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上海株 値下がりで開始 その後は小幅な値動き
1月18日 11時59分

18日の中国・上海の株式市場は、市場の先行きへの懸念などから取り引き開始直後に売り注文が出たものの、その後は買い戻す動きも出て、代表的な株価指数は小幅な値動きとなっています。
中国・上海の株式市場は、年明けの取り引きから先週末までの2週間で代表的な株価指数である「総合指数」が、18%下落するなど株価の値下がり傾向が続いています。
週明けの18日も市場の先行きへの懸念が根強いことに加えて、先週末の欧米市場で株価が下落したことなどから取り引き開始直後は売り注文が出て「総合指数」は一時、2%近く下落し、去年6月以降、株価が下落傾向に転じたあとにつけた取引時間中の最安値を下回りました。
その後は、値下がりした銘柄を買い戻す動きも出て、「総合指数」は一時、上昇に転じ、日本時間の午前11時半現在では、先週末の終値と比べて0.3%の下落となっています。
市場関係者は、「投資家の冷え込んだ心理は大きくは改善されていないものの、このところ市場の懸念材料の1つとなっている通貨、人民元の値下がり傾向に歯止めがかかっていることなどが、一定の安心感につながっている」と話しています。

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