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みんなどこか変わってるから大丈夫

2016-01-15

「原子力明るい未来のエネルギー」

ひとさまのtweetから…

双葉町 | 原発PR看板撤去 http://mainichi.jp/articles/20151221/k00/00e/040/145000c … 東京電力福島第1原発が立地し全町避難が続く福島県双葉町は21日、「原子力明るい未来のエネルギー」などの標語を掲げたPR看板2基の撤去を始めました。

f:id:mzponta:20151222164637j:image


今、核発電が「明るい未来のエネルギー」であると思ってる人は

多分、政府や電力会社の人しかいてないと思いますが(…と書きつつ、

ぼくは彼らだって、実はそんなことは微塵も考えてないんじゃないかと疑ってますけどね…)

政府与党や財界あるいは電力会社の間で「誰もやめようって言わないから…」なんていうアホみたいな理由で

彼らはこのまま惰性で核発電を続けていこうと考えてるようです


もちろん、日本が核発電を放棄しないのは、これまたいつまでたっても断念しない高速増殖炉と相まって

「(将来の)核武装能力を保持するため」という保守右翼層の秘めたる…というか、

もう、それはミエミエすぎて眩しいくらいですけど、あるいはまた、

アメリカが核発電放棄ドミノを許さない…ってこともあるのかも知れないし、

それ以前に、「核発電は儲かるから」…という、多分、最も強い動機があるのだろうと思います


でも、その動機がなんであれ、彼らはこれからも核発電を続けていく意思を明確にしてるのだから

建前上は「原子力(=核発電)明るい未来のエネルギー」という標語が生きているはずですので

この看板はそのまま置いておくか、再稼働を予定する核発電所…例えば、免震重要棟も造らないまま

再稼働にひた走る九電の川内原発の立地自治体などに移設するのがよいかと思います…




※リンク先の記事を読むと、双葉町はこの看板を廃棄せず、

「震災遺構」として「保存」する意向であるということなので

まぁ、立ち入りが制限される帰還困難区域にこの看板を置いておくよりも

人の目に触れるところに改めて設置するのもよいとは思いますけど

正確に言えば、この看板は「震災遺構」ではなくて「原発災害遺構」だと思うので

そこんトコはごまかさずに正確に記してほしいものです

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