み、切込みを組み合わせるようにして左右に広げるようにして取り付けます。
↑左右に潜航舵の基部13~19を取り付けます。
↑エンジンを取り付けます。床11と4時8時のあたりのシリンダーを貼り付けますが、後ろの排気管が床裏のディテールと写真のように一致する感じで貼り付けます。ここは使用する紙で誤差が出てくる部分なので適宜微調整したいところです。
↑こんな感じになります。
↑床11を内閣に取り付ける前に発動機軸37と前部11の穴がスムーズに入るかどうか等すり合わせをします。

↑床との接合部分にのりを付けて床11を後部から少しずつ押し込んでいきます。魚雷管に注意しながらピンセットなどで少しずつ突いていくと良いです。
↑こんな感じになります。
↑4本目の魚雷管9dを取り付ける場合は仕切り8のくぼみの部分に貼り付けます。作例ではここは取り付けないことにしました。
次に階段、手すりを取り付けます。
↑29lに29を取り付けます。分かりにくいですが…写真を参考にしてみてください。
↑29l+29を内殻天井左舷側に取り付けます。床の部分に30s中央と左舷側30lを取り付けます。
↑こんな感じです。
↑右舷側29rと30rを取り付けます。
↑後ろ壁53に12b机と12cオイルタンクを取り付けます。
↑7内殻後ろ切り口に糊を着けて後ろ壁53を取り付けます。
↑こんな感じです。
↑錨と巻き上げ機22~28を取り付けます。
↑ドリル部を乗せてみました。
↑潜航舵は破損しないように今はまだ取り付けません。
続いて上下のワイヤーカッターです。
↑パーツは54~56です。54は折り曲げてから切り取ると作業しやすいです。55と56は二つ折りで裏表貼り合わせて切り出します。
↑54を切り口で55の裏面やや内側に貼り付けていきます。
↑56をかぶせてサンドイッチにして出来上がり。
↑もう一組も作ります。グレーのが上側、茶色が下側です。…映画版では下側が2つで3つのワイヤーカッターでしたね。設定画版の異なる部分の一つです。
↑取り付けは①前側の丸い部分を切込み部に入れて前にグッと押し込み②後ろ側を倒すようにして後ろのスリット部分に入れる感じです。接着はしていません。
↑これで前側内殻の内部が出来上がりです。
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轟天号 組み立て(3)
轟天号の組み立て…ドリル発動機です。小松崎氏の設定画ではゼロ戦の「栄型」のようなエンジンが描かれています。これを作っていきます。
まずは前列7個+後列7個のシリンダーから前列側です。
↑パーツは31と32と34です。
↑34は円柱状にします。32は長い円弧の部分を貼り合わせた後に上部中央を台形に折り曲げて反対側に「橋を架ける」ように貼り付けます。
↑32の上部を貼り合わせて切り口が楕円になるようにします。貼り合わせのラインができるほうが後ろ側になります。
↑32の上部に31を貼り付けます。写真をよく見て前後に注意したいです。正面(32接合ラインが無い方)から見て31の黄色いひも状の部分が向かって右側に伸びる感じになります。
↑こんな感じです。
↑七個できました。
続いて後列側です。
↑パーツは33と32と34です。つまりシリンダーヘッドの部分33だけが違うだけで他は前列と一緒ということです。
↑サクサクと進めたいところです。
↑32はとがった方が後ろ(つなぎ目のある側)になるように、前後に気を付けます。7+7で前後のシリンダーができたので軸本体に取り付けていきます。
↑35と36は六角形に37は筒状に組み立てます。

↑こんな感じ。
↑37に35を取り付けます。37は下になる方が切り口の合わせ目になります。ここに35の印「↓」の位置を合わせます。
↑36の印「↓」の位置を合わせて取り付けます。
↑35に31+32+34の前側のシリンダーを取り付けてます。
↑7個ぐるりとつけます。31シリンダーヘッドの端から伸びた黄色い線は隣のシリンダーヘッドにつけます。
↑後ろ列は36に32+33+34を7個ぐるりとつけます。
↑こんな感じ。次にエンジンの前側を作ります。
↑パーツは38と39です。38は型紙を修正したので若干写真と形状が違います。
↑下側の接合ラインと赤い矢印マークを合わせるようにして37を取り付けます。先端を折って各シリンダーに接続します。
↑下側の接合ラインを合わせて39を取り付けます。
↑エンジン前側ができました。
続いて後ろ側を作っていきます。
↑パーツは40~52です。40~41が後部の基部、42が吸気の管、43、44が排気管、45~後部ゴチャメカです。
↑それぞれ切り出してタッチアップをします。43は写真のように中央リングの部分だけ裏表貼り合わせになります。
↑43の色のついた三角マークは44r,44lの貼り合わせのためのマークです。同じ色の排気管が裏表貼り合わせになります。
↑こんな感じで排気管が出来上がります。
↑45~52も写真のように組み立てます。
↑少し斜めからの写真。パーツの準備ができたので組みつけていきます。
↑40を付けた後に41を取り付けます。41は接合ラインを下側で合わせるようにします。

↑41の中間くらいの線の位置に42の吸気管?を取り付けます。各シリンダー後部の二つ並んだ「○」の左側に接続します。(12時のシリンダーていうと)
↑42の吸気管?をにかぶせるように43+44の排気管を取り付けます。各シリンダー後部の二つ並んだ「○」の右側に接続します。(12時のシリンダーていうと)
後部のゴチャメカを取り付けていきます。
↑ベースの45に細かいパーツを写真のように取り付けます。
↑ドリル発動機が出来上がりました。
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轟天号 組み立て(2)
轟天の組み立てです。全体の流れとして内部を前側から作っていきます。
まずはドリル発動機のある部屋ですが、細かいパーツを切り出して組み立てていき最後にそれらをまとめていく感じになります。
パーツは6~10。1ページと5ページにあります。
↑8aと10は大きく二つ折りにして貼り合わせます。今までボール紙でその都度ヘラを作って糊を塗っていたのですが今回ホームセンターからヘラを買ってきました。汚れてもポリ製なので乾いたのりをペロッとはがして使えるので便利です。
↑こんな感じです。6と7はスリットの切込みやくりぬく部分があるので注意します。
↑他のパーツもくりぬく部分をくり抜きます。特に8aは細くなる部分があるので注意します。
↑8bはかまぼこ型に貼り合わせます。
↑8bを2つ8aの裏側上下に取り付けます。(これは上下のワイヤーカッターのモーターのつもり)
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続けて机と椅子、オイルタンクと前部潜航舵をつくります。まずは潜航舵基部を作ります。
↑パーツは11~21。1ページと2ページにあります。
↑11は大きく2つに折って貼り合わせます。12a椅子は小さいのでピンセットで組み立てました。ひじ掛けをちょこんと貼り付けるとそれらしくなります。
↑12b机 と 12cオイルタンクも写真のように組み立てます。
ここから潜航舵を作っていきます。
↑かまぼこ状にした13に筒状にした16aを差し込み先端に16bを取り付けます。
この先組み立てで穴に差し込むという工作が多く出てきますが、最初から無理に差し込まずに①パーツの糊がしっかり乾いて強度が出た後で②細い丸棒やすりで穴を少しずつ広げて差し込むようにすると良いみたいです。
↑14を写真のように(ボケていますが)組み立てて13のところに貼り付けます。
↑15を14のところに貼り付けます。
↑こんな感じになります。
↑穴をあけて筒状にした17aに16aを差し込みます。上に蓋をするように17bを取り付けます。
↑差し込んだ16aの先端に16cを取り付けます。
↑18a~18eを切り取ります。18aは筒状に組みたてます。筒状にした18cに円錐状にした18dを取り付けます。
↑19lを筒状にします。
↑19lに18c+18dを差し込んで糊付けします。
↑19lに蓋をするように19bを取り付けます。18cの端を18eを取り付けます。
↑18aを差し込むようにして取り付けます。
↑最初に作っていたブロック(13~17)に差し込むようにして18を取り付けます。
↑18aの先端に18bを取り付けます。以上で潜航舵基部(左舷)ができました。
続けて潜航舵本体側の工作です。
↑パーツは20~21です。20a、20b、21b、21bは筒状に丸めます。
↑20aと20b、21bと21bを込み合わせます。20bの先端に20cを取り付けます。
↑21lは中央で折り端の部分だけに糊を付けて貼り合わせます。中が中空になる形です。
↑21lの付け根部分に20a+20b+20cを取り付けます。その後20lに21a+21bを取り付けたものを潜航舵に差し込むようにして取り付けます。20lの先端に15を取り付けます。以上で左舷側の潜航舵ができました。
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続いて右舷側の潜航舵です。
↑パーツは左舷側と同様です。
↑組み立ても左舷同様です。まとめられる「下ごしらえ」の工程はサクッとまとめてやっちゃいます。
↑13はハンドルが内側になるようにします。左舷と対象・鏡対象にならない部分です。気を付けてみてください。
↑こんな感じで組み立てていきます。
↑左右の潜航舵の部品がそろいました。11(床)に取り付けるのはまだ先になります。
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続いて錨と梯子です。
↑パーツは22から28が錨、29から30が梯子です。1ページ目にあります。
↑錨の巻取機。24aをかまぼこ型に組んだ22に差し込み接着。23aと23bを取り付けます。25を差し込むようにして取り付けたら前後に24bを貼り付けて出来上がりです。
↑錨の収納くぼみは26と27を写真のように組み合わせて作ります。
↑錨の本体は28aにコの字型に曲げた28bを貼り付けて作ります。
↑錨の本体をくぼみの部分に収めたらそれを巻取機のところに貼り付けます。
↑こんな感じになります。
↑梯子は29~330をそれぞれ裏表貼り合わせてくりぬき、タッチアップします。
↑小物がずいぶんできました。今日はここまで
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