バシャーモ - ポケモン育成論ORAS・XY
剣舞加速バトン わんぱくバシャーモ
2015/04/21 22:34:37
HP : 80
攻撃: 120
防御: 70
特攻: 110
特防: 70
素早: 80
閲覧:43199登録:8件評価:4.77(12人)
バシャーモ
【 ポケモン図鑑 】
- 性格
- わんぱく(防御
特攻
)
- 特性
- かそく
- 努力値配分(努力値とは?)
- HP:252 / 攻撃:4 / 防御:156 / 特防:12 / 素早:84
実数値:187-141-121-117-92-111 - 覚えさせる技
- つるぎのまい / バトンタッチ / がんせきふうじ / フレアドライブ
- 持ち物
- じゃくてんほけん
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考察
はじめに
この育成論はけーきさんのバトン特化バシャーモ育成論XY/818のフォークになります。
正確にはけーき様の育成論内にある調整案を発展させたものになります。調整案のためあまり語られず、こちらとは性格や努力値が大きく異なるため投稿させてもらいました。
こちらと合わせてそちらもご覧になった上で自身に合った調整をすることをお勧めします。
この育成論ではHP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さを順にH、A、B、C、D、Sの略称で表し、個体値はすべて理想値(ALL31またはC以外31)とします。
努力値の後の↑↓は性格補正を指します。
また一部で略称を使用しますのでご了承ください。
採用理由
- かそく、積み技のバトンによる抜きエースの補助
- 呼びやすいファイアローを予めリフレクターを張っておくことで処理できる
- リフレクターとひかりのかべを予め張っておくことで安定して積み技を使うことができる
特性
かそくで確定です。バトンなのでもうかにするメリットはありません。
構築について
フォーク元の育成論と同様にこのバトンバシャ構築でも壁バトンを前提にしています。「壁張り」「バトン」「エース」とパーティ単位の構築になるため相性補完の出来る裏選出を用意しておくと良いでしょう。
- 壁バトンとは?
- いたずらごころ持ちに脱出ボタンを持たせて、壁⇒攻撃される⇒バトン使うポケモン
- ひかりのねんどを持たせて壁⇒自主退場or交代⇒バトンを使うポケモン
今回は2のひかりのねんどの構築を推奨します。
理由ですが壁は「ひかりのかべ」と「リフレクター」の両方を張ることが望ましいからです。(1のパターンでは壁は「ひかりのかべ」「リフレクター」のどちらか1つしか使えません)
詳しくは後述の相性のいい壁役で記述します。
- このバシャーモの使い方
壁は予め他のポケモンで2種類とも張っておきます。
パターン1:1加速で相手を抜けず(まもる採用なら2加速)、尚且つ相手の攻撃を2回耐えられない場合。(メガボーマンダ、ガブリアス、ファイアローなど)
- がんせきふうじ
- バトンタッチ
壁ありで2回耐えられない攻撃はほぼ抜群の技なのでじゃくてんほけんの発動が見込めます。
もしじゃくてんほけんが発動しなくても相手のS↓味方S↑の状況を作れる為バトン先のエースでまず抜くことができます。
ただし相手のメガボーマンダがりゅうのまいをしてきた時はSを抜くことが出来ず、次にすてみタックルで確1おんがえしは乱数1になります。
パターン2:上記以外
ほとんどの場合こちらになります。
- つるぎのまいorビルドアップ
- 上記を出来るだけ、または必要なだけ行う
- バトンタッチ
相手の攻撃力に合わせて積んだらバトンタッチしてください。
加速バシャーモにはマヒ技がくることが多いのでその際は素早さと受けれる回数の把握に注意してください。
持ち物
この構築では基本的に弱点保険で確定です。耐久力の高いこの型は壁ありでほとんどの抜群技を耐えることができます。
他の候補「オボンのみ」「メンタルハーブ」「チイラのみ」「ラムのみ」※「きあいのたすき」
個々のメリット・デメリットがフォーク元に詳しく記述されていますので詳しくはそちらを参考にしてください。
※きあいのたすきに関してだけフォーク元に記述がない為補足しておきます。
メリット:積んだ相手や不意な急所でも1ターン行動出来る。
デメリット:ほとんどの攻撃を壁込みで耐えられるため無駄になることが多い。
ステータスについて
性格・努力値:わんぱくC↓B↑、努力値H252A4B156D12S84実数値:187-141-121-×-92-111
H:耐久力を上げるため最大
HB:壁ありでA↑252メガボーマンダすてみタックル確定耐え。これより威力の低い鉢巻持ちA↑252のガブリアスのじしんやファイアローのブレイブバードも確定で耐えます。
HD:壁ありで性格補正無し眼鏡持ちC252水ロトムハイドロポンプ最高乱数以外耐え
S:あまり。最速48族(メタモン)、準速58族抜き(アマルルガ)、4振り89族抜き
S+1ランク:最速98族(サザンドラ)、準速113族(ジャローダ)抜き
S+2ランク:最速145族、準速全て(デオキシス速除く)、準速スカーフ95族(ウィンディ)抜き
フォーク元と比べてASを下げて防御に大きく振った型になります。そのためこちらは受けの幅が大きく広がり、初手の積み技がより安定しています。
素早さの低さが他のバシャーモの型と比べて目立ちますがこれより素早さが欲しい場合はフォーク元の調整案も参考にして適宜調整してください。
調整案
Sに多く振った調整としてBを116まで削ってSを124まで上げた場合1加速で無補正S252メガボーマンダを抜けます。
更にDに振った調整としてSを4まで削ってDを92まであげた場合メガネ持ちC↑252水ロトムのハイドロポンプを確定で耐えます。
Sに多く振った調整としてBを116まで削ってSを124まで上げた場合1加速で無補正S252メガボーマンダを抜けます。
更にDに振った調整としてSを4まで削ってDを92まであげた場合メガネ持ちC↑252水ロトムのハイドロポンプを確定で耐えます。
技構成
- 確定技
バトンタッチ(遺伝技)
後続にランクを引き継ぎます。今回の構築には不可欠なので確定です。
状態変化(ほろびのうた、こんらん、やどりぎのたね)も引き継ぐので注意が必要です。
がんせきふうじ(技マシン)
素早さの調整技です。
加速バシャーモではまもるも素早さの調整に使えますがまもるを使って抜ける相手は最速98族までです。しかしがんせきふうじを使用した場合は全ての最速のポケモン(デオキシス速を除く)、最速スカーフ98族(サザンドラ)、※準速スカーフ112族(ペンドラー)まで抜くことができるためです。
また対ファイアローにおいてブレイブバードを受けてじゃくてんほけん発動によりHB252↑ファイアローを確1で倒せます。
じゃくてんほけんが発動しなくても確2で倒せます。
※正確には準速113族も抜けますが113族はジャローダのみで、夢特性があまのじゃくのため逆効果になってしまいます。その為準速スカーフ112族までと表現しています。
つるぎのまいorビルドアップ(技マシン)
かそくと合わせてバトンするために確定です。
どちらも一長一短あるためそこは各自で判断しましょう。
剣の舞:Aを2段階上げる
一度の使用で十分な攻撃力を得ることができます。
確定蘭はこちらです。
ビルドアップ:ABを1段階上げる
攻撃力の上昇はつるぎのまいに劣りますが防御があがる為、多く積むチャンスが生じます。またバトン先へのダメージを抑えることもできます。
- 選択技
フレアドライブorとびひざげり(レベル技)
技スペースが少ない為どちらか1つしか入れられません。
威力重視の跳び膝蹴り、無効が限定されるフレアドライブから選択です。
みがわり(技マシン)
状態異常、状態変化(こんらん、やどりぎのたねなど)を回避したり攻撃技の壁にします。
またこれも状態変化なのでバトンタッチで繋ぐことができます。
ほえる(技マシン)
強制交代技。
起点回避のためにあると便利ですが優先度がさがるので相手に行動を許すデメリットがあります。
ですが積みバトンが苦手とする強制交代技に合わせて打つことで相手だけを飛ばし、安全にバトンを行えます。
まもる(技マシン)
相手の攻撃を防ぐ技。
がんせきふうじと合わせて使うことで全ての最速スカーフ(デオキシス速を除く)を抜くことが出来ます。
初手まもるは読まれやすいので注意が必要ですが使いどころは多く、入れていて無駄にはなりません。
- 与ダメ
基本的にバトン優先のため実用性のあるものだけ載せます。
全てA2段階上昇(つるぎのまいorじゃくてんほけん)で計算しています。
この型は初手でつるぎのまいをするか抜群の技を受けてがんせきふうじをするのでこちらを基準に計算しています。
ランク補正なしの場合は記載されている数値の半分になります。
がんせきふうじ
無振りガブリアス 15.3-18% 乱数7回(22.1%)
H252メガガルーラ 25.5-30.2% 確定4回
H252メガボーマンダ 42.6-50.5% 乱数2回(1.2%)
H252メガゲンガー 38.3-45.5% 確定3回
H252メガリザードンX 35.7-42.2% 確定3回
H252メガリザードンY 95.1-112.4% 乱数1回(62.5%)
H252ウルガモス 106.3-125% 確定1回
HB252↑ファイアロー 103.8-123.2% 確定1回
HB252↑ギャラドス 44.6-52.5% 乱数2回(17.2%)
H252メガギャラドス 24.8-29.2% 乱数4回(99.9%)
いかくを受けてAランクが変動した場合のダメージ計算も載せておきます
−A1(いかく受け時)
HB252↑ギャラドス 15.8-18.8% 乱数6回(83.7%)
H252霊獣ランドロス 10.2-12.2% 乱数9回(52.6%)
+A1(いかくからのつるぎのまいorじゃくてんほけん)
HB252↑ギャラドス 33.7-39.6% 確定3回
H252霊獣ランドロス 22.4-26.5% 乱数4回
+A3(いかくからのつるぎのまい+じゃくてんほけん)
HB252↑ギャラドス 55.4-65.3% 確定2回
H252霊獣ランドロス 37.2-43.9% 確定3回
−A1(いかく受け時)
HB252↑ギャラドス 15.8-18.8% 乱数6回(83.7%)
H252霊獣ランドロス 10.2-12.2% 乱数9回(52.6%)
+A1(いかくからのつるぎのまいorじゃくてんほけん)
HB252↑ギャラドス 33.7-39.6% 確定3回
H252霊獣ランドロス 22.4-26.5% 乱数4回
+A3(いかくからのつるぎのまい+じゃくてんほけん)
HB252↑ギャラドス 55.4-65.3% 確定2回
H252霊獣ランドロス 37.2-43.9% 確定3回
フレアドライブ
HB252↑メガフシギバナ 54.5-64.2% 確定2回 (特性あついしぼうで計算しています)
H252メガガルーラ 75.5-89.2% 確定2回
H252メガゲンガー 113.8-134.7% 確定1回
HB252↑ギルガルド盾 104.2-123.4% 確定1回
HB252↑ナットレイ 212.2-251.9% 確定1回(A上昇無しでも確定1)
とびひざげり
HB252↑ポリゴン2 91.7-109.4% 乱数1回(56.3%)
- 被ダメ
全て壁有り(ダメージ半減)で計算しています。
A252↑霊獣ランドロス じしん 54.5-64.2% 確定2回
A252鉢巻ファイアロー ブレイブバード 59.4%-70.6% 確定2回
A252鉢巻ガブリアス じしん 67.9%-80.7% 確定2回
A252↑メガボーマンダ すてみタックル 84-99.5% 確定2回
A252↑メガガルーラ ねこだまし 9.6-11.8%
A252↑メガガルーラ すてみタックル 28.9-34.2 確定3回
A252↑メガガルーラ じしん 32.6-38.5% 確定3回
(メガガルーラの確定数はおやこあい込みで計算しています)
A252↑ギャラドス アクアテール 43.9-51.9% 乱数2回(13.3%)
A252↑メガギャラドス たきのぼり 45.5-54.5% 乱数2回(51.6%)
A252↑マリルリ たきのぼり 44.9-53.5% 乱数2回(35.2%)
A252↑マリルリ アクアジェット 22.5-27.3% 乱数4回(32.9%)
A252↑+6ランク※マリルリ アクアジェット 93-110.2% 乱数1回(37.5%)
※はらだいこ使用によるAランク+6(最大)で計算
(マリルリは全て特性ちからもちで計算しています)
C252メガゲンガー ヘドロばくだん 32.6-38.5% 乱数3回(99.3%)
C252↑メガサーナイト サイコキネシス 70.6-83.4% 確定2回
C252↑メガフーディン サイコキネシス 73.8-87.2% 確定2回
C252↑水ロトム ハイドロポンプ 62.6-73.8% 確定2回
C252メガネ持水ロトム ハイドロポンプ 85-100% 乱数1回(6.3%)
相性のいい壁役
基本的にひかりのねんどを持たせた両壁持ちを推奨します。理由は加速バシャーモは初手まもるが有名な為、相手が有利な場合を除き高確率で有利なポケモンに交代します。その為壁1枚では対処できない場合が起こりやすくなっているからです。
また壁の持続性が増す為、時間を掛けて積むことができます。
- 水ロトム
ただしSが低い為先に壁を張ることが難しく、壁を2枚張れないこともある。
また起点にされると防ぐのが難しい。
- ニャオニクス
あくびが使えるため起点になるのを防ぎ、苦手な相手を流すことが出来ます。
- クレッフィ
変化技が豊富で壁張り以外の仕事も可能です。
耐性面が優秀ではあるが地面に弱く、交代したバシャーモに地面技が刺さる危険があります。
- ラティオス
挑発をもらいにくく受けてもりゅうせいぐんの火力が高い為相手に負担を掛けれます。
- エーフィ
挑発ステロ宿木はじくので、後続につなげやすい。
あくびが使える為起点になるのを防ぎ、苦手な相手を流すことができます。
- アグノム
技は優秀ですが、素の耐久力が低くH252だけだと鉢巻アローのブレバで乱数で落ちます。
また他の壁張りポケモンに比べて挑発をされにくい。
相性のいい抜きエース
メガガルーラ
おやこあいにより襷、がんじょう貫通+AS上昇により自分よりはやいアタッカーや物理受けを難なく突破できます。
テンプレの流用でも十分ですがお勧めの技構成は「からげんき」「いわなだれ」「じしん」「かみくだく」になります。
バトンでS上昇のため「ふいうち」の必要性が薄く、A上昇により「ねこだまし」がなくても十分1ターンで仕留められます。
また「すてみタックル」は反動が痛い上にオーバーキルとなりやすいです。
注意すべき点はゴツメ持ちといかく持ちです。特に両方を備えているゴツメ持ちギャラドスには注意が必要です。
メガヘラクロス
同じく連続技使いです。
こちらはゴツメを食らわない点が優れていますがバシャーモ同様飛行タイプに弱いためバトン時に大きなダメージを負う危険があります。
相手が飛行タイプの時はバシャーモの岩技で処理してからバトンしましょう。
またファイアローには先制でブレイブバードを撃たれるため注意が必要です。
メガギャラドス
上記の2体と違い連続技を持たないため襷に受けられますがバシャーモとの相性補完が良いためバトンの際のダメージを抑えることができます。
また特性かたやぶりによりてんねん、がんじょうなどを無視して攻撃することが出来ます。
苦手な相手
- へんしん:メタモンが相手に居る時はこの構築では勝てませんので裏選出を使ってください。バトン後のエースがコピーされます。
- 挑発、アンコール:前提となる両壁が張れなかったり積み技、バトンタッチが使えなくなります。特にいたずらごころ持ちは加速しても抜けないため注意が必要です。(ボルトロス、エルフーンなど)
- 強制交代技:ほえる、ふきとばしなど。積み技がリセットされ壁のターンも消費されます。(カバルドン、エアームドなど)
- ほろびのうた:一部のメガゲンガーなどが採用しています。ほろびのうたもバトンタッチで引き継がれるので非常に危険です。
- 催眠技持ち:選出が限られる為対策が難しいです。みがわりで防ぐことが出来ますが加速していないとSが足りません。(キノガッサ、ドーブル、フシギバナなど)
- 回避積み:こちらが積んでいる間に攻撃が当たらなくなります。エースに必中技を持たせるかバシャーモにほえるを採用することで防げます。(ピクシーなど)
- てんねん、すりぬけ:数は少ないですがこちらのランクの影響を受けないてんねん(ピクシーなど)と壁の影響を受けないすりぬけ(シャンデラ、クロバットなど)は覚えておいた方が良いでしょう。
- つるぎのまいファイアロー、りゅうのまいメガボーマンダ:積まれてしまうとSを抜くことも攻撃を耐えることも出来ずにやられてしまいます。
上記に該当する相手との対戦では勝率が落ちたりそもそも勝ち筋がないことがあります。
無理せずに裏選出を使いましょう。
最後に
この構築は上手く決ればほぼ勝ちが確定するほどの力がありますが一度構築が崩れるとリカバリーは難しいです。また常に急所に当たる恐怖と戦わなければなりません。(急所に当たった場合、壁やランク補正が無視されるため)しかしそれを補ってあまりある魅力があります。わんぱくバシャーモは現在の対戦環境ではかなり数が少ないですが(PGLによれば2.6%)壁バトン構築においては他の性格よりも適していると思いますので興味の湧いた方は一度使ってみてください。
誤字脱字、計算ミスなどあればご指摘ください。
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