ナルシストとは違う「自己愛性パーソナリティ障害」の症状とは

心が健康な人であれば、誰でも多少は自分の事が好きなのではないでしょうか。それが少し人より強いと「ナルシスト」と言われてしまう事も…

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「自分のことが大好き」が、病的に肥大化して自分に対する誇大感を持つようになると、それは「自己愛性パーソナリティ障害」と呼ばれるようになってしまいます。

しかし案外、自分では分からないかもしれません

自己愛性パーソナリティ障害の傾向を持った人は、現代社会では多くなっています。ちなみに、女性より男性の方が多いという話です。
この病気の特徴をみてみると、意外と自分では気づかないものも含まれているかもしれません…

自己愛性パーソナリティ障害の特徴

  • 人より優れていると信じている
  • 権力、成功、自己の魅力について空想を巡らす
  • 虚栄心から嘘をつきやすい
  • 絶え間ない賛美と称賛を期待する
  • 自分は特別であると思っている
  • 人の感情や感覚を認識しそこなう
  • 人が自分のアイデアや計画に従うことを期待する
  • 人を利用しようとする
  • 劣っていると感じた人に高慢で横柄な態度をとる
  • 嫉妬されていると思い込む
  • 批判に対して過剰に反応する
  • 容易に傷つき、拒否されたと感じる
  • 脆く崩れやすい自尊心を抱えている
  • 感傷的にならず、冷淡な人物であるように見える

なぜ自己愛性パーソナリティ障害になってしまうのか

一説では、「母親からの共感を受けた経験が乏しいこと」が関連しているのではないかと言われています。

この心の病気は、まだこれといった治療法が確立していないため、治療が難しいようです。治療の目的としては、他者への共感、等身大の自分の発見や育成にあります。
周囲の人の対応としては、優劣を競ったり、直接的な批判や説教は避け、間違っても全ての要求を受け入れたりしないことが大切です。

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