突然変異の動物10選

突然変異(mutation)とは？

ある集団の大多数の形質と異なる形質を持つようになることを突然変異と言います。「変化」を意味するラテン語を語源とし、英語ではミューテーション(mutatiion)、ドイツ語ではムタチオン（Mutation）と言います。

突然変異の原因は、これらが挙げられます。

• DNA複製の際のミス
• 化学物質使用によるDNAの損傷
• 放射線照射による染色体の変化・損傷

身近なところでいうと、ガン細胞（腫瘍）もまた、細胞がガン細胞に突然変異を遂げたことによる疾患ですね。

突然変異で生まれた動物ってどんなものか。

• 6本足のタコ
• 6本足のヤギ
• 前足がなく2足歩行の犬
• 双頭の蛇
• 3個体が繋がったカエル
• 鼻と口が２つある豚
• ベンガルトラの白亜種（ダウン症ではありません）
• 指が2本しかない猫（前足）
• 鼻と目が正面と側面にある猫

などの、突然変異の動物を集めた動画をご紹介します（6:58）

この中には、チェルノブイリの原発事故近くで発見されたものも含まれるそうです。
放射線がどれだけDNAに損傷を与えるのか？ということも感じますが、同時に、「突然変異ではない」ということが分かったものもあります。

ベンガルトラの白亜種は、ダウン症のホワイトタイガーではないか？と言われていたのですが、目の焦点に異常があるだけだったとわかりました。

ただしホワイトタイガー自体が、近親交配によって人為的なDNA操作が行われた結果、今日の頭数に至っているので、そう言ったことは虐待にあたり、やめるべきだとも言われています。皆様はどう考えられるでしょうか。