ニュース詳細
全国のデパート年間売り上げ 4年ぶりに減少1月18日 16時59分
全国のデパートの去年1年間の売り上げは、外国人旅行者向けなどの販売が大きく伸びた一方、地方の店舗の売り上げが振るわなかったことから、4年ぶりに前年の実績を下回りました。
日本百貨店協会によりますと、全国のデパート238店の去年1年間の売り上げは、合わせて6兆1742億円余りでした。このうち比較可能な店の売り上げの総額は、その前の年と比べて0.2%減少し、4年ぶりに前年の実績を下回りました。
日本百貨店協会によりますと、「爆買い」と呼ばれ話題になった外国人旅行者向けの売り上げは大都市圏の店舗を中心に大きく伸びましたが、地方の店舗で主力の衣料品などの売り上げが振るわなかったことが影響したということです。
一方、先月の売り上げは、気温の高い日が多く、コートなど冬物の商品の販売が落ち込んだものの、化粧品や宝飾品などの売り上げの伸びが補う形となり、前の年の同じ月を0.1%上回って、2か月ぶりに増加しました。
日本百貨店協会は、「世界経済の先行きには不透明感があるが、中国からのリピーターや東南アジアからの旅行者の増加などで、引き続き外国人旅行者向けの販売は伸びが期待できる」と話しています。
日本百貨店協会によりますと、「爆買い」と呼ばれ話題になった外国人旅行者向けの売り上げは大都市圏の店舗を中心に大きく伸びましたが、地方の店舗で主力の衣料品などの売り上げが振るわなかったことが影響したということです。
一方、先月の売り上げは、気温の高い日が多く、コートなど冬物の商品の販売が落ち込んだものの、化粧品や宝飾品などの売り上げの伸びが補う形となり、前の年の同じ月を0.1%上回って、2か月ぶりに増加しました。
日本百貨店協会は、「世界経済の先行きには不透明感があるが、中国からのリピーターや東南アジアからの旅行者の増加などで、引き続き外国人旅行者向けの販売は伸びが期待できる」と話しています。